映画「ヒミズ」がついに公開されました。
公開前から住田役の染谷将太と茶沢さん役の二階堂ふみがヴェネツィア国際映画祭で最優秀新人賞を獲得したことでも話題になりました。
私も原作が大好きなのでさっそく見てきましたよ。
感想としては驚き!でしたね。
主演の二人は確かに素晴らしかった。個人的には二階堂ふみさんが強く印象に残りました。まだ17歳。今後すごい女優さんになるんでしょうね。
夜野がおっちゃんになってるものワラタ。
さてさて「驚き」ですが、映画の重要部分に直結しますので、これからご覧になる方は絶対に以下を読まないでください。
はじめていいですか?2回警告しましたよ。
原作のラストは住田がピストルで自殺して終わるのですが、映画ではなんと住田は自殺していなかった!!
住田が空へ向かって銃を2発放った時にイヤな予感がしたんですよ。3発めは空砲で助かるのかな?とか。
銃声で起きた茶沢さんに住田は「警察に自首する」と言い土手を走りはじめ、隣で一緒に走る茶沢さんが「住田君ガンバレ」と応援する。
住田も「ガンバレ」って叫び、土手で走る2人から東日本大震災後の津波で壊滅した街の風景に画面が切り替わる...ってラスト。
なんという原作レイプ。
住田と茶沢さんがガンバレガンバレ言いながら走っているシーンは失笑してしまいました。まさか最後ギャグ漫画になっているとは。
震災後の日本に設定が変わっていると聞いてどうなのとは思ったんですが、ラストこうくるわけですね。
最後の最後までいい映画にしてもらったなぁとしみじみしていただけにがっくりです。
被災地を応援するメッセージを込めているのは分かるんだけれど、「ヒミズ」でそれをやるのは無理があったんじゃないかなぁ。
原作云々を抜きにしてもガンバレガンバレって伝えたいことをそのままストレートに出されてもって気もするし。
原作を知らないでみたなら「いい映画だったねぇ」となるかもしれません。
原作を読んで映画をご覧になった方がどんな感想を抱いたか知りたいところです。









