吉嶺史晴のブログ

音楽教室の御案内、日々のことなど

喫茶店

2017-03-20 | weblog
「昭和の喫茶店」と勝手になづけていた喫茶店がなくなって久しい。
鹿児島市内のとある喫茶店。
レッスンとレッスンの合間に昼御飯を食べに。
レッスンが終わってから家に帰るまえ珈琲のみに。
時々いってた。

その喫茶店がなくなってしまってなんだかちょっとサミシイのである。

80年代頃とおぼしき動かないゲーム機がテーブルになっていて、いつもすごく小さい音でテレビがついてた。テレビがついてない時には、これまたすごく小さい音で古びたスピーカーから音楽がなってた。

珈琲は350円。飛び切り、うまい、という味じゃなかったけれど、ちゃんと珈琲の味はしてた。
定食メニューもあった。(これ、大事)
エビフライとか、魚フライとか、そういうやつ。

店主はちょっと頭がうすくなりかかっている感じのオジサンで、いつも何か読んでた。
従業員はひとりもいなくてそのオジサンが給仕して、定食類も作ってくれてた。もちろん珈琲も。

動かなくなったゲーム機、どこに行ってしまったのかな。
店主のオジサンはどこにいるのかな。

いついってもほとんど客はいなかったのだけれども一度だけ、なにやら訳あり風の中年男女がいたのを覚えてる。
時々「今の現場で」とか「あんたの定期預金から」とか「裁判所」とかそんな単語が聴こえてきて、ちょっとドキドキしてしまった。

そんな喫茶店も今はもうない。

なんだか、どんどん時が流れてゆくのだ。
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