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環境を考える
本 100年住める家のつくり方―住宅の価値は「安心」にある
| 100年住める家のつくり方―住宅の価値は「安心」にある 中田 清兵衛 |
日本の住宅の平均寿命は26年らしい。これは、アメリカ44年、イギリス75年と比べ極端に短い。35年のローンを組んで、必死で支払いを終えた頃には建て替えとは悲しいかぎり。環境にも良くない。
どうすれば100年持つ家が出来るのかということを期待して読んだが、そういう事は最終章だけ。しかし、その他の章でも間取りの考えかた、災害に備えるなどは参考になった。
実際に100年住める家を建てたという例はあまり載っていないが、「スケルトン・インフィル」というシステムは興味深い。外側、構造部分は100年持つような頑丈な作りとし、内部の内装、設備部分は自由に変更可能な物。家族構成、その時々のニーズに合わせて内部は変えていこうという考え。無印良品の住宅でもこの考え方に沿った住宅を販売中で、好感が持てた。
http://www.muji.net/infill/
安い住宅メーカーの2x4住宅でスクラップ&ビルドを繰り返すというのは、もうそろそろ終わりにして上質な家を大事に使いたい。マンションの耐震強度偽装問題はこの経済性ばかりを考えた結果だろう。そのためには、中古住宅の価値を高め、流通させる事も大事だと思う。例えば、建築家の作った家、大工の技を駆使した家が数十年後にアンティークとしてより価値が出るような家。土地だけに重きを置くのではなく、建物自体の価値を考えたい。
今回のPSE問題が大きく取り上げられたのも、中古品に対する価値観が変わってきたからだと思う。どんどん新しい物を追い求めるのではなく、古い物の価値も見直されてきている。家に対する考えも変わっていく必要があると思う。
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3/29 更新 旧暦では3月1日。今日から弥生三月です。
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