病院スタジオでヒィ～。

後楽園ゆうえんちと花やしきのおばけ屋敷で号泣する、自他共に認める「恐がり」のヨメ。なのに仕事で、初台にある古い病院スタジオで撮影をすることに…。ウウウ、嫌やなぁ。
誰もいない受付を通り過ぎ、撮影ポイントの確認のためエレベーターで５階へ。往時はひっきりなしに人が出入りしていただろう、古ぼけた薄暗い病室が続く。恐怖の為、半目開けで前進。ヒィー怖すぎ！薄暗い廊下の奥にはガイコツ標本ポツーン。その隣に人体くんポツーン…。そんなベタな演出いらんから！ちゃんと倉庫になおしといてくださいよ！
各階をチェックするも、全館に漂う気味悪さと底冷え感に打ちのめされるヨメ。ダンナの友人が運ばれた病院、っちゅうことは、この部屋でなくなった方も？！アカン、アカン、何も考えたらアカン、アホになるんや…。怖さをごまかしつつ、仕事を終わらせる。大人もタイヘンやでぇ。
いやはや、こんな都会のど真ん中に「なにかが憑いて来る」感が味わえる場所があったとは、トーキョー恐るべし…！

おねーちゃんの援護射撃。

21日は音音ちゃんの一大ステージ。先週末のリハで「白のドレスにせよ！」とのボス命令が急遽下され、土曜日中に見つけなくてはならぬことに！どうすっぺ！…そや、こんな時は、おねーちゃんにＳＯＳやがな！
ダンナのおねーちゃんはとてもオシャレ。スタイリストになってもおかしくない。今回も救助信号を出したところ、土曜日にあらかじめチェックしておいてくださったので、ドレスが決まるまで比較的短かった。ちなみに「ドレス探し隊」は音音ちゃんとダンナとおねーちゃん、のワケの分からん編成。
月曜のステージは、白いドレスの音音ちゃんが堂々たる歌いっぷりで、終演時にはお客様から感動の声が相次いだ。良かった、ほんまに良かった。
おねーちゃんのヘルプもあり、無事に終わった今回のコンサート。企画した側のヨメもほっと一息じゃい。

ヨメのエヘヘ外交。

先週末、成田空港にチェコの美人バイオリニスト×2を迎えに行ったヨメ。英語しゃべれんので、空港からホテルまでのほとんどを「エヘヘ～」で済ます。明るく「エヘヘ～↑」、暗く「エヘヘ～↓」でニュアンスを伝えるのや！
さて、今回来日したアナちゃんとは去年プラハで会っているのだが、どーもヨメを子供と勘違いしているらしい。彼女は175cmぐらいあるから、157cmのヨメがちんちくりんに見えるのは仕方がありまへんけども…。ヨメを見つける度に「あっら～、また来たの♪」な感じで、手を引き、ギュッと抱きしめ、頭をナデナデ。ワシもせっかくなので、べっぴんさんのニオイを鼻イッパイに吸うておく。フンガ。たぶん、こおゆう国際交流しかヨメにはないのだろう…。

こちらCheckmate King2.

ＢＳ2で戦争TVドラマ『コンバット』が再放送されているらしい。しかも、日本語吹き替え版での放送。ケーリー上等兵の吹き替えは、ルパン3世やクリント・イーストウッドの吹き替えやっている山田康雄なのがいい！ゴキブリ退治のコンバットのテーマ曲は、このドラマのテーマ曲だ。オイもゴキブリ退治すっど！

青いニオイ。

早起きが流行っているとフリーペーパーに載っていたのと（ホンマか？）、仕事が少し増えているので、早朝に出勤することにしたヨメ。名付けて「早起き三文クラブ」。朝、7時前後の中央線に乗ると、8時台後半と乗客層が全然ちゃう。制服姿のチビッコや、高校生がぎょうさんおる。小テストの勉強、宿題の見直しなど通学時間を有効利用している模様。エライぞ、日本のヤング！受験がんばらなアカンわ～的雰囲気、会話の中からムンムン漂う青春のニオイ…。オトナになって忘れたモンが早朝の中央線には、ある。その青いニオイを嗅ぎ、若かりし頃の失敗談を思い出しては、車内で一人悶えるヨメ。嗚呼、オトナになるまでいくつの過去を封印して来たことか！けれど、そんなハズカシイ思い出は、なぜか気持ちを初々しくさせてくれる。今日も初心に戻って、いっちょがんばろかい、と思わせてくれるから不思議だ。…早朝の青いニオイを嗅ぐひととき、しばらくクセになりそうやね、フンフン。