Mustangです。今日は、主に2年生が履修する選択科目のDuke New Venture Clinicという授業を紹介します。
この授業は、Duke大学内で開発されたある技術について、ビジネスプランを作成し、最終的にVC(Venture Capital)に向けてプレゼンするというプロジェクトタイプの授業です。一般の授業と異なり、term1,2の連続履修必須でじっくりと取り組む内容になっています。以下は、授業半ばでの感想ということをお断りしておきます。
ビジネス化を担当する技術は、授業前に提出したレジメにもとづいて、担当の教授が割り当てます。4〜6人のチームで、1つの技術を担当します。それぞれのチームは、異なる技術を割り当てられます。Duke大学が医療系に強いことから、テーマもその方面が多くなっています。私が当たったのは、今回ただ1つ医療系でない、コールセンター用音声認識でした。
このテーマ自体は、業務で音声認識に関わっていたこともあり、正直なところ「他のものをやってみたかった」と思わないでもありません。しかしながら、そんなことはさておき、久しぶりに実ビジネスに携われる楽しさを満喫しています。
この授業を受けるまで、入学してから1年間、すっかりビジネスから離れて自分がボケている感じがしていました。もちろん、他の授業でもケースという形で実ビジネスを話題にはしますが、そこで求められる考察はあくまでも授業のテーマに沿ったものです。マーケティングの授業で、製品技術の考察をすることはありません。
その点、この授業では、技術をどう展開していくか、想定顧客は何と言っているか(実際に電話したり訪問して話を聞きます)など、あらゆる面から課題にアプローチする必要があり、実ビジネスの面白さと難しさをふんだんに味わえるようになっています。
一方で、実プロジェクトタイプの授業は、フォーマットがなく、よくいえば裁量に任されている、悪く言えば放置という場合があります。しかしながら、この授業はあらかじめフォーマットがしっかり決まっており、5回のプレゼン(技術調査、市場調査、など毎回テーマが決まっている) を経て最終的なビジネスプランを作るようになっています。また、プレゼンが行われない授業時間は、チームごとに教授との面談が設定されており、ゴールに向けてきちんと指導してもらえます。
教授はJon Fjeldという、ベンチャー企業の経営を含め、実業界で長年の経験を持つ人です(Vitaを確認したら、哲学でPhDを取得し教壇にも立って、その後にIBM に就職しているという変り種ですが……)。この教授の、経験から来るアドバイスがなかなかタメになり、自分が職場でやっていたことを色々と反省させられます。
たとえば、ある調査会社によるレポートの市場規模予測を引用してプレゼンの冒頭に使用したことがあるのですが、「その市場規模はハードを含むのか、それともソフトだけか」という質問を受け、答えられないでいると「ロジックが曖昧な数字を出してはいけない。そうすると、煙に巻こうとしているとVCに思われる。逆にまず自分たちのロジックを説明して、最後にそのロジックから求まる数字を挙げるべきだ」と指摘されました。
社内でビジネスプランを作るときに「市場はこんなに大きいです。だからこの市場を狙います」という論法、使ってませんか? その論法では、VCには門前払いを食らうというのは、言われてみれば当たり前ながら、非常に感心してしまいました。
この教授は、Term 3には通常の授業としてEntrepreneurial Execution/Planningというものも持っています。これもぜひ取ってみたい、と思っているところです。
この授業は、Duke大学内で開発されたある技術について、ビジネスプランを作成し、最終的にVC(Venture Capital)に向けてプレゼンするというプロジェクトタイプの授業です。一般の授業と異なり、term1,2の連続履修必須でじっくりと取り組む内容になっています。以下は、授業半ばでの感想ということをお断りしておきます。
ビジネス化を担当する技術は、授業前に提出したレジメにもとづいて、担当の教授が割り当てます。4〜6人のチームで、1つの技術を担当します。それぞれのチームは、異なる技術を割り当てられます。Duke大学が医療系に強いことから、テーマもその方面が多くなっています。私が当たったのは、今回ただ1つ医療系でない、コールセンター用音声認識でした。
このテーマ自体は、業務で音声認識に関わっていたこともあり、正直なところ「他のものをやってみたかった」と思わないでもありません。しかしながら、そんなことはさておき、久しぶりに実ビジネスに携われる楽しさを満喫しています。
この授業を受けるまで、入学してから1年間、すっかりビジネスから離れて自分がボケている感じがしていました。もちろん、他の授業でもケースという形で実ビジネスを話題にはしますが、そこで求められる考察はあくまでも授業のテーマに沿ったものです。マーケティングの授業で、製品技術の考察をすることはありません。
その点、この授業では、技術をどう展開していくか、想定顧客は何と言っているか(実際に電話したり訪問して話を聞きます)など、あらゆる面から課題にアプローチする必要があり、実ビジネスの面白さと難しさをふんだんに味わえるようになっています。
一方で、実プロジェクトタイプの授業は、フォーマットがなく、よくいえば裁量に任されている、悪く言えば放置という場合があります。しかしながら、この授業はあらかじめフォーマットがしっかり決まっており、5回のプレゼン(技術調査、市場調査、など毎回テーマが決まっている) を経て最終的なビジネスプランを作るようになっています。また、プレゼンが行われない授業時間は、チームごとに教授との面談が設定されており、ゴールに向けてきちんと指導してもらえます。
教授はJon Fjeldという、ベンチャー企業の経営を含め、実業界で長年の経験を持つ人です(Vitaを確認したら、哲学でPhDを取得し教壇にも立って、その後にIBM に就職しているという変り種ですが……)。この教授の、経験から来るアドバイスがなかなかタメになり、自分が職場でやっていたことを色々と反省させられます。
たとえば、ある調査会社によるレポートの市場規模予測を引用してプレゼンの冒頭に使用したことがあるのですが、「その市場規模はハードを含むのか、それともソフトだけか」という質問を受け、答えられないでいると「ロジックが曖昧な数字を出してはいけない。そうすると、煙に巻こうとしているとVCに思われる。逆にまず自分たちのロジックを説明して、最後にそのロジックから求まる数字を挙げるべきだ」と指摘されました。
社内でビジネスプランを作るときに「市場はこんなに大きいです。だからこの市場を狙います」という論法、使ってませんか? その論法では、VCには門前払いを食らうというのは、言われてみれば当たり前ながら、非常に感心してしまいました。
この教授は、Term 3には通常の授業としてEntrepreneurial Execution/Planningというものも持っています。これもぜひ取ってみたい、と思っているところです。










