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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

アリフ、ザ・プリン(セ)ス

2017-11-19 22:47:46 | movie
【阿莉芙ALIFU, THE PRINCE/SS 】

【2017年】  台湾

東京国際映画祭今年の5本目はアジアの未来部門『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』です。



≪映画祭のサイトより≫
アリフは原住民の族長を父に持ち、村に帰れば後継者となる身。しかし彼の願いは女性になることだった。

多様な民族・世代・ジェンダーの間で繰り広げられる新感覚LGBTQ映画。『父の初七日』のワン・ユーリン監督の新境地。


東京国際映画祭にて

左から監督さん

アリフは舞炯恩·加以法利得(ウジョンオン・ジャイファリドゥ)

本業は歌手、のようです。

アリフのルームメイトのペイチェンはチャオ・イーラン

ハンサム女子。カミングアウトしてるのかな???

その隣、フツーの人は誰??と思ったら、
ゲイクラブのママ、シェリー役チェン・ジューションでした。


そしてドラァグクィーンのジョナサン役のマット・フレミング
リアルドラァグクィーン。



主なストーリーは3つ

先住民のアリフは部族の後継者。引退を考えている父に代わって、族長にならねばならない。
ルームメイトのペイチェンはレズビアン。
けれど、アリフのことを好きになってしまったみたいなのだ…

アリフとペイチェンの関係は…

数年後、
アリフとペイチェンの息子はペイチェンが育てていて、連絡を取り合っている。
アリフは女性の族長として父の後を継ぐ。


クラブのママのシェリーはトランスジェンダー
女性として生きてきたが、死が近づいている。
いつも自分の傍にいてくれた、用心棒の男に、思いを打ち明ける。


クラブで臨時にドラァグクィーンになっていたクリス。
アリフが片思いしている彼は警官で、妻がいる。
妻に副業がばれてしまい…

クリスは『酔、生夢死』で兄だった人。



アジア初の同性婚法制化への道を進んでいる台湾。
それでも否定的な人々はいて、彼らがどのように受け入れていくか、ということ。

日本はいろいろなことがすすんでいるけれど、「同性婚」に関しては非常に遅い。
と、監督さんに言われてしまいました。


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