MC68000 Maniacs!
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先日,某ゲームソフト屋さんのジャンクコーナーにて,探していたファミコンソフトのうちの1本である「エキサイティングラリー」を発掘してきました。もちろん裸ソフトです(笑)。白いカートリッジが若干黄色く変色していて,背の部分(電極と反対側の部分)にはテプラ(?)みたいなので作られたタイトルシールが貼られていたうえ,裏面のシールが破れていたりと,状態は非常にジャンク品らしいジャンク品。自宅で電極部分をクリーニングしてみたら,白い綿棒が2~3本真っ黒になるぐらい汚れていました。どうやったらこんなに汚れるんだか・・・。いずれにせよ無事に起動できたのでOKかなと。

「エキサイティングラリー」は,ラリーのSS部分をかなり細かく作り込んである作品になっています。驚いたのは,自車に対するカスタマイズ項目の多さ。タイヤは全部で15種類あり,その他にエンジンと駆動系が2種類づつあります。特にタイヤの選択は各ステージの天候状態によって左右されるため,各ステージ開始前のインフォメーション画面に表示される「当日および前日の天候状況」からコースの状態を読み,タイヤ選択をする必要があります。これを誤ると,ホイールスピンが増加したり,コーナーでスキッドアウトするなど,走行に大きな影響がでます。様々なコース条件のステージが全部で10もあります。これはちょっとシビアすぎじゃありませんか・・・??

ゲームの方は,全方向スクロールのラジコン操作なレースゲームです。操作は,十字ボタン左右でステアリング,下でブレーキ/バック,上でバック解除,AボタンでHIGHギアアクセル(加速:低,最高速:高),BボタンでLOWギアアクセル(加速:高,最高速:低),A+Bボタンでドリフトとなっています。スクロールはかなり高速。コーナーが「見えてから曲がるまでの時間」が非常に短いため,コースを暗記して,先を予測しながら早めに「曲がる動作」を行わないと,ガンガン壁に激突する事になります。また,十字ボタン下を誤入力しやすく,突然ギアがバックに入って驚く・・・なんて事が多く発生する感じです。

1992年発売なので,ファミコンとしてはかなり後期のソフトになります。
正直,子供が楽しんでプレイする内容のゲームじゃないですね。完全に大人向けのマニアックな内容です。

最初は全くゲームになりませんが,操作&コースに慣れてくると,タイムが一気に縮んできて気持ち良いです。慣れるまではLOWギア中心で走り,場所を決めてHIGHギア全開にするのが良いと思います。徐々にHIGHギアのポイントを増やして,タイムを縮めていく感じですね。ドリフトについては制御が難しいので,手を出さない方が上達が早いです。やってみると判りますが・・・そんなの使おうと思っている余裕なんてありません。

冒頭で探していた・・・と書きましたが,プレイするのは初めて。
こんなムカつくレースゲームは,PCエンジンの「F1サーカス」以来です(笑)。
面白いとは思いますよ。敷居が高すぎるだけで。(´・ω・`)


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