ヒガシウィルウィン ジャパンダートダービー(JpnI)制覇!と、7年前の優勝馬の近況

2017-07-13 13:03:21 | 調教師会特別記事
第19回 ジャパンダートダービー(JpnI)で地方競馬所属馬として7年ぶりの優勝馬となった佐藤賢二厩舎のヒガシウィルウィン。

鞍上は、怪我で休養中の森泰斗騎手からバトンを受け取った本田正重騎手でした


馬場入りや返し馬の段階から
「正重、頼むぞ!」
「本田、勝ってくれ!!」
「ヒガシウィルウィンがんばれ!」
という声があちこちから・・・

ゴール後は、歓声と静寂が一緒に訪れたような不思議な時間だったと思います。

本田正重騎手
「嬉しいの一言ですね。
皆さんのおかげでJpnIジョッキーになれました。
騎乗が決まった時には驚きと喜びがありましたが、
プレッシャーもありました。
それから毎日この日のことを考えていました。

昔から泰斗さんにはかわいがっていただいていたので、
泰斗さんの分も、という思いも強かったです。

直線、馬が頑張ってくれました。
ゴールの瞬間は喜びが爆発しました
レースは先生の指示通り、4,5番手で、
内に閉じ込められるのはいやだったので、
外に出せて、その後伸びてくれてよかったです。
こんなチャンスはめったにないのでチャンスを頂けて感謝しています。
調教では特別乗り味がいいわけではないのですが、
毎回頑張って走ってくれています」















佐藤賢二調教師
「中央馬も強い馬がたくさん出てきましたが、
ヒガシウィルウィンも東京ダービーの頃より状態もアップしたので
良い勝負をするのではと思っていました。

本田騎手には4、5番手で脚をためて、直線では外に出してくれと指示しました。
指示通り乗ってくれましたね。
直線では周りの調教師さんが応援してくれたので僕は奥歯をぐっと噛みしめていました。
ここの所使い詰めだったので、今後については放牧に出してから考えたいと思います」



「正重の乗り方も好きですし、
まだ若いけど男にしてやらないとという気持ちでいました。
ヒガシウィルウィンは使い詰めですが飼い葉食いも落ちないし
斤量を背負わせているハードな調教にも耐えてくれましたね。
毎回パワーアップしています」(佐藤調教師)




放牧後はJBCも視野に入れていきたいとのこと。
ゆくゆくは地元のかしわ記念(SI)でも・・・という話も出て
今後がますます楽しみです

「ヒガシウィルウィンは調教では特にいいというわけではありませんが、
今日のゴール前のような勝負根性を見せてくれところが強みかなと思います」と米谷調教師補佐



ヒガシウィルウィンは父サウスヴィグラス 母プリモタイムの3歳牡馬。
2016年5月12日の門別5Rで角川秀樹厩舎からデビュー。
2017年から佐藤賢二厩舎所属として出走しています。
馬主は(株)MMC様。
新ひだか町のグランド牧場の生産馬です。

関係者の皆様 おめでとうございました!!

本田騎手のインタビューで
「昔から泰斗さんにはかわいがっていただいていたので」とありました。
それを物語る写真を探し出してみました。
今から8年前の3月。
JRAの許可を経て、広報誌の取材で中山競馬場に行った時のもの。
たしかジョッキー馬券対決・・・という主旨だったと思います。
日経賞を見事的中させた森泰斗騎手を囲んで喜びに沸く姿
佐藤裕太調教師(当時は騎手)、森泰斗騎手、笠野雄大騎手、本田正重騎手

(撮影:2009年3月28日)

和気あいあいと、とても楽しい雰囲気でした


ヒガシウィルウィンは地方競馬所属馬としては7年ぶりの勝利とのこと。

その7年前の覇者は、川島正行厩舎のマグニフィカ(父ゼンノロブロイ)でした。


気になってマグニフィカについて調べてみたら、
2週間ほど前に栃木県の小山乗馬クラブ大沼に移動したそうです。

乗馬クラブのブログで元気な姿を見ることができました


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