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IRセミナー 2924イフジ産業 堅実で悪くない

2017-07-12 10:37:31 | 株式投資・資産運用
IRセミナー 2924イフジ産業 堅実で悪くない

昨日は大阪でのIRセミナーに行ってきました。このセミナーは日本証券アナリスト協会が主催するものです。

IRセミナーの多くは証券会社が主催、あるいは証券取引所が主催するものですが、
日本証券アナリスト協会も定期的にIRセミナーを実施しているようで、次回は8/7-10まで実施されます。
興味のある方は検索してみてください。

場所は大阪の谷町四丁目の角にある大阪銀行協会という建物の大会議室でした。
天満橋まで京阪、そこから地下鉄谷町線というルートで初めていきました。
大阪は、ピンポイントでここに行けということなら調べて行けますが、全体の地理、地図が頭の中に入っていない
ので、そこから別に場所に行けと言われても、すぐにはどうしたらいいかわかりません(^_^;)。
京都市内なら道も縦横ですし、大丈夫ですけどね。

なお、セミナー全体の感じはあっさり、すっきりとしたもので、主催者の資料が少しおいてあるぐらいで、席には水もお茶も
筆記用具もありません。まあ、そういうのはなくてもいいですけどね、内容の進め方とかがちゃんとしていれば。

私自身は例によって最前列に座り、全体の質問の時間に聞くか、あるいは、終わってから、前のプレゼンターの
ところに行って質問したりしておりました。

質問するつもりで聞く方が、眠くなったりもしませんし、あこれ考えながら聞くということになるので、自分の
印象にも残ります。実際に質問するかどうかは別にして、こういう意識で話を聞いてみるのはおすすめです。

全体の中で挙手するような形で会場で聞きづらければ、自宅に帰ってネットで企業のサイトを探し、上場企業の
場合はIRの問い合わせ先も掲載されていると思うので、メールかサイトのフォームから思ったことを聞いてみる
というのもよいと思います。

さて、2924イフジ産業です。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2924.T&d=1y

結論から先に書くと、堅実で悪くないと思います。しかし、強い積極的な魅力に欠けるとも言えます。

まあ、食品関係ですから、例えば電子部品のように一気に需要が伸びて利益が急伸するようなことはありません。
逆に急落することも想定しづらいです。

事業内容は液卵の製造販売です。調味料関係の会社もM&Aで取り込んでいますが、主体は液卵。

液卵というのは卵を割って、それを様々な形で加工して販売するということで、業務加工用の液卵として、
シェアはキユーピーに続いて全国2位、比率は11%程度ということでした。販売先はパンとか洋菓子の業界向けというのが
多いそうです。

なお、これは知りませんでしたが、地元の井手町に大きな関西事業所があります。開設されて15年くらいになるのかな。
例えば、ここから出荷されたものが宇治市槙島のヤマザキパンの工場にいったりしているのかもしれません。

あ、関係ないけど、鶏鳴新聞という新聞があるんですね。今、ネット検索をしていたら出てきました。
専門紙って、あれこれ面白いものがありますね。
こちら→http://www.keimei.ne.jp/

戻って、全体としての販売数量は一気に年間で10%以上伸びるようなことは食品でもあり、ごくまれですが、
年々確実に増加しており、業績的にも2017.3は過去最高の純利益、2018.3の予想は特別利益が減る分やや純利益は減り
ますが、全体としは堅調な予想となっています。

ただ、東証一部上場で株価が上昇したこともあり、PERや配当+優待利回りが極端に割安といったこともないです。

買うのであれば、日経平均が大きく下落し、それに連れ安したようなタイミングからがいいかと思います。
100株単元で株価が3桁であれば10万以下で買えますので、分割売買にも適しています。

ここの話で興味深かったのは、卵の価格のこと。

卵の価格は相場商品で、価格は時期によって上昇したり下落したりします。

で、例年の基本的なパターンだと、夏には需要減退ということもあり安く、そこから、秋、年末に向けて上昇し。
年明けはまたやや安く始まって、春先にかけて上昇、そこから夏場にかけて下落。

基本的にこのパターンを繰り返す傾向がありますが、時々、突発的にこのパターンにあてはまらない上昇、下落があったり
します。

では、卵を買う方としてはどうすればいいか。とりわけ卵を加工し相応の期間、保存も可能な食品に加工していくこの会社
の立場からいえば、株式投資と同じで「安く買って高く売る」ことができれば、一番いいわけです。
ただ、これも株式投資と同じで、そこを最初から狙っていってうまくいくかというと、そうはならない場合もあります。

あ、イフジ産業は自分のころで養鶏場を持って卵を生産しているわけではなくて、これは買うわけですね。

ですから、このあたりのリスクヘッジとして契約している養鶏場を相当程度持ち、ここからは基本的には卵価格の変動に
関わらず一定の価格で卵を買い入れるようにもしているということで、これは四季報のコメントにも書いてあります。

あと、卵の価格が安ければいいということでは必ずしもなく、逆に高ければいいということでもない。

高いと仕入れ価格が上昇し、販売価格も上昇する、となると全体の売上高は見た目には大きくなるが、別にそれで利益、値幅
が大きくなるかというとそうとも言い切れない。

逆に、卵の価格が安いと仕入れ価格は下落、販売価格も下落。となると、売上高は名目上減少します。が、利幅が同じだと
すると低い売上高で同じ利益があがることになり、売上高比の利益率は卵の価格が高い時よりも名目上はよくなったりする
わけです。

今後の課題としては、成長の速度を早めるためにはやはりM&Aで3位以下の同業他社を取り込むということだと思います。
社長はまずはアライアンス、業務提携等からということでそれは既にすすめている部分がかなりあるということを言われていま
した。それはそれでいいのだろうと思いますが、今後、スピード感を持って一気にM&Aをすすめるような判断を求められる
こともあるかと思います。その時は躊躇なく進んてほしいという感じがします。

IRセミナーとしての改善点2つ。

決算短信のペーパーが資料に入っているのはいいのですが、表紙の数字が掲載されている紙1枚だけです。

中味まで読み込む人は少ないかもしれませんが、数字だけでなく定性的な情報等も掲載されていますし、そんなにすごく多い枚数
にはならないと思うので、資料としては決算短信全部を入れておくのが適当でしょう。

この日のIRセミナーの最後の大阪有機化学工業さんは全文掲載の短信がちゃんとはいっていました(逆に短信をまったく入れない
ところも結構あったりしますけど)

次、個人投資家向け会社説明会資料。
内容は幅広くてそれ自体はいいのですが、色使いがあまりに多すぎで逆に見にくいところが私はありました。
カラー写真などはいいですが、図表や文字の部分などはもうちょっと使う色を少なくして、特に強調したい部分
のみ色を使うなど、見せ方の工夫があった方がいいでしょう。例えば資料の6-9ページとか業績関係のページなどは、色が多すぎて
逆にどこがポイントなのかわかりづらいです。

全体のセミナーの運営としては、私なんかは聞けなかったら終了直後に前に行ってあれこれ聞いてしまいますが、
それがしにくい方もあるでしょうから、ロビーに企業のミニブースでもつくって、セミナー終了後、最後までずっとでなくてもいい
ので一定の時間はそこで直接質問等もできるような形にした方が、よりIRセミナーとしての充実度が増すと思います。
別にそんな大げさなことでなく机1つでいいと思います。

プレゼンの後、社長さんにここのブログ紹介の名刺も渡したので、この記事は会社の方にもお知らせしておきましょう。

さて、リアクションはどうでしょうか?(知らせても全くリアクションがなかったのがユーグレナ(^_^;))。


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