うたかたの夢

キャバリアとシルバニアとかぎ針編みの日々を綴ります。

イノセントデイズ

2017年06月09日 23時52分59秒 | 映画・その他レビュー
イノセントデイズ 早見和真


本屋さんで平積みにされている文庫本。

私は、だいたい裏表紙のあらすじと、あとがきをざっくり読んで面白そうだなと、思ったら買う。

でも、この本のあとがきには、ネタバレがあるから、読んでない人は読むなとかいてあった。

俄然、興味を惹かれた。

もちろん初見の著者だ。

物語の舞台は地元横浜。

なんだか耳にしたことがあるような事件がメインになっていた。



元カレの家に放火し、妊娠中の奥さんと双子の幼子たちを焼死させたとして逮捕された田中幸乃。

彼女はすぐに自白し、死刑判決を受ける。

控訴することもなく粛々と刑の執行を待つ彼女。

彼女が罪を犯すまでの人生が、彼女の周囲の人間たちの目を通して語られる。

そもそも本当に彼女は罪を犯したのか……?



まるで、ノンフィクションを読んでいるような気になった。

読んでいて、とても苦しくなった。

物事を、一方的角度からしか見てはいけないのだと感じさせられた。

正直、楽しいお話ではないけれど、読みごたえは充分。


ニュース報道を見る目が少し変わったかも知れない。

ジャンル:
小説
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