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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

Beauty

2013-09-10 17:47:03 | DVD
【Skoonheid】

【2011年】 南アフリカ フランス ドイツ

アフリカーンス語の映画『beauty skoonheid』です。


2011年のカンヌ映画祭でクィアパーム賞を受賞しています。

2010年の第一回受賞作は『カブーン』
2012年の受賞作は『わたしはロランス』

監督さんはオリヴァー・ハーマヌ、カッコいい


        ≪こんなお話≫




フランソワ(ディオン・ロッツ)は、南アフリカのブルームフォンテーンでごく平凡な生活を送っています。ふたりの娘を持つ真面目な父、そして良き夫のフランソワ。ある偶然の出会が、全く穢れのない真面目な人生を揺るがします。旧友の息子、クリスチャン(チャーリー・キーガン)、23歳。それは誰が見ても、男盛りと呼ばれる男性の美を具現したかのような青年です。フランソワはひそかに心の紐を解き、激しい情熱と危うい欲望に身を任せます。自分に対する嫌悪の中で生きてきた彼が、ついにずっと押し殺してきた感情を露出させ、心の底でずっと探し求めていたもの ―喜び― をつかもうとするのです。
(カンヌ国際映画祭公式サイトの作品解説より)




フランソワは長女の結婚式で友人の息子のクリスチャンを見て、一目で夢中になってしまった。


クリスチャンのチャーリー・キーガン
 
2006年にはアバクロのモデルもしている超美形俳優
ディオン・ロッソと並んでいてもわかるように小柄だが、それが後でとても重要になる。


フランソワのディオン・ロッソ
イドリス・エルバの「Mandela: Long Walk to Freedom」では重要な役にキャスティングされていて、たぶん南アフリカでは有名な俳優さん
名前はわからないけど、すごく似てる人いるよね。


クローゼットゲイのフランソワは定期的に仲間たちと集まり楽しんでいる。
彼らは黒人青年を伴って現れた友人を追い払う差別主義者。
ダディシーンあり

他の男と遊んでもクリスチャンを忘れられず悩むフランソワ
外面は愛想がいいけど彼にはいつも不機嫌な妻は、どうやら浮気をしているらしい。



クリスチャンに会いたい衝動を抑えきれなくなったフランソワはケープタウンに行き、彼の家を訪ねる。
そしてストーカー

大学に覗きに行ったり、次女とビーチにいるのを妨害したり、行為は次第にエスカレートしてゆく。


ゲイバーで酔いつぶれたフランソワはクリスチャンに迎えを頼む。
立ち寄ったダイナーで……

フランソワの住むブルームフォンテーンのシーンではアフリカーンス語が話されているので字幕があるが、ケープタウンでは英語が使われていて、それがまったくといっていいほど聞き取れない
クリスチャンは英語しか話さず、なのでふたりの会話の内容はまるでわからない

たぶん告白して、彼はクリスチャンをホテルの部屋に誘い込んだ……と思う。




フランソワは感情を爆発させて襲い掛かる
クリスチャンは必死に抵抗するが押さえつけられ……一応未遂……

クリスチャンはキレイだけれど、人を惑わすようではなく、健康的。
その近さが、フランソワが簡単に手をだしてしまった原因なのか。



何事もなかったように迎えにきた妻と会話するフランソワ
自分が乗ってきた車は、娘とクリスチャンを引き離すために捨てている……


夫婦で行った教会のミサで彼は先日関係を持ったブライアンと目が合うが、彼もまた隣に美しい妻を連れていた。

渋いブライアン

彼らの若いころはカミングアウトなど考えもしなかった…

今は………銀行で大金をおろしてから立ち寄ったカフェではフランソワの目の前にはキスをするカップルがいる………



大金を持ったフランソワがその後どうするつもりなのか、まったくわかりませんでした。





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