透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「風の又三郎」復刻版

2015-05-13 22:49:00 | 日記

雨のち晴れ。最低気温8.0℃、最高気温17.7℃。

生田原の家人の実家の物置から、私が学生時代に購入した『名著復刻日本児童文学館』(ほるぷ出版)がそっくり見つかりました。20年ほど前、旭川へ引っ越すにあたり、取りあえず、本やピアノなどを処分しなければならず、このセット本はここに置かせてもらったのでしょう。すっかり忘れていました。

今となっては懐かしいこのセット本。時間に余裕が出てきたこともあるので、ひとまず借家に置いておくことにしました。宮沢賢治作の『風の又三郎』はカラフルな表紙で装丁も味があります。巻末には坪田譲治が「この本を讀まれた方々に」という一文を寄せておられ、興味を引かれました。第一刷発行は昭和14年12月20日で、「定價貮圓」と旧漢字で記されているのにも、時代を感じました。

               

               

               

                              

               

               

               

                                                                     

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