公演当日に少し書きましたけど、本当に充実の公演でロシア・バレエのすごさを再確認しました。
4時間近い公演時間でしたから、お腹いっぱいです。
今回は演目ごとに一言感想なぞ書いてみようかと。でも大したこと書けないんだなぁ。
ボリショイ&マリインスキー合同ガラBプロ
2010年10月27日(水)18:30~ @東京文化会館
【第1部】50分
◆「フローラの目覚め」よりパ・ド・カトル
(振付:プティパ / レガート / ブルラーカ、音楽:ドリゴ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(ディアナ) /
アリーナ・ソーモワ(オーロラ) /
ナターリヤ・オーシポワ(ヘーベ) /
スヴェトラーナ・ルンキナ(フローラ)
長身の2人と小柄な2人で。4人ともかわいらしい♪
◆「ライモンダ」よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グリゴローヴィチ、音楽:グラズノーフ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
なんだろな~。ロブーヒンって、テクニックはあると思うしガタイもいいんだけども
どうにも王子的な役はキャラじゃない感じがしますですね。
前にアルブレヒト観た時も、なんか違う、って思ってしまったしな。
なんとも重量感があるんだよね。
登場する時に既にドスドスドスドスって聞こえちゃったのは…。うーん。座席の問題かしら。
◆「タンゴ」 (振付:ミロシニチェンコ、音楽:ピアソラ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / アレクサンドル・セルゲーエフ
テリョーシキナがめちゃくちゃカッコよかった!
◆「Fragments of a Biography」より
(振付:V・ワシーリエフ、音楽:アルゼンチンの作曲家による)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
前の演目と似た感じだけれども、こちらはもう少ししっとりした感じかな?
でもちょっと長いかも…。順番が逆だったら、感想が違ったかもですね。
メルクリくん、髪伸びたねぇ(そこ??)
◆「ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ラヴロフスキー、音楽:プロコフィエフ)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
2人とも若いなぁ。シクリャローフはもっと頑張れ~。
【第2部】55分
◆「ゼンツァーノの花祭り」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ブルノンヴィル、音楽:ヘルステッド)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / レオニード・サラファーノフ
サラファーノフの足捌きってやっぱりすごいですね~。
軽やかに細かいブルノンヴィルの振り付けをこなしちゃってる。
オブラスツォーワも可愛い♪
◆「パ・ド・ドゥ」( 振付:ヤコブソン、音楽:ロッシーニ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
はじめの方のリフトとかは、なんか最近の面白くなくなっちゃったフィギュアのアイスダンスを観ているような気持ちになりました。
その無理のある形のリフトとか必要かい?美しくないよ?とか思ってしまったです。
でも、途中でオシポワちゃんの拗ねたような演技は可愛かったなぁ。
◆「パピヨン」よりパ・ド・ドゥ
(振付:M・タリオーニ / ラコット、音楽:オッフェンバック)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
ゆったりとした動きだと、ソーモワの技術っていうのはきちんとしているんだなと思う。
でも速い動きになると長い手足をもてあますかのようにブンブンと振りまわしてるんだなぁ。
指先足先まで神経が行き届いていないように思えて、どうにも苦手なのです。
◆「グラン・パ・クラシック」(振付:グゾフスキー、音楽:オーベール)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
ルンキナちゃんってテクニックを披露する演目のイメージないんだけど…。
フェッテも最初の方はすごくキレがあって、おお、月日は流れたのね~ってボリショイで初来日した時のキトリなぞ思い出してしまったよ。
◆「ロシアの踊り」
(振付:ゴールスキー / ゴレイゾフスキー、音楽:チャイコフスキー)
ウリヤーナ・ロパートキナ
「白鳥の湖」の全幕の中でなく、単品(って書き方おかしいな)で観て、こんなに美しいなんて。
やっぱりロパートキナすごいな。好きだな~。
◆「海賊」よりパ・ド・ドゥ
(振付:チェクルィギン / チャブキアーニ、音楽:ドリゴ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
王子系より断然こっちと思われます。ロブーヒンは。
ニクーリナちゃん、プログラムの写真とイメージが全然違う。
可愛い♪(あ、女性ダンサーに対してはこればっかだ)
【第3部】65分
◆「パリの炎」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ワイノーネン / ラトマンスキー、音楽:アサーフィエフ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
