各国の風力発電・発電量の推移(2010年まで)

アメリカのEIA(U.S.-Energy Information Administration)の各国の再生可能エネルギー発電量データが更新されていました。

U.S.-Energy Information Administration(EIA)
http://www.eia.gov/

2000〜2010年の各国の風力発電発電量データ
http://www.eia.gov/cfapps/ipdbproject/iedindex3.cfm?tid=2&pid=37&aid=12&cid=regions&syid=2000&eyid=2010&unit=BKWH

このデータを使って2010年までの各国の風力発電・発電量のグラフを作成しました。

各国の風力発電・発電量の推移

(クリックで大きく見られます)

上位4カ国までは2011年までのデータは既出
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/48fe73108eea87b3d321b5c3fec72aeb

2010年に中国は設備容量でアメリカを抜き世界一になりましたが、発電量ではアメリカが中国を大きく上回っています。インドの発電量はそれほど増えていないよう。

各国の風力発電・発電量の推移(6位以下)

(クリックで大きく見られます)

順調に伸びている国もあれば、前年より減少している国も。オランダ、アイルランド、ギリシャの発電量が減少しているのは、風の影響か。日本は2009年は2008年とほぼ同じだったものの2010年は盛り返しました。

各国の風力発電・設備容量の推移2011
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/3ad26eb1bb25b7d888f3cfa1be27f6d9

上記の設備容量の推移ではほとんどの国が一貫して伸びているのに対し、発電量ではばらつきがあります。計画通りに発電できている国とそうでない国。この違いにも注目です。


追記:
今回、アメリカのエネルギー情報局のデータを元にグラフを作っていますが、日本の風力発電による発電量について、日本国内でのデータは見つけることができませんでした(唯一見つかったのは、RPS法の施行状況で、推移などのデータはなし)

平成22年度 RPS法施行状況について(pdf)
http://www.meti.go.jp/press/2011/07/20110714003/20110714003.pdf

電気料金・全量買い取り価格の適正さ、需給状況の確認のためにも発電方法別の発電量公開義務化が必要だと思います。


関連ページ
NEDO 日本における風力発電設備・導入実績
http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/reference.html
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部門別、燃料別温室効果ガス排出量の推移(2010年度まで)

最近、なかなかブログを更新できずにいます。興味深いデータがいろいろ出てきていますのでこれから、簡単にデータ、グラフなどを掲載していきたいと思います。

まずは、2010年度の温室効果ガス排出量確定値について。

国立環境研究所・温室効果ガスインベントリより、

部門別CO2排出量

(画像クリックで大きく見られます)
2010年度日本国温室効果ガスインベントリ報告書(pdf)より


報道などでは、発電などエネルギー転換部門の排出量を最終消費者に転嫁した「間接排出量」で表していますが、報告書では「直接排出量」です。エネルギー転換部門が伸びていますが、原発が止まった2011年度はさらに大幅に増えると見られます。

燃料種別排出量

(画像クリックで大きく見られます)
日本の温室効果ガス排出量データ(1990〜2010年度)確定値より作成

燃料種別では、石炭が石油にほぼ並んで来ました。(最近の石炭の需要増加は石炭火力が増えたため)2011年度は原発代替に用いたLNGが増えそう。(発電での燃料消費では、石炭はほぼ横這い、LNG、原油は増加)

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国内原発、稼働ゼロ 泊3号機の原子炉停止

国内の原子力発電所で唯一稼働していた北海道電力の泊原子力発電所3号機(北海道泊村)の原子炉が6日午前4時停止した。国内のすべての原発の停止は1970年以来42年ぶり。政府は夏場の需要期を見据えて電力需給の検証を急ぐとともに、節電の強化など国民に求める対策を詰める。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819491E2E7E2E2E58DE2E7E2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
2012/5/6 日経新聞


東日本大震災、福島第一原発の事故から約1年1ヶ月。国内の50基全ての原発が停止しました。原発のリスク、膨大な後始末を身をもって感じたこの1年。ただ、原発がなくなった!嬉しい!と言う気には私にはなれない。

