透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

立夏の生田原。

2017-05-05 22:08:59 | 日記

晴れ。最低気温6.8℃、最高気温23.7(江別)、最低気温1.7℃、最高気温26.7℃(生田原)。

キバナノアマナ(信盛橋付近)

ツクシ(中央橋付近)

入院中の義父は昨日はカフェオレ200㏄、今日はヤクルト1本を冷えていておいしいと言って飲みほしていました。

義母は前日に引き続き昨夜もぐっすり眠れたと元気な様子。一昨日購入した苗もすべて植え終えたとのことで、パワーの衰えを感じずにおります。

私はお見舞いから戻ったあと、散歩に出かけました。

立夏の今日は、昨日より最高気温が3℃ほど下がり、過ごしやすい一日で、夕方になっても暖かでした。

借家の近くはちょっとした住宅街になっているのですが、空き家が5軒もあります。その一軒では主がいないのに桜が咲いていました。

この時期を逃さず律儀に咲く花と、今は誰も住んでいない家のベランダを見比べながら、複雑な思いが頭をかすめました。

東風(こち)吹かば匂い(にほ)ひおこせよ梅(うめ)の花(はな)主(あるじ)なしとて春(はる)を忘(わす)るな」〈拾遺・一六・雑春・一〇〇六・菅原道真すがわらのみちざね〉 全訳古語辞典

この和歌では梅ですが、桜に置き換えて眺めてしまいました。

また、鴨長明の「方丈記」の冒頭の一節を思い浮かべもしたのでした。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

「川の流れは絶えることなく流れゆくが、よく見ればその水はもとの水と同じものではない。淀みに浮かんでいる泡沫は消えては生まれ、生まれては消え、片時もとどまっていることがない。世の中に棲む人も家もそれと同じでいつまでも変わらずにあり続けることはなく、移り変わるものなのである。」というような意味かと思います。

この世は無常なのだという思いを感じさせられる今日この頃です。
 

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