HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

気がつくともう2016年が終わろうとしてました。

2016年12月30日 | 細美武士/the HIATUS
今年はほとんどブログを更新せずに終わりを迎えようとしています。

以前は何度も見に来て下さっていた方たちもあきれて、もうここに来てもらえないのではと思っています。
忘れ去られてもしかたがないぐらいの更新数ですから。

でも、それにもかかわらずワード検索やアーティスト検索等でたまたまここにたどりついた方たちが
私のつたない、しかも結構昔に書いたブログを読んで下さっています。
お陰で、毎日100人以上の方が来ていただいていて、本当に申し訳ないぐらいですが、
一方で嬉しく、本当にありがたいことだなぁと思っています。

この前、書いた時に、ざっとふりかえった今年のライブをまた続きを載せて書いて、少しだけ気持ちを
書いてみたいと思います。

(注。。。前回書いたのとダブル内容もありますが、スルーして下さい。)

1/24 (日)京都のSOLE CAFEでの渡會将士さん(FoZZtone/Brain child's)のLIVE
1/30(土)ACIDMAN オリックス劇場
2/20(土)SIAM SHADE Zepp Namba
4/2(土)Brain Child's 梅田シャングリラ
4/9(土)Bump of Chicken 京セラドーム
4/16(土)SEKAI NO OWARI サンドーム福井
5/7(土)HANDSOME 大阪
5/22(日)Scott Marphy 京都SOLE CAFE
6/12(日)Yasei Collective&Gotch 京都Nano
7/16(水)the Yellow Monkey 大阪城ホール
7/21(木)the HIATUS Zepp Nagoya
7/23(土)Talking Rock Fes 泉大津フェニックス ...Base Ball Bear/ クリープハイプ/THE BACK HORN
ACIDMAN/エレファントカシマシ/KANA-BOON/
ASIAN KUNG-FU GENERATION

8/20(土)Summer Sonic 幕張メッセ...R5/ Black Honey/ Weezer/Monoeyes/Third Eye Blind/
BULLET FOR MY VALENTINE
9/11(日)Scott Marphy 京都SOLE CAFE
10/10(月・祝)SIAM SHADE グランキューブ大阪
10/27(日)渡會将士さん京都SOLE CAFE
12/23 (金)真田暎人さん 京都Nano
12/28(水)RADIO CRAZY ...go!go! vanillas/ Gotch& The Good New Times/東京スカパラfeat. Ken Yokoyama
クリープハイプ/KANA-BOON/ the HIATUS / サカナクション

行った日数は18日で
そのうちの三回がフェス。対バンがあったのが2回で
あとはぜんぶワンマン。

渡會さんはBrain child'sとハンサム入れたら4回
エマさんもそれを入れたら、イエモンで2回
SIAM SHADE2回
ACIDMAN フェス入れて2回
細美武士さんはTHE HIATUSとMONOEYESで三回
ゴッチはイベントとアジカンと彼のバンドで三回
スコットはMONOEYES入れたら三回
カナブン2回
クリープハイプ2回
とか複数回も結構あります。

全体的に自分の大好きな日本のアーティストの9割をこの一年で見れた気がします。
ナッシングスとテナーとワンオクだけちょっと見れずに残念です。
あと、ニコも。

バンプにしてもセカオワにしてもすごいステージが見れてよかったし、
どこかアミューズメントパークと通じるものがありました。
親子連れで楽しめ、ロックファンも楽しめるライブなんて
日本に今までなかった気がするから、本当に素晴しいなって。

セカオワに対しては賛否あるかもしれないけれど、
一度あのステージを見てほしいなと思います。
彼らの本気度とロック魂がそこにあるから。
彼らは全力で観客を楽しませて、そしてメッセージを伝えようとしてます。
奥行きのあるセットを作り出し、ある意味、昔の映画のように実際に建物や
小道具を作って見せる大掛かりな感じ。

それに対して、バンプは音楽をとことん追求しつつ、現在の映画のように
CGを酷使し、そこにすごく時間をかけて見せるライブであり、全身を
ゆだねて安心できるようなライブでした。

このどちらも年齢に関係なく楽しく参加できるライブでした。

SIAM SHADEは今年で完結してしまいましたが、
2回も見れて本当に幸せでした。

彼らが私を日本のロックに導いてくれた大事な存在でしたから。
彼らの変わらぬ演奏力と歌唱力、そしてステージパフォーマンス。
こんなバンドやっぱりSIAM SHADEだけだなと改めて思いました。
彼らに感謝しかないです。

イエモンが再結成されて本当にうれしかったし、その前にエマさんを
シャングリラで近くに見れて本当に感動しました。
あんなに遠くにしか見えなかったエマさんが。
さらにイエモンのライブの時は結構メンバーが近くまで来てくれて
嬉しかったです。
また、球根が生で聴けてほんとうに幸せでした。

