旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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再訪 唐招提寺・新薬師寺(5)

2016-12-01 22:45:05 | インターネット・パソコン・デジカメ
再訪 唐招提寺・新薬師寺(5)

 唐招提寺から新薬師寺に向かいます。

 車だと15分もかからないぐらいです。

 新薬師寺は、位置としては奈良公園の少し南側になります。
 時間があれば、奈良公園から歩いていってもいいでしょう。
 春日大社からぬけていく道もあります。

 車だと途中、道がちょっと狭いところもあります。
 門前の駐車場はごくわずかで、少し先の入江泰吉記念奈良市写真美術館
の方へ進むと、左側にゲートつきの駐車場があります。

 ここは一応有料ですが、1時間までは特になんの手続きもなく、無料で使えます。
 新薬師寺は小さいお寺ですので、1時間あれば十分、しっかり見られるかと思います。

 入り口を入って右側に小さな池。奥の建物が本堂です。


 このお寺は萩が多いですね。ここから少し山の方にあがって歩くと白毫寺という坂の上の小さい
お寺に出ますが、ここも萩が多いです。
 時期としてはもうちょっと遅いです。


 が、本堂前には少し残っていました。


 お寺に入って左側に行くと小さい池があり、橋がかかっています。
 奥の建物では、お寺の関係のビデオが上映されていました、


 池に落葉盛ん。


 この向こうに本尊や十二神将像がおかれています。


 新薬師寺は、現在こそこじんまりとした境内のお寺ですが、最盛期は四方400メートル以上の官製の
巨大寺院だったそうで、現在の奈良教育大のあたりからも遺構が出土しています。

 本尊の薬師如来の「どんぐりまなこ」は独特で、なかなかに魅力的。

 粘土でつくられた塑像の十二神将が本尊の周囲を取り囲んでいます。
 中でも怒髪天を衝く、憤怒の表情のバサラ像はよく知られています。

 像にわずかに残る塗料の分析等から、つくられた当初の色を再現した画像が展示されていますが、
それを見ると、仮面ライダーもびっくりの多色の像となっています。

 位置としては東大寺などからは少し離れていますが、静かな雰囲気の中で、こうした仏像に向き合う
のもよいものです。私は、個人的にはそうすることを通して、父と向き合っているところもあります。

おわり。



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