東京の一極集中は皆さんご存知のとおり、人口も会社の数も若者も、女性の
仕事をしていることも、出生も圧倒的と・・・と少なくとも村長は思っていた。
しかし事実はどうも違うようだ、先般中国新聞を読んでいると、第13回地方
紙フォーラムin東京が開催され、その基調講演を日本総研の藻谷主席研究員
がされた要旨が載っていた。
それによると、東京に住む20代、30代の女性は仕事を持っている率が高いか
?国勢調査の結果では47都道府県で一番低い、次に低いのが大阪、その次が
神奈川だそうだ、高いのは島根、富山、福井と都会ほど若い女性が働いていない
傾向が明白とか。
出生率も東京が最も低い、家賃が高く残業が多く保育所が少ないからだ、保
育所の抽選に外れて仕事に復帰できない例が多い等、子供を産みたい、仕事を
続けたい女性にはよくない環境だ。
空き家が多いのは地方か都会か、空き家率が一番高いのは、放置された別荘の
多い山梨の22%、次いで長野20%、だが空き家の数は82万軒の東京が圧倒的、
次いで大阪、神奈川、愛知、全国の空き家の10軒に1軒が都内にあるそうだ。
まだまた首都圏の人口のこと、医療福祉サービスのこと等を地方には可能性が
あり、東京は地方にない問題が多いことを提起されていた。
うん、うん、なるほど地方も頑張れると思うが、一つは率と数というか絶対数
の大きさが違い過ぎるので、やはりなかなかなーと思ってしまう。
しかし東京にはそんなに多くの女性が働いてないのか? 安部首相殿この事実
知ってました? 足元に大量の労働力があるようですよ、早急に仕事を斡旋して
ほしいもの。