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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

音取り

2014-09-24 14:02:20 | 合唱

「音取り」と呼ばれる、練習があります。

皆が集った段階でパートごとに、音符の音をなぞっていきます。

 

合唱団によっては、この音取りにも差があります。

自身で、ざっと音を取っていかないと練習についていけない団。

指導者がパートごとに楽譜の頭からきちんとさらっていく団。

正指揮者は、アンサンブルから始めるので、パートごとの音取りは、パートリーダーが受け持ち、音取りをしていき、団内指揮者がアンサンブルの練習を受け持つという団もあります。

 

合唱は、一人で歌うところは、ほとんどありません。

ほぼ、合唱になるので、一人ひとりの音取りの習得具合によって、練習が濃いものになったり、うすっぺらなものになったりします。

 

週に1度の練習。

合唱を主とする練習ならば、初見できちんとアンサンブルまでできますという人はともかく、

そうでない団員は、せめて、ざっと、さらってみるとか、音源で予習をしておくとか、歌うパートにマーカーをしておくとか、演奏記号にマークしておくとか、さっとでも目を通しておくと練習が違ってきます。

初めての楽譜。

一週間たっても「さら」の状態で、練習に臨むことは控えて欲しいと思います。

 

某、指導者は、「音取りに時間を取られるのはもったいない」と呟いておりました。

「音取りは、単なる音取り。それ以上にはならない」とも。

台本を持つ役者は、暗記することをまず、第一に考えるそうです。

そして役作りをしていくのだそうです。

 

演出家から一つひとつ指示を受けているわけではないそうです。

楽器を持った演奏家も、自分のパートは何度も弾いたり吹いたりして練習に臨むそうです。

同じ演奏家でも合唱となると、なぜ、指導者お任せになってしまうのでしょう。

 

もう少し前向きな参加の仕方を取り入れて欲しいと思います。

 

「あなたの楽譜は書き込みありますか?」



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