原発にはもともと反対で、なくて済むのであればない方がよいと考えていました。事故のリスクもさながら、廃棄物の処理も難問。再処理には技術的課題があり、最終処分も決まっていない。地中処理にしろ、反対が出て前に進まない。ただ、原発の電気に頼っていたのは事実。

電力会社が悪い。政治が悪いと言うのは簡単ですが、それを許して来たのは私たち全て。反対運動を続けて来られた方達も、その方法に問題があるように思う。

2012年度、東京電力管内を中心に大規模な節電運動が展開された。休日出勤、電車の間引き、照明、空調、エレベーター等の抑制も。電力会社は原発の発電量が減った分、火力発電を大幅に増やしました。停止していた老朽火力を動かし、割高な石油火力も増やした。結果、燃料費は2兆4000億円増加したと言う。(ただし、これには燃料価格自体の高騰分も含まれている)

電力各社、燃料費かさみ経営圧迫 原発稼働率、昨年度最低23.7% 強まる火力依存
http://www.nikkei.com/news/special/side/article/g=96958A9693819696E3E4E29D888DE3E4E2E6E0E2E3E08698E2E2E2E2(日経新聞 2012/4/17)

東電管内では、昨年のような節電はもう嫌だというのが本音だろう。その他の地域ではまだ節電余地はあると思うが、無理や我慢は続かない。快適性と省エネ、節電の両立が鍵だろう。

長期的に見ると、再生可能エネルギーの普及、電気・ガス等エネルギー全体を見据えたシステムの変更(デカップリング制度等)などが考えられる。ただ、実現に何年かかるか。。。少なくとも、再生可能エネルギー買取制度が始まるにあたり、リアルタイムでの発電状況の公開は義務づけを希望する。(電気が足りる、足りない論の終結のためにも)

福島第一原発の事故以来、大きく変わった日本のエネルギー事情。我慢が続くのはいつまでか?今後のエネルギー戦略はどうするのか?費用負担は?長期的、短期的対策は?感情的、攻撃的になるのではなく、冷静に、歩み寄りながら、でも早急に決めなければならない。


関連ページ
2010、2011年 月別発電量、燃料消費量の比較
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/67c4e9c10c2c03c5f03ec1e9b07a084c
リアルタイム発電状況
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/342a486d79ab1c625a72de41d7def82f
日本のプルトニウム保有量の推移
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/34b2811acc93695576b54ba99d50dc6b


2012/5/7 更新
スーパームーンが大きく明るく輝いています。
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リアルタイム発電状況

東日本大震災・電力不足を機に、現在、全ての電力会社が「でんき予報」として電気使用状況を公開しています。ただ、この取り組みには会社間で異なっており、四国、北陸、中国電力は3月末で終了予定で、数値データのcsvも公開していません。
そこで、他の国・地域の事例を調べてみました。


ドイツ:欧州エネルギー取引所eex
http://www.transparency.eex.com/en/


リアルタイムでの発電状況(総量、風力、ソーラー)の他、過去の発電状況のグラフ表示、データダウンロードが可能。

ドイツ 太陽光 SMA Solar technology
http://www.sma.de/en/news-information/pv-electricity-produced-in-germany.html


ドイツ全土の太陽光発電の発電状況の動画など

スペインの送電会社レッド・エレクトリカ社(REE社)
燃料別
https://demanda.ree.es/demandaGeneracionAreasEng.html

全量
https://demanda.ree.es/demandaEng.html
風力
https://demanda.ree.es/eolicaEng.html

情報充実。リアルタイムで石炭、ガス、原子力などの発電種別の発電量も分かる。過去のグラフも表示可。

カリフォルニア
http://www.caiso.com/outlook/SystemStatus.html


再生可能エネルギー
http://www.caiso.com/market/Pages/ReportsBulletins/DailyRenewablesWatch.aspx

需要予測、実績、供給力、太陽光発電・風力発電といった再生可能エネルギーの発電量グラフ。過去の再生可能エネルギーのデータはtxtファイルだけでなく、PDFでグラフ等も見れます。

