「ようやくこの場所に立てました」佐藤裕太調教師、悲願の重賞初制覇!

2017-07-27 18:27:25 | 調教師会特別記事
騎手時代にはアジュディミツオーやフリオーソ、マズルブラスト、ルースリンド
クラーベセクレタ、カイカヨソウなど
近年だけでも多くの重賞ウイナーに調教パートナーとして携わり、
数々の栄光を陰で支えていた佐藤裕太調教師。

速報でもお伝えしましたが、
7月25日、船橋競馬場で行なわれた習志野きらっとスプリント(SIII)で、
悲願の、念願の重賞初制覇を達成
騎手時代を通じての「夢」を掴んだ勝利となりました

メモリアル勝利はデビューから携わっている南関生え抜きのスアデラ(馬主:吉田照哉様 社台地方オーナーズ様)。
鞍上は本田正重騎手


返し馬。
「SUADELA」の文字が美しい馬体に映えていました。












「『初めての重賞を勝ったらどうなっちゃうんだろう?』って自分でも 思っていましたが、
もう(調教パートナーとしては)130勝くらいしてるから思っていたよりは結構冷静でした(笑)
でも、やっぱり調教師になってからというのは嬉しいものだなと思います。
胸がいっぱいです。
騎手時代からの夢だったから・・・長かったですね。
130勝分重賞に(調教パートナーとして)関わったけど、
ひとつも(自分で)獲れていない悔しさもありました。
本当は自分で調教して獲りたかったです。
調教してくれた西村栄喜騎手には感謝していますが、
自分のような思いをさせてしまいました。」


勝利の後、すぐに西村騎手と握手したという佐藤調教師。





「ゴールを切るまで、マサシゲ!!って叫んでいました。
心の中では川島先生(故川島正行調教師)にありがとうと叫んでいます。
これからも、力まず馬に合わせて調整という先生の教えを守っていきたいです。
そういう染みついたものがあるので」


2014年6月の騎手引退式で、故川島正行調教師が佐藤裕太調教師に贈った言葉は
「急ぐと転んでしまう。だから、急がず、焦らず、ゆっくりと、地に足をつけて歩いて行って欲しいですね。
よくここまで頑張ってくれました。
馬や自分を大切にしながら、佐藤裕太はここまで大きくなったよというところを、ファンの皆さんに見せてあげてください」
でした。




左から八角厩務員、本田正重騎手、佐藤裕太調教師、スアデラの担当・舟山厩務員。
「いつも口取りは端から見ていたので、
ようやくこの場所に立てたな、と思いました」



「僕のふがいなさで悔しいレースが続きましたが、
裕太さんの重賞初制覇に携われて光栄です。
スアデラはいい感じの緩さを残しつつ、固まって来たかんじ。
本当に乗りやすい馬です。
スタートはまず出遅れない。
おとなしいけど、出遅れないしスピードもあって賢い馬です。
今日は2、3番手というイメージでいたけれど、
ハナに立ちました。
スアデラはいつもと違う競馬でも動じず、ひっかかりもしなかったです」(本田騎手)











この習志野きらっとスプリント(SIII)は、3年前、
故川島正行調教師が最後に制した重賞レースでもあります。

故川島正行調教師の一番弟子の佐藤調教師がこのレースで重賞初制覇。

競馬の「縁」のロマンも感じます

スアデラの担当の舟山厩務員は、
3年前の覇者・ナイキマドリードも担当していましたっけ。


ちょうどのタイミングで厩舎に戻る川島正一調教師と遭遇。


「裕太、おめでとう!」



「地元で勝てたこと、
デビューから管理しているスアデラ、南関生え抜きで勝てたことも嬉しいです。
マサノミネルバの血統は思い入れもありますし、
繁殖入りしているオウルインザダスク(スアデラの全姉)の仔(父フリオーソ)も預からせていただけることになっているので
楽しみです。
スアデラには短距離路線のスターホースになって欲しいですね」と佐藤調教師。

最後に、こんな素敵なシーンを偶然撮ることができました。


スアデラは父ゴールドアリュール 母マサノミネルバ 母父ラムタラの4歳牝馬。
馬主:吉田照哉様(社台地方オーナーズ様)
生産:社台ファーム(千歳)

関係者の皆様、おめでとうございました。
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