ACIDMANはやっぱり心に深くしみいる音楽をやってくれるし
三人なのにあのように深い奥行きの果てしない音楽ができることに
いつも感動しかありません。

TALKING ROCK fesでは夏だったけれどALMAやってくれてうれしかったです。

このTALKING ROCK fesは本当に心温まるフェスで、これに参加できたことを
本当に幸せに思います。関西の雑誌の編集長が愛を注いできた音楽やアーティストが
その思いに答えるべく集って作り上げたのが溢れるライブで、心地よい夏の風を
感じながら、ゆったりと心置きなく楽しめました。
バックホーンも見れたし、アジカンもエレカシも見れて、なんて幸せなんだと思いました。

大好きオンパレードでしたものね。

アジカンといえば、今年はゴッチと三回も会えました。
特に京都では実際に目の前にゴッチさんがいて、
少しだけお話もし、サインもいただき、握手もしていただき本当に感動でした。

スコット・マーフィーとはSOLE CAFEでお話することができ、サインや写真も
撮らせていただき、しかも彼のお母様ともお話し、写真をいっしょに撮りました。
アットホームな空間であり、お母さんとスコットがいっしょに歌う場面も見れて
ラッキーとしかいいようがありませんでした。

MONOEYESのワンマンはチケットが当たらず行けませんでしたが、
偶然道でお会いして、お話して握手してもらえて、それだけで幸せでした。
「また会いましょう。」っていう言葉が今も忘れられません。

渡會さんは今年は本当にいろいろ忙しかったと思います。
彼の新譜も出たし、ブレチャでも活動し、ハンサムでも。
ハンサムは初めてみたけれど、なかなか楽しい三人組でした。
ソーレで渡會さんと今まで何度お会いしたかわかりませんが、
彼はいつも初めて彼と出会った頃と同じようにしっかりと握手をしてくれます。
その時に私はいつも心で言うのです。「あなたが幸せでありますように。」

カナブンとクリープハイプは2回も見たけど、これはたまたま。
でも、いいバンドだと思います。

真田さんはやっと1年ぶりぐらいにライブに行けました。
彼は今一人でやってますが、この間はパンクバンドの
イベントで彼だけソロでした。でも、そこですごい
存在感を出して、まるでボブ・ディランのように
言葉も音もロックでした。全力でロッカーの真田さんが
そこにいました。バンドにまったく負けてなくて
むしろ上を行ってました。やっぱり
一番長い付き合い(実際に付き合ってるわけじゃないけど)
のアーティストだけあって、真田さんはスペシャルな存在です。
かつて、彼のライブ映像を撮らせてもらっていた時代が
懐かしく、そして誇らしく思います。


サマソニは今年初めて東京に行きました。
というのも、モノアイズが東京しか出ないのと
いつも車でいっしょにいく相手が仕事で行けないのもあって
大阪は車じゃないとなかなかしんどいので東京に行く事に
しました。

やっぱり東京は大阪より恵まれているなと痛感しました。
メンツも今年は最高でした。

ウイザーにスコットが登場して、スコット&リバースのを
やってくれて、そのお返しにかMONOEYESのライブに
リバースが来て、いっしょに演奏して歌ってくれたのを
両方見れて、なんて幸せなシーンを共有できたんだろうと
あとあとにやにや笑ってしまうほどでした。

ウイザーの時にリバースの娘さんがキーボードで一曲
参加してたのですが、その娘さんがMONOEYESの前に
会場におかあさんとおばあさん、おじいさんといっしょに
来られてて、なぜかなと思った時に、もしかしてリバース来る?
と思ったら、やっぱりでした。
やっぱりお父さんが登場すると娘さんのテンションマックスで
お母さんに抱きついたり、踊ったりしてました。
そのお母さんこそリバースの奥さんですが、当たり前ですが初めて見ました。
とても知的で清楚なきれいな方で、アーティストの奥さんに
ありがちな派手なケバケバさは一切なく、ある意味ふつうの方で
すごく親近感を覚えました。リバースがステージから去るとすぐに彼らも
楽屋の方にスタッフに連れられて消えて行きました。

このMONOEYESのステージで細美さんは自分のあこがれのリバースと
同じ時にギターを鳴らしているのに感動したとあとでラジオで言ってましたね。

しかもThird Eye Blindとも今回はいっしょだったから
細美さんが若い頃にお金のない時に車にいつも唯一あった2枚のCDがウイザーと
Third Eye BlindのCDで、その2枚のバンドとこの日いっしょにできたことが
本当に幸せだったと後で言ってたのが印象に残っていますし、私自身が
まだ細美さんを知らない時代にこの2バンドを好きで聴いていて、その時に
細美さんも聴いてたんだと思うとうれしく思うし、これが音楽の素晴らしさだと
思いました。