2012/3/26の再生可能エネルギー発電量(pdf)
http://content.caiso.com/green/renewrpt/DailyRenewablesWatch.pdf


日本ではでんき予報として総発電量は分かるものの、火力、水力など方式別の発電量は分かりません。燃料種別の発電量になると、過去のデータも見つかりません。太陽光、風力の発電量もメガソーラーなど単独の発電所で公開されているところもありますが、全体でどのくらいの発電量なのか統計すら見あたりません。全体的にデータが不足しており、この状況が電気は足りる、足りないなどの議論になっているように思います。

発電量等のデータを公開し、実体を明らかにすることがこれからの日本の電力・エネルギーを考える上で重要だと思います。

(他の国、地域でのリアルタイム発電状況の情報がありましたらお知らせ下さい)


関連ページ
東京電力 太陽光発電(メガソーラー)
http://www.tepco.co.jp/csr/renewable/megasolar/index-j.html
浮島・扇島・米倉山の発電量、個別グラフあり。
http://www.sbenergy.co.jp/index.html
ソフトバンクの子会社SBエナジー、試験場3カ所、10社分のパネルの発電出力グラフ。

資源エネルギー庁 電力調査統計
http://www.enecho.meti.go.jp/info/statistics/denryoku/result-2.htm
電気事業連合会 発受電速報
http://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/index.html
電力需要実績
http://www.fepc.or.jp/library/data/demand/index.html
電力統計情報
http://www5.fepc.or.jp/tok-bin/kensaku.cgi

経済産業省 エネルギー白書2011年版
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2011energyhtml/2-1-4.html
燃料種別の発電量推移(excelデータ)など。


2012/3/28更新
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2010、2011年 月別発電量、燃料消費量の比較

震災、原発の停止と2011年は電力業界にとって激動の年となりました。節電や原発の停止でどの位の影響があったのか?電気事業連合会の発受電速報からグラフを作ってみました。

出典:電気事業連合会 発受電速報 
http://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/index.html

2010、2011年 方式別発電量比較



(クリックで大きく見られます)
注意:揚水動力、新エネルギーは2010年5月からのデータ公開となっているため、2011年分も5〜12月で集計、比較しています。

2011年の全体の発受電量は前年比4.7%減。通常、夏にピークとなる発受電量が、2011年には1月が約923億kwhで最大となりました。(2011年8月は約830億kwhで前年比約12%減)。原子力の発電量は月ごとに削減幅が拡大。12月には前年同月比75%減に(2011年は前年比43.4%減)。火力発電は9月から増加量が大きくなり、12月には前年同月比約42%増(2011年全体では18.3%増)。原子力の減少分を火力と節電でまかなった形です。

揚水動力は2010年は5月からのデータのみですが、5〜12月の比較では12.6%の減少。これは原発の停止に伴うものでしょうか?特に8・9月は約30%の減少となっています。


燃料消費量 石炭・LNG


燃料消費量 原油・重油



(クリックで大きく見られます)

燃料消費量では、2011年全体で石炭は0.8%減と前年とほぼ変わらず。LNGは18.4%、重油54.7%、原油105.6%増と重油、原油の増加が大きくなっています。月別グラフで見ると、LNGの消費量は5月以降、前年同月比15〜34%増加。重油・原油は10月以降、大幅に増加しています。

このように2011年は日本の電力事情は大きく変わりました。節電による消費電力の減少、原子力発電の大幅な減少と火力発電の増加。火力発電の燃料消費、燃料費は大きくなっています。今後、日本のエネルギーをどうまかなうのか。リスクとコスト、そして対策のための時間も含めて真剣に考えるなければなりません。


*追伸*
このような発受電・燃料消費のデータは、PDFファイルで公開されています。これは、集計するのに大変手間がかかります。時系列でのCSVファイル、せめてHTMLでの公開をお願いします。(情報公開のあり方もそろそろ見直して欲しい)


関連ページ
LNG輸入が過去最高=火力発電で需要拡大−昨年
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012030800831
電力10社の燃料消費、重原油2.1倍・LNG1.3倍に
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E1E281968DE3E1E2E1E0E2E3E08698E2E2E2E2


2012/3/13 更新
東日本大震災発生から1年が過ぎました。改めて、亡くなられた方のご冥福と、被害にあわれた方へのお見舞いを申し上げます。
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風力発電・発電量の推移(上位4カ国)

前回、各国の風力発電設備容量の推移という記事を書きました。中国の風力発電の伸びが大きく、設備容量では2010年にアメリカを抜き第1位となっています。発電量が不明ですが、気になるニュースもありました。

中国の風力発電量、11年伸び悩む、送電網建設の遅れが響く
<中国証券報>国家能源局によれば、2011年の中国の風力発電量が目標値に届かなかったことが、このほど開かれた中国風力エネルギー新春茶話会において明らかになった。11年の発電量は約700億キロワット時で、前年の501億キロワット時に比べ約40%増の見通しだが、発電量の増加幅は10年の前年同期比81.41%増にはるかに及ばず目標は未達となりそう。送電網の建設が発電所の増設のペースに追いつかないことなどが響いた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0110&f=business_0110_079.shtml

この記事に出てくる中国の風力発電量 2010年 501億kwh、2011年 700億kwhというデータでグラフを作ってみました。(2011年のデータが得られたtop4カ国のみ)




(画像クリックで大きく見られます)

データ出典
アメリカ http://www.eia.gov/electricity/monthly/excel/epmxlfile1_1_a.xls (2011年11月まで)
ドイツ http://www.ag-energiebilanzen.de/viewpage.php?idpage=118
スペイン http://www.ree.es/ingles/sistema_electrico/pdf/infosis/Avance_REE_2011_ingles.pdf

2011年の設備容量では中国はアメリカの1.3倍なのですが、発電量ではアメリカの64%となっています。設備利用率ではそのまま計算すると2011年で中国は約12%。2011年の新設分が入っていないとしてもかなり低い発電量です。

ドイツとスペインを見てみると、スペインはドイツよりも少ない設備容量でドイツと同等の発電量があります。2010年までのドイツは風が弱く、発電量も低くなっていましたが、2011年は少し盛り返したようです。(スペインは2011年は2010年よりも発電量が減っている)

設備利用率の推計

(画像クリックで大きく見られます)

注意:設備利用率では、新設容量が大きいと稼働時期により設備利用率が低くなってしまうため、新設分の半数が当年の発電量に貢献したとして推計しています。

アメリカは2006年以降26%以上と高い設備利用率を維持しています。スペインも22%以上をキープ。ドイツは20%以下。中国は2007年から設備利用率が落ち15%程度。(ちなみに日本は約18%)


このように見てみると、中国の風力設備増強はすごい勢いですが、発電量、設備利用率は低く順調に発電しているとはいえない。上記記事の

科学的で根拠ある計画や手配がなされず、メーカーに対する技術標準や管理要求が厳格でない。資源を奪い合い、発電所を建設すること自体が目的と化しており、設備の品質や稼働状況を重視していない。

とは危機的な状況。建てることだけが目的になっていないか。(中国に限らず)検証が必要です。



関連リンク
各国の風力発電・設備容量の推移2011
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/3ad26eb1bb25b7d888f3cfa1be27f6d9
<風力発電>新設容量は「逆風」 20年ぶり前年割れ
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/ffc1fd2d4c8d79dcbbb9b953e56c55ec
日本と各国の風力発電の発電量、設備容量の推移
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/9bfbfdd5699b1aa97c20f2ff822640aa
各国の風力発電の発電量、設備容量の推移 6位以下
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/cc212098f082924ef9098e222e29b120

2012/2/21 更新
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各国の風力発電・設備容量の推移2011

世界風力エネルギー協会(GWEC・Global Wind Energy Council)から2011年の各国の風力発電・設備導入量が発表されました。

Wind Energy Powers Ahead Despite Economic Turmoil
http://www.gwec.net/index.php?id=30&no_cache=1&tx_ttnews[tt_news]=340&tx_ttnews[backPid]=4&cHash=f4d1217bad
Global wind statistics 2011(pdf)
http://www.gwec.net/fileadmin/images/News/Press/GWEC_-_Global_Wind_Statistics_2011.pdf

