今年は何故か「はだしのゲン」を色々な所で耳にする年でした…やはりドラマ化の影響でしょうか…そんな中、今回WOWOWで実写映画版三部作を放送したので、久々に見てみました…(実は8月放送分も録画してたんですが、レコーダ不調の為HDD初期化しちゃったんで……)
元々映画版は自分の町で撮影された事もあり、どちらかと言えば原作(漫画版)より思い入れも深く「ゲン」と言えば実写版って感じなんですが、現在DVDで発売されていない様でレンタルも古いビデオが有るか無いか…という感じであまり見る機会が無かったんですが、二年程前に第一部のビデオをレンタルして嫁と見た事がありました…
私は全作を学校で見た(又は学校経由で券を買って映画館に行った…良く覚えて無いです…)んですが、嫁は見たかも知れないが覚えていないとの事…二人で見ながらこのシーンはあそこ、この海は埋め立てられて公園になってる…とか話しつつ随分この町も変わったなぁ…と思いました…
当時(小学生低学年)小学校では原作の漫画はちょっとしたブームになり、もちろん全巻読んだんですが、内容の割にはゲンの明るさの為か不思議に嫌な気分にはならなかったのを覚えています…今の時代では絶対に連載なんて出来ない内容(それも当時の連載は色々な意味で有名な、あの「週間少年ジャンプ」)なんですが、それは大人になった自分が「言葉狩り」に敏感になり過ぎているんでしょうか…
原作や実写版にも差別用語がバンバン出てきますが、逆に今の子供には意味が全く通じないんじゃ無いか?…と思われる程に現代では使われていない言葉が多いですからねぇ…
当時の私達はまだ「同和教育」が盛んに行われている時代でしたが、当時の差別問題は現代では他の対象に移っているだけな様な…個人的には全てに蓋をするよりも、事実は事実として伝え本人が考え使う・使わない…を決める方が良いとは思うんですが、そうは行かないんでしょうねぇ…
後、戦争の悲惨さを伝えた映画として当時見たもので「東京大空襲 ガラスのうさぎ」も印象深く、昨年DVDでリリースされたので久々に(たしかTVで一回見た記憶がありますが、やはり20年以上振り…)見ましたが、やはり考えさせられますねぇ…正直「男たちの大和」なんかの最近の作品を見ると、なんか違うんじゃ…と思うのは私だけなんでしょうか?…戦争や死んでいった兵士達を美化する様な事は本当止めて貰いたいです…
取りとめも無く書きましたが、今度久々に「ゲン」の撮影場所を周ってみたいなぁ…と思ってます…(でも町内なんですけどね…)
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