ジターバグの歌詞のように音楽がいろんな人のもとに届いてそれぞれに
力をくれているのですよね。(闇を切り裂くというのを私はこのように解釈してます。)

RADIO CRAZYには三年ぶりぐらいに行けました。
これはチケットが取れなくて行けてなかったわけで、やっと取れたので今年行けました。
このイベントが始まってから5年ぐらいは毎年行けてました。ところがどんどん
人気が出て来てしまって、チケットがまったく取れなくなってきました。
今年も最後の最後でやっと取れた訳です。

去年、一昨年は年末に細美さんを見れずに終われないと思ってたら
名古屋のイベントに出てくれたのでそこで見ることができました。
今年は名古屋のイベントには出ないので、このレディクレしかないと
神頼みでしたが、やっとチケットを取る事ができて無事細美さんを見れました。

THE HIATUSはやっぱり素晴しかったです。
FM802の大抜さんが登場して細美さんとの8年間。エルレ休止後のまだどのように
バンドを作っていくかわからなかった頃からの細美さんをずっと追いつづけて
そして応援してきたというMC。そして彼が感動したRADIOという曲について
熱い思いを話してくれたあとに始まったステージ。

そのRADIOはこのRADIO CRAZYというイベントの中でその種の中身のような感じで
いつも以上に熱く心に響きました。

日本で唯一ラジオ局がやっているフェス。
本当に素晴しいと思います。

最初は802の記念行事と忌野清志郎さんの追悼を兼ね備えた一度だけフェスのようでしたが、
それが素晴しくて、それから毎年開催されることになりました。
私はその時からこのフェスに参加してきて、なんだか清志郎さんの思いが受け継がれて来ている
ような気がしています。テレビじゃなくラジオなんだという。音楽はまず耳からなんだという。

かつてMTVが出て来た頃、海外でもラジオなんだという思いを歌った曲がいろいろ出ました。
「ラジオスターの悲劇」というのもあるけれど、クイーンの「RADIO GA GA」というのもあります。

日常に耳から入ってきて、日常に色を加えてくれるものが音楽で、それを送り出してくれるのが
ラジオなんだと思います。

私自身、何度も書いているけれど、アジカンを最初に知ったのもツタヤの店内ラジオ。
エルレを知ったのも802のアジカンの番組で初めて流してくれたことから。
クイーンを知ったのもラジオから。そうして自分の今を作ってくれたのは
ラジオであること。

802が出来た時、すごくワクワクしたことも思い出されます。
アイドルや歌謡曲、クラシック、演歌を流さないなんてすごくパンク!だと最初思いました。
誰にでも受けようとするのではなく、ロックファンに特化して作り上げた音楽放送局。
正直、DJに応募しようかと思ったほど。真夜中担当でもいいから、そこで働きたいと
思っていた頃もありました。

ラジコがない時代だから、電波を家で探しまわって必死で聴いていた頃を
思い出しますが、今は本当に便利になりましたね。

ラジオは絵が見れないけれど、その分自分でいろいろ想像する。
それがきっと想像力を育てるのでしょうね。

そうそう、この最初のFM802のフェスの時、ニューカマーにサカナクションが
いました。そのバンドが今年はでかいステージでトリ。入場規制もかかるほど満員。
すごいですよね。

この一番でかいステージでトップを飾ったのがgo!go! vanillas
このバンドを最初観たのは物販の横の小さなステージ。
その時から良いバンドだと思ってグッズも買ってたけど
今はなんかもうすごいバンドになったなぁと思いました。
どこか大好きだったandimoriを思い出す音楽だけれど、
もっとストレートで強さのあるバンド。
全員が歌えるバンドっていうのも素敵。

このフェスでブンブンサテライツも見たことも思い出しました。
あの時の楽しそうな川島さんを忘れません。

細美さんが言ってたように
「今年、辛いことや痛いことがあったと思うけれど、痛くても
立て。立てるなら大丈夫だ。そして、辛い事があればライブに来い。
誰のでもいい。唇のあついやつ(TAKUMAさんのこと)なら
いい言葉を言って、背中を押してくれるだろうし、トシロウなら
頭を踏んづけてくれるから。来年も生きて会おうぜ。」(概要)

いろんな苦しみや痛いことも音楽があればきっと乗りこえられる。
それは今まで生きて来た人生でも何回も助けられたので私には
信じられます。

今年一年も音楽とすべてのアーティストそして愛すべき人たちに
感謝します。

ありがとうございます。

そして来年もよろしくお願いします。





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