ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

合唱でのカンニングブレス

2013-12-11 05:54:51 | 合唱

ブレスには、「すぅ」「すっ」「すう」の他に、合唱には必須ともいえるカンニングブレスというものがあります。

 

ブレスしたことが、他の人には、気づかれないように、そっと行うものと、されています。

合唱を始めたころに、「カンニングブレス」と聞いて、何やら、「カンニング」という言葉に、後ろめたいような気にさせられました。

「カンニング」という言葉に、今でも、多少の拒否感があります。

 

しかしながら、長いフレーズの時は、必須ともいえる行為となります。

「一息に聞こえるように」と言われるときもあります。

 

目立たない、方法というものにも、テクがあって、パートのなかで、皆が一度にしない。

 

見立ちにくい個所でそっと息をするというように、どこでブレスをするか、お隣さんのブレスの場所と、同じにならないように、

気を使います。

実のところ、このそっとするブレスは、「PP]や「PPP」の時にも使えるということがわかりました。

 

演奏を聴いていると、フレーズの合間に、演奏者のブレスが、もろに聞こえてしまって、がっかりすることがあります。

 

しずかな、静寂のなかからかすかに聞こえてくる歌、というときに、「すっ!」と聞こえたら幻滅です。

「ff」の時でも、このブレスがすごく耳障りに聞こえることがあるのです。

なので、ブレスは、極力音がしないように、心がけています。

 

指揮者の重みのあるブレスは、演奏への意気込みのように聞こえてきて、聴いているものにも緊張が走ったりすることが

あります。

 

しかしながら、指揮者でない、音を出す演奏者は、余計な音を出してはいけないのではないかと、思っています。

鼻から吸うのではなくお腹で吸うようにすると、音がもれることはありません。

お腹でするブレスを、どうか体得してください。

 

 



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