Duke-MBAの日々

Duke大学MBA(Fuqua)の学生達が、ダーラムの生活情報、授業の感想など、日々のこぼれ話を紹介します。

Management of Health Systems and Policy

2008-01-13 23:05:15 | 授業紹介(選択)
先週1週間、Management of Health Systems and Policy(Spring 1のElective)の授業で、Washington D.C.に滞在してきましたので、その概要を紹介します。

この授業は、公的部門と民間部門が複雑に入り混じっている米国の医療政策・ヘルスケアシステム、特にPrivate・Public間のDynamicsについて学ぶコースで、Washioton D.C.のDowntownにあるコンサルティング会社の会議室での講義の他、WhiteHouse近くのOffice of Management and Budget, Council of Economic Advisers、WorldBank、キャピタルヒルの議会・議員会館・厚生省(DHHS)、メリーランド州Silver SpringにあるFood and Drug Administration (FDA)とBethesdaにあるNational Insititutes of Health(NIH)などを訪問し、それぞれの機関で働いている人からのLectureを受けDiscussionを進めていきました。

内容的には、
・Legsilative Branch, Executive Branch, Judicial Branchの役割
・Department of Health & Human Services(DHHS), Food and Drug Administration (FDA), National Insititutes of Health(NIH), Center for Medicare and Medicaid Services(CMS), Office of Management and Budget, Council of Economic Advisersの役割
・議会(Congress, Conngressional Budget Office)の役割
・WorldBankにおけるInternational Finance(途上国の医療施設支援)
・国防総省の医療提供体制
・業界団体(Phrma、AdvaMed)、市民団体(Public Citizen)のAdvocacy
・米国の医療制度の問題点、現在の医療制度改革に関する議論、Democlats・Repubilicanや各大統領候補の主張
などについて、幅広くカバーするものでした。

また、夜のSocialize系イベントでは、ESPN ZoneでのDukeバスケ観戦、元CongressmanのBill Gradison邸でのWine Partyもあり、参加者同士やProfessorでHSM CourseのDirectorであるKevin Shulmanと話す機会にも恵まれていました。

個人的に特に印象に残ったのは、

・DHHSのSecretary’s Command Center(危機管理センター)訪問:テロや災害を24時間モニターしている部屋
・国会議事堂見学:通常のガイドの解説に加え、案内してくれた元Congressman Bill Gradison直々の追加解説、普段行けない場所の訪問もあり
・NIHのNIAID(感染症・アレルギー関係)のDirectorであるDr. Anthony Fauciの講義:Dr.Fauciは論文を1100報以上Publishしている科学者で、HIV/AIDSを米国で世界に先駆けて発見するきっかけとなった話などを、カリスマ的指導者を感じさせる語りっぷりで聞かせてくれました

でしたが、参加者の多くがアメリカ人であることもあり、現在予備選挙が行われている大統領選挙における各候補者でのHealthcareに関する提案についてのLecture/Discussion(候補者の一人であるSenator Barack Obamaの事務所メンバーのLectureもありました)もかなりの盛り上がりを見せていました。

参加者は、DaytimeMBAが25人(MajorityはSecond Year)の他、WeekendMBA, MedicalSchool, LawSchool, UNC-School of Public Healthを含め総勢40名で、うちInternationalは5人だけ(インド3人、台湾人1人、日本人1人)だったため、英語漬けの環境におかれるという点でも貴重な1週間でした。

このコースは、GATE、毎週のHealthcare Seminorなどと同様、OverLoadにカウントされないため、他に3科目(9 Credit)、Spring1で受講することができます。ただし、この1週間のDC訪問の他、今後、週1回のセミナー(Case Disscussion)に毎回提出するケースライトアップ、チームプレゼンテーション1回と、最後のレポート(15〜20枚)もあるので、それなりに負荷はある感じです。

私は日本にいたときから米国の医療制度をいろいろ調べていた経験もあって、今回の話の内容にもわりとついて行け(大統領選についてはあまり関心がないので難しかった、、、)、いろいろ新たな知識が得られたこと、なかなか訪問できない機関に訪問して直接話が聞けたこと(DHHSのDeputy Secretary、FDA,NIH,CBOなどのDirectorに質問・Discussionができることなんて、そうそうないと思われます)、HealthCareに興味のある学生同士で英語漬けの環境におかれたことなどから、MBAに来た価値(金では買えないOppourtunityのようなもの)を今までで最も感じた非常に有意義な1週間でした。

米国のHealthcare Systemに関する知識がある程度あって、米国のHealth Policy・制度とビジネスの関係に深い関心を持っている人におすすめのコースだと思います。

P.S. DHHSでは、Medicare Part D(処方箋薬をカバーする公的医療保険)のPRグッズがおみやげでみんなに配られていましたので、教材と一緒に写真を載せてみます、、、

Max
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キーワード
HIV/AIDS 大統領選挙 公的医療保険 国会議事堂 危機管理センター メリーランド州 医療制度改革 コンサルティング会社
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