「船ネット」社長と代理店と営業マンネットの日記

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太平洋から日本海へ

2014-10-01 07:42:18 | 四国エリア担当平田
この艇は船齢も古く、なかなか新しいオーナーさんに
 
巡りあえませんでしたが、この度、良縁に恵まれまして
 
晴れて高知から日本海側へ旅立つ事になりました。
 
 
 
旧オーナー様はエンジンはまめにかけられていたようですが、しばらく航行して
 
いないという状況でしたので、船底へ貝の付着がひどく、ユニック車で吊る為に岸壁に付けるのも
 
舵が利かなくて難しいような気もしましたし、新しいオーナー様へのお届け先へも400km以上ありました
 
ので、できる限り小さなトラックで運んだほうが安いという判断から、一旦マリーナに上げる事にしました。
 
(ユニック付きの大型でなく、4トン平ボディー車で陸送したほうが安い為)
 
上げるとやはりかなり貝が付いていましたので、基本的には現状渡しの艇ですが、ちょっとそのまま積むのには
 
抵抗がありましたので、船底の貝は落として軽く洗浄し、翌日の積み込みに備えたのでした・・・。
 
 
積み込みはマリーナさん、運送業者さんのいつもの手慣れた作業で難なく短時間で終了。
 
改めていつも本当にありがとうございます。遠路よろしくお願いします!という状況です。
 
 
この船は船体、船底には大きな損傷も無く、まだまだ楽しめる艇だとは思いますが、現状のままでは安心して
 
乗る事はできない状況で、特にエンジンやドライブ廻りは修理を要する箇所は多いと思います。
 
 
では、いったい修理にいくらかかるのか???
 
 
古い船を掲載して、お問い合わせがあった際には必ずここがネックになりますよね。
 
 
ですので、やはりある程度オーナー様ご自身で修理や整備ができる方であり、
 
コツコツと修理や整備をされるのが「好き」な方を根気よく探すようにしています。
 
 
新しくて綺麗な船はもちろん最高ですが、古い船を安く買われて、ある程度ご自身で修理して
 
乗られるのも船の楽しみ方の一つで、これからもこういう船の「楽しみ方」のようなお話ができるよう
 
私自身、もっと勉強してユーザー様に良いご提案ができるよう頑張りたいと思います。
 
 
ちなみにこの船はヤンマー製ですが、四国には地場造船製の古い船も沢山あります。
 
こういう船の掲載は正直申しまして、手間がかかるがゆえに利益も少なく「儲からない」仕事なのですが、
 
いろんなドラマがあり、また売主様からも非常に喜んでいただけるのでとてもやりがいがあります。
 
 
古い船をお持ちの方も100%買主さんが見つかるとも断言はできませんが、是非お気軽にお問い合わせ
 
下さい。お電話、メール、LINEでも承っております。
 
■船ネット四国担当平田善久
 
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