漢字Talk7.1のインストーラFDDセットを入手。早速,導入を行いました。
ClassicIIなど MC68030系のマシン向けの MacOSとしては最適とされるものですが,漢字Talk6.0.7と比較すると若干の「重さ」が顔を出す感じです。メモリ不足等が原因ではなく,どちらかというと純粋なパワー不足と HDDのアクセス速度不足が原因のようです。とはいえ,総じて「重い」とされる 漢字Talk7 ですから,実用できる範囲の速度を確保できているだけでも十分と言えましょう。
漢字Talk6.0.7と比較した場合,漢字Talk7.1は 総合的な操作性の面はもちろん,日本語入力環境,ネットワーク環境などの側面において大きく進化した OSです。また 32bitネイティブとなり,仮想メモリ空間の利用が可能となるのが大きなメリットでもあります。物理搭載メモリが 10MBに制限される機種である事から,サイズの大きなアプリケーションを利用する際には仮想メモリ空間の存在は非常にありがたいものです。
とはいえ,漢字Talk7.1自体のサイズは(ClassicII最適化インストール時においては)それほど巨大ではありませんので,基本的に仮想メモリを必要としないメモリマネージメント(運用)を心掛ける事が,ベストパフォーマンス発揮への近道と言えそうですね。反面,仮想メモリ空間を利用する側面においては HDDのアクセス速度がパフォーマンス維持のキーポイントになると思われます。
sonic MicroSCSI の導入についても問題なく行う事ができましたので,ブラウザとして「Netscape v1.12」を用いる事で日本語環境でのインターネット接続実現もほぼ確実となりました!もしかしたら ClassicII にはちょっと重荷なブラウザかもしれないのがちょっと気掛かりです。
とりあえず,ClassicII(1号機)を 漢字Talk7.1機とし,ClassicII(2号機)は 漢字Talk6.0.7機として維持していこうと思います。当面の問題は老朽化した HDDの交換でしょうか。ロジックボードの不調も完全復旧したわけではなく,今現在「無事に動いているだけ」の状態なので正直なところこれの再発が一番怖いです。(≧∇≦)
やっぱ例の「修理サービス」を利用するしかないですかね(笑)。
| Trackback ( 0 )
|
|
返信が遅くなり大変失礼を致しました。
>漢字Talk7.1を販売しているお店
2004年頃には秋葉原にも扱っているお店が残っていたのですが
現在は(自分が知っている限りでは)ほぼ全滅です。
オークションや通販狙いで気長に粘るしかないかもしれません。
自分もほとんどのものは,インターネット経由で入手していて,
お店で直接購入したものは結構少ないですよ。