なんだかこのカップル、えらいことになっちゃってますな~(笑)
観る度にエスカレートしてる気がするんですけど(笑)、このカップルの場合はもう行くとこまで行っちゃって、って気持ちになります。
あのジャンプに回転は、もう笑うしかないんだもん。もちろん会場大盛り上がりです。
この個性の強い2人が同じバレエ団に所属してるってすごいことだよねって友達と話してました。
◆「ジゼル」よりパ・ド・ドゥ (振付:プティパ、音楽:アダン)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ
「パリの炎」の盛り上がりの後じゃやりにくいよね、と友達も言っていたのですが。
次に真逆の「ジゼル」を持ってきたのは、うまいなぁって思いました。
オブラスツォーワのジゼルがとてもよくてですね、あっという間に客席も静寂の世界に入り込めましたよ。
◆「プルースト~失われた時を求めて」より 囚われの女
(振付:プティ、音楽:サン=サーンス)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
おお!ボリショイのダンサーがプティを踊っているよ!と、感無量。昔じゃ考えられないものね。
やっぱりヨーロッパのダンサーさんが踊るのとは雰囲気が違いますね。
でもルンキナちゃんは美しかったです。
ヴォルチコフの足の長さにため息。
◆「ファニー・パ・ド・ドゥ(ザ・グラン・パ・ド・ドゥ)」
(振付:シュプック、音楽:ロッシーニ)
ウリヤーナ・ロパートキナ / イーゴリ・コールプ
演目が発表になった時に、「もういいよ」と散々言っていたんですが、今回が一番笑えました。「もういいよ」といか言ってごめんなさい。
ロパートキナとコールプの「間」がよくなってたんですよね。
コールプのうんざり顔もよかったし。
でも、でも、次には違う演目を観せてね。Bプロでコールプの出演はこれだけだったし。
クラシックが観たいですぅ。
◆「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / ゴールスキー、音楽:ミンクス)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
ミス・フェッテは健在でしたな。ステパネンコ姐さん、素敵♪
まだまだ若い子には負けないわよ~って高速でぐるぐるしてました。
Aプロの「ライモンダ」も観たかったな。
メルクリくん、姐さんに合わせて髪を黒く染めて登場。
最初誰だかわからなかったよ。ボリショイに移籍した当時は姐さんのパートナーとして
いっぱいっぱいな感じもしたんだけど、しっかりしたパートナーっぷりでした。
◆「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ、音楽:チャイコフスキー)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / レオニード・サラファーノフ
やはりテリョーシキナのオディールがカッコよいのです。
これなら、王子もクラクラしちゃうよ。
前回のマリインスキーの来日公演の時、彼女の全幕観ればよかったと後悔中。
サラファーノフは体格が華奢なせいか、髪型のせいか見た目があまり王子っぽくはないのだけど、でも踊ると王子なんだよなぁ。
全幕で観たいかも。
そして、東バに客演するソロルが楽しみになったです。
4時間近い公演時間でしたから、お腹いっぱいです。
今回は演目ごとに一言感想なぞ書いてみようかと。でも大したこと書けないんだなぁ。
ボリショイ&マリインスキー合同ガラBプロ
2010年10月27日(水)18:30~ @東京文化会館
【第1部】50分
◆「フローラの目覚め」よりパ・ド・カトル
(振付:プティパ / レガート / ブルラーカ、音楽:ドリゴ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(ディアナ) /
アリーナ・ソーモワ(オーロラ) /
ナターリヤ・オーシポワ(ヘーベ) /
スヴェトラーナ・ルンキナ(フローラ)
長身の2人と小柄な2人で。4人ともかわいらしい♪
◆「ライモンダ」よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グリゴローヴィチ、音楽:グラズノーフ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
なんだろな~。ロブーヒンって、テクニックはあると思うしガタイもいいんだけども
どうにも王子的な役はキャラじゃない感じがしますですね。
前にアルブレヒト観た時も、なんか違う、って思ってしまったしな。
なんとも重量感があるんだよね。
登場する時に既にドスドスドスドスって聞こえちゃったのは…。うーん。座席の問題かしら。
◆「タンゴ」 (振付:ミロシニチェンコ、音楽:ピアソラ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / アレクサンドル・セルゲーエフ
テリョーシキナがめちゃくちゃカッコよかった!
◆「Fragments of a Biography」より
(振付:V・ワシーリエフ、音楽:アルゼンチンの作曲家による)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
前の演目と似た感じだけれども、こちらはもう少ししっとりした感じかな?
でもちょっと長いかも…。順番が逆だったら、感想が違ったかもですね。
メルクリくん、髪伸びたねぇ(そこ??)