2011年には世界で41,000 MWの風力発電設備が導入され、全設備容量は238,000MWとなりました。中国は18,000MWの新設で、2011年の世界の導入量の44%を占めています。


(画像クリックで大きく見られます)

以下、GWECのデータから各国の累積設備容量の推移をグラフにしてみました。

各国の設備容量の推移

(画像クリックで大きく見られます)

2010年に中国がアメリカを抜いて1位になり、2011年にはさらに大きく突き放しました。インドは2011年の導入量は3位で、スペインとの差が縮まってきています。日本は一つ順位を落として13位。中国、アメリカ、ドイツ、スペイン、インドの5強と6位以下の差は大きくなってきました。

各国の設備容量の推移(6位以下)

(画像クリックで大きく見られます)

6位以下を見ると、イタリア、フランス、イギリス、カナダは順調に増加。スウェーデンも2008年頃から増加率が大きくなってきています。日本はほぼ横這い。

各国の風力発電・発電量は2010年以後のデータがまだ更新されていません。こちらも気になるところです。


関連ページ
中国の風力発電量、11年伸び悩む、送電網建設の遅れが響く
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0110&f=business_0110_079.shtml

GWEC Global Wind Energy Coun
http://www.gwec.net/
<風力発電>新設容量は「逆風」 20年ぶり前年割れ
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/ffc1fd2d4c8d79dcbbb9b953e56c55ec
日本と各国の風力発電の発電量、設備容量の推移
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/9bfbfdd5699b1aa97c20f2ff822640aa
各国の風力発電の発電量、設備容量の推移 6位以下
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/cc212098f082924ef9098e222e29b120


2012/2/9 更新
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スマートメーター OWL(はやわかり)購入その2

B006CLL45Q節電モニター2 Save Energy Ltd by G-Tools



前回の続き。購入したものの、取り付けが出来なかった電力メーター「はやわかり」を知人宅に取り付けてみました。こちらも二次側配線は隠れていたものの、一次側に余裕がありました。



センサー二つと送信機を取り付け。バッテリーボックスに余裕がなく、カバーが閉まらなくなってしまいました。



モニターとも同期させて、無事設置完了。

さて、このメーターはモニターでリアルタイムの使用量などを見るのはもちろん、過去のデータをパソコンに取り込んで見ることもできます。(累積データ保存は2年間分)付属のCDに入っているソフトは英語版ですが、販売元で日本語版をダウンロードできます。(私はこれに気づかず、英語版をインストールしてしまった)

http://www.lean-energy.net/our-service/download



データを取り込んで出てくるのは、1年分のグラフ。1日しかデータを取っていないので、この状態です。ここでグラフをクリックすると、1ヶ月、1週間、1日と細かいデータの表示ができます。



折れ線グラフも可。グラフのマーカーにカーソルを合わせると詳しいデータが表示されます。CSVファイルでの出力も可能。



全体としては、取り付けさえできれば良い商品だと思います。価格も9800円でお手頃。ただ、説明が不足しているのが残念。特に取り付け不可能な例は販売サイトで表示すべき。ソフトに関する説明書きも必要。この点は今後の改善を期待しています。


関連ページ
スマートメーター OWL(はやわかり)購入
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/331ba858c33cdffd1bb37118ca7cffb7
消費電力を計る・スマートメーターとGoogle PowerMeter
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/041cef1d765b71b0457590bc41492c2d



2012/2/3 更新 今日は節分です。
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スマートメーター OWL(はやわかり)購入

B006CLL45Q節電モニター2 Save Energy Ltd by G-Tools


コメントでご紹介頂いた、スマートメーター(電力メーター)「はやわかり」を購入してみました。送料込み9800円也。イギリスのOWLという機種の日本仕様。



早速取り付けです。



この電流センサーでブレーカーの二次側配線ケーブルを挟み込んで取り付けするのですが、説明書には「取り付け不可能タイプ」として下記のような記載が。

 二次側配線が隠されていて見えない
 契約アンペア数が70Aを越えている
 二次側配線のケーブルにゆとりがない
 ケーブルの直径が10mm以上の太さ





我が家のブレーカー。二次側配線は隠れています。一次側にもゆとりがなく、取り付けができませんでした。これらの取り付け不可能タイプは、販売ページに掲載がなく、説明不足だと思います。これから購入される方は必ず取り付けできるかどうかを先に確認して下さい。

さてこのメーター、せっかく購入したので知人宅に取り付けて試してみました。これはまた次回。


関連ページ
OWLのメーカー 2 Save Energy Ltd
http://www.theowl.com/
日本での発売元 Lean Energy
http://www.lean-energy.net/our-service
消費電力を計る・スマートメーターとGoogle PowerMeter
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/041cef1d765b71b0457590bc41492c2d


2012/1/30 更新
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つくば風車住民訴訟、市の上告棄却 元助役らに賠償命令


小中学校に設置した小型風力発電機の発電事業失敗をめぐり、つくば市が計画通り発電しない風車計23基を小中学校に設置したのは違法な公金支出だとして、市民団体が市原健一市長ら3人に事業費相当額の約3億円を賠償させるよう求めた住民訴訟で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は20日までに、市の上告を棄却する決定をした。当時の市新エネルギー推進室長に約310万円、元助役に約465万円を賠償させるよう命じた二審判決が確定した。
茨城新聞 2012年1月21日 
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13270703415942


つくば市の回らない風車問題での住民訴訟で最高裁判決。市側の責任を認め、元助役などへの賠償命令が確定。つくば市の風車問題では、何度かブログに書いた。

つくば市風力発電問題
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/c/3812224161e14fa66a9247e394f11102

元々は、環境省の「まほろば事業」という補助金で、つくば市の小中学校に75基の小型風力発電機を設置。売電収入年間約1,800万円を原資に、地域通貨「ネコちっぷ」を発行するという計画だった。環境省からの補助率2/3。

ところが、23基を設置したところで風車が全く回っていないと問題になり、事業は中断。環境省の補助金も返還。コンサルタントの早稲田大学は、異なる機種のパワーカーブを使って発電量を多く見せかけていた。風力発電機の選定委員会が実質開かれておらず、早稲田大学が開発した風車を選定。さらには、つくば市は工事を5分割し、落札率は全て97%以上。

これは、業者と市側の癒着、補助金の不正、談合など従来からの公共事業の問題だろう。今回はたまたま問題が明らかになったが、同様の事例が大型の風力発電事業などにもあると思う。

各地で計画通りに回らない風車があり、興部町風力発電所など廃止するところも出てきた。報道などではメンテナンス料が賄えないためとしているが、もともと平均風速が約4m/sでとても採算は取れない。

風力発電廃止、維持管理費重く…有数の適地で
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120124-OYT1T01095.htm?from=tw
興部町風力発電所 発電状況
http://www.town.okoppe.lg.jp/gaiyo/windpower/gaiyo_8windpower_2untendata.html

全量買い取り制度が始まるにあたり、既存の設備も対象にするよう要望が出ているようだが、補助金の支給を受けた設備でありながら実際の発電状況、設備利用率などはほとんど公表されていない。これでは、補助金が適正であったかどうかも判断できない。

補助金も全量買い取り制度も国民の負担である以上、まずは運転状況を明らかにし、問題のある事業がないか精査するべきだと思う。


関連ページ
つくば市風力発電問題の経緯
http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-392.html
高裁判決:風車訴訟、新たに賠償命令 つくば市の元助役に465万円
http://www.joyo-net.com/kako/2010/honbun100205.html

風力発電事業が赤字だらけの理由 WEDGE2月号
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1674

伊方町風車騒音問題
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/c/bc830ac206a7acd06896df7fc155d5a2
日本風力開発 決算の謎
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/c/bf415f6e04949ff167f11ac6a5398f9f
日本風力開発 決算の謎2010
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/c/04f65e34ca83bde201508849ebb4ae8a


2012/1/28 更新 
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