
重く、すぐには気持ちが切り替えられないほど、衝撃的でした。
アメリカが5日で終わると思っていた戦いを
36日も持ちこたえた日本人たちの話です。
下っ端の西郷を通して語られる、硫黄島での壮絶な戦いの現実。
西郷が、上官に体罰を与えられているところへ降り立った栗林中将。
「貴重な兵を傷つけるな」と言い、
自らの足で島を歩き回り作戦変更をする合理性と
物資の不足や戦況の悪化を受け止める現実的な栗林。
今までの精神論だけで乗り切ろうとする上官とは、全く違っていました。
彼でなければ、とても持ちこたえられなかったのがよくわかります。
栗林はとても家族想いで、その様子が手紙によって引き出されていました。
彼の家族は画面には出てこないのですが、
どんなに家族を案じていたかが想像ができます。
西郷もまた、妻やまだ見ぬ娘を思い、手紙を書き続けます。
残してきた家族を思う気持ち、戦地へ送った夫や息子を思う気持ちは
誰しもが抱いた思いです。
実際、残されていた手紙には、そんな思いがあふれているのでしょう。
バロン西が助けた米兵の持っていた手紙も
母親からの息子を思いやる内容で、
日本兵も自分たちの母と同じだと気づかされます。
「自分たちが一日でも長く持ちこたえれば、本土がそれだけ守られる」
という栗林の指揮で戦い続ける日本軍。
しかし、現実は擂鉢山のように抵抗もむなしく
落とされてゆき、自害を強要されます。
残り少ない手榴弾で自らの命を絶つ兵士たちの様子は、
あまりにむごく目を背けたくなります。
その中で、西郷は最後まで生き延びて行きます。
軍国主義の伊東中尉も結局は死に切れず捕虜となり、
投降した元憲兵・清水も見張りの米兵に
見張りが面倒というだけで殺されてしまいます。
正常な判断ができず、なんでもありの状況は怖ろしいことです。
アメリカを正当化しないこの作品は、
イーストウッド監督の力量と
強い反戦の意思を感じさせてくれました。
キャスティングも素晴らしいものでした。
渡辺謙はもちろん、二宮和也がちょっと覚めた視線でみている
現代の若者のような日本兵を好演していたと思います。
中村師童の憎憎しい演技もさすがだと思いました。
アメリカが5日で終わると思っていた戦いを
36日も持ちこたえた日本人たちの話です。
下っ端の西郷を通して語られる、硫黄島での壮絶な戦いの現実。
西郷が、上官に体罰を与えられているところへ降り立った栗林中将。
「貴重な兵を傷つけるな」と言い、
自らの足で島を歩き回り作戦変更をする合理性と
物資の不足や戦況の悪化を受け止める現実的な栗林。
今までの精神論だけで乗り切ろうとする上官とは、全く違っていました。
彼でなければ、とても持ちこたえられなかったのがよくわかります。
栗林はとても家族想いで、その様子が手紙によって引き出されていました。
彼の家族は画面には出てこないのですが、
どんなに家族を案じていたかが想像ができます。
西郷もまた、妻やまだ見ぬ娘を思い、手紙を書き続けます。
残してきた家族を思う気持ち、戦地へ送った夫や息子を思う気持ちは
誰しもが抱いた思いです。
実際、残されていた手紙には、そんな思いがあふれているのでしょう。
バロン西が助けた米兵の持っていた手紙も
母親からの息子を思いやる内容で、
日本兵も自分たちの母と同じだと気づかされます。
「自分たちが一日でも長く持ちこたえれば、本土がそれだけ守られる」
という栗林の指揮で戦い続ける日本軍。
しかし、現実は擂鉢山のように抵抗もむなしく
落とされてゆき、自害を強要されます。
残り少ない手榴弾で自らの命を絶つ兵士たちの様子は、
あまりにむごく目を背けたくなります。
その中で、西郷は最後まで生き延びて行きます。
軍国主義の伊東中尉も結局は死に切れず捕虜となり、
投降した元憲兵・清水も見張りの米兵に
見張りが面倒というだけで殺されてしまいます。
正常な判断ができず、なんでもありの状況は怖ろしいことです。
アメリカを正当化しないこの作品は、
イーストウッド監督の力量と
強い反戦の意思を感じさせてくれました。
キャスティングも素晴らしいものでした。
渡辺謙はもちろん、二宮和也がちょっと覚めた視線でみている
現代の若者のような日本兵を好演していたと思います。
中村師童の憎憎しい演技もさすがだと思いました。











やはり感じることは共通ですね。クリント・イーストウッドの強い反戦の意志に感服しました。
重かったので、時間がかかりました。
観終わったあとにも話したけど、
エンドロールに”KEN WATANABE”と
出たときは改めてアメリカの映画だったんだと
思うほどでしたね。
これは日本映画では、逆立ちしたって出来ない事だと思います。
あと、不安だったジャニーズの二宮和也君の演技。
意外にも良かったですけど、考えてみればジャニーズの子達も、某宝塚とまではいかなくても、それなりの選抜があり、それなりの下積みがあるんですよね(笑)
先入観は良くないと改めて思いました(爆)
印象に残りました。
実際何をしても正当化されてしまう戦争の
恐ろしさですね。
あえてこの場面を入れた監督の意思が
感じられました。
二宮くんがんばりましたね。
気負いがなくいい演技でした。
コメント&TBありがとうございます。
アメリカ人も日本人も家族を思う気持ちは変わらない、同じ人間だということがこの二部作を通じて伝わってきました。
そういうことを忘れさせてしまう戦争が恐ろしいものであるということも。
日本人の俳優さんたちも、気負わずいい演技をしていましたね。
二宮さんいいですね。
「鉄コン筋クリート」の声も良かったです。
レスが2年越しになってしまいました。(^_^;)
私は劇場鑑賞したものしかブログには
エントリーしていないのですが、
この硫黄島2部作は昨年観た映画の中で
最も心に響いた作品でした。
ほんとに、俳優さんたちも素晴らしかったですね。
ふぴこママさんと同じく、手榴弾自殺のシーンはあまりにも辛く、そこで観るのをやめようと思ったほどです。でもこの歴史についてまるで知らなかったわたしは、せめて観て事実を受け止めようと最後まで観ました。そして観てよかったと心底思います。
二宮くんがうまくて驚きました!
硫黄島2部作のような気がします。
そして、私も観て良かったと思いました。
実際に戦争体験者が少なくなっている現在、
この事実を知り伝えることの重要さを
イーストウッド監督から教えられたように
思います。
二宮くん、童顔なのでちょっとどうかな?と
思ったのですが、上手かったですね。
他の俳優さんたちも、いい演技されてました。