◆「ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ラヴロフスキー、音楽:プロコフィエフ)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
2人とも若いなぁ。シクリャローフはもっと頑張れ~。
【第2部】55分
◆「ゼンツァーノの花祭り」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ブルノンヴィル、音楽:ヘルステッド)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / レオニード・サラファーノフ
サラファーノフの足捌きってやっぱりすごいですね~。
軽やかに細かいブルノンヴィルの振り付けをこなしちゃってる。
オブラスツォーワも可愛い♪
◆「パ・ド・ドゥ」( 振付:ヤコブソン、音楽:ロッシーニ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
はじめの方のリフトとかは、なんか最近の面白くなくなっちゃったフィギュアのアイスダンスを観ているような気持ちになりました。
その無理のある形のリフトとか必要かい?美しくないよ?とか思ってしまったです。
でも、途中でオシポワちゃんの拗ねたような演技は可愛かったなぁ。
◆「パピヨン」よりパ・ド・ドゥ
(振付:M・タリオーニ / ラコット、音楽:オッフェンバック)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
ゆったりとした動きだと、ソーモワの技術っていうのはきちんとしているんだなと思う。
でも速い動きになると長い手足をもてあますかのようにブンブンと振りまわしてるんだなぁ。
指先足先まで神経が行き届いていないように思えて、どうにも苦手なのです。
◆「グラン・パ・クラシック」(振付:グゾフスキー、音楽:オーベール)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
ルンキナちゃんってテクニックを披露する演目のイメージないんだけど…。
フェッテも最初の方はすごくキレがあって、おお、月日は流れたのね~ってボリショイで初来日した時のキトリなぞ思い出してしまったよ。
◆「ロシアの踊り」
(振付:ゴールスキー / ゴレイゾフスキー、音楽:チャイコフスキー)
ウリヤーナ・ロパートキナ
「白鳥の湖」の全幕の中でなく、単品(って書き方おかしいな)で観て、こんなに美しいなんて。
やっぱりロパートキナすごいな。好きだな~。
◆「海賊」よりパ・ド・ドゥ
(振付:チェクルィギン / チャブキアーニ、音楽:ドリゴ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
王子系より断然こっちと思われます。ロブーヒンは。
ニクーリナちゃん、プログラムの写真とイメージが全然違う。
可愛い♪(あ、女性ダンサーに対してはこればっかだ)
【第3部】65分
◆「パリの炎」よりパ・ド・ドゥ
(振付:ワイノーネン / ラトマンスキー、音楽:アサーフィエフ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
なんだかこのカップル、えらいことになっちゃってますな~(笑)
観る度にエスカレートしてる気がするんですけど(笑)、このカップルの場合はもう行くとこまで行っちゃって、って気持ちになります。
あのジャンプに回転は、もう笑うしかないんだもん。もちろん会場大盛り上がりです。
この個性の強い2人が同じバレエ団に所属してるってすごいことだよねって友達と話してました。
◆「ジゼル」よりパ・ド・ドゥ (振付:プティパ、音楽:アダン)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ
「パリの炎」の盛り上がりの後じゃやりにくいよね、と友達も言っていたのですが。
次に真逆の「ジゼル」を持ってきたのは、うまいなぁって思いました。
オブラスツォーワのジゼルがとてもよくてですね、あっという間に客席も静寂の世界に入り込めましたよ。
◆「プルースト~失われた時を求めて」より 囚われの女
(振付:プティ、音楽:サン=サーンス)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
おお!ボリショイのダンサーがプティを踊っているよ!と、感無量。昔じゃ考えられないものね。
やっぱりヨーロッパのダンサーさんが踊るのとは雰囲気が違いますね。
でもルンキナちゃんは美しかったです。
ヴォルチコフの足の長さにため息。
◆「ファニー・パ・ド・ドゥ(ザ・グラン・パ・ド・ドゥ)」
(振付:シュプック、音楽:ロッシーニ)
ウリヤーナ・ロパートキナ / イーゴリ・コールプ
演目が発表になった時に、「もういいよ」と散々言っていたんですが、今回が一番笑えました。「もういいよ」といか言ってごめんなさい。
ロパートキナとコールプの「間」がよくなってたんですよね。
コールプのうんざり顔もよかったし。
でも、でも、次には違う演目を観せてね。Bプロでコールプの出演はこれだけだったし。
クラシックが観たいですぅ。
◆「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / ゴールスキー、音楽:ミンクス)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
ミス・フェッテは健在でしたな。ステパネンコ姐さん、素敵♪
まだまだ若い子には負けないわよ~って高速でぐるぐるしてました。
Aプロの「ライモンダ」も観たