
(モンテディオ山形1-3サンフレッチェ広島、第34節、NDソフトスタジアム山形、7,016人)
立ち上がりに不運な形でビハインドを背負った広島。反撃を試みるが、中央を固く閉ざす山形を前に、従来の流れるようなパスワークは鳴りを潜める。しかし、後半に入り、右サイドに張るミキッチをシンプルに使った攻撃や、ブロックの外からの強引なシュートでこじ開けに掛かると、CKの流れから森脇が同点弾を奪取。さらに、失点によってばたついた相手を尻目に、プレスの弱まったバイタルエリアを活用し、逆転に成功する。持ち味を存分に発揮し、ペトロヴィッチ体制のラストゲームを勝利で飾った。
ただただ悔しく苦しい。そんなシーズンが終わりました。
最終戦は序盤にこれが山形での最後の試合となる宮崎が先制弾を放つものの後半逆転負け。一時お別れとなるJ1最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。
そして小林監督もこれが最後の指揮。
試合後のサポーターの前での挨拶。「よくやった」とねぎらう声に「なんでこんなに温かいのか」と話されていた監督が、最後にチームを勝たせることが出来ず悔しいと涙声で謝罪する姿にこちらまでもらい泣きしてしまいましたよ。
これでクラブが無くなるわけじゃないですし、来季はJ2を舞台にJ1を目指す戦いが待ち受けています。
ほとんどの選手がチームに残るわけですし、この小林監督の悔し涙は皆で共有して忘れてないで欲しい。
奇しくも同じ日に柏が優勝を決め、09年シーズンの降格からJ2優勝、J1優勝と奇跡といってもいいストーリーを紡ぎました。
さすがにこれは出来すぎにしても、J1復帰だけでなくJ1で勝てるチームをJ2で作り上げて欲しいものです。
宮崎の挨拶の時に私の後ろの女性が「光平残ってけろ〜」と叫んでいました。
「クラブを去るのは宮崎が決めたわけじゃないし」と内心思いつつも、まるで我が子に向かって叫んでいるようなその声に「こんなサポがついているならきっとJ2でも立派に戦える」と確信した次第です。
J2になって来季から日曜日に試合が固定され、遠方の試合は観戦するのも難しくなりますがぜひスタジアムに足を運びましょうってことでほとんど何も書かなかった2011年シーズンは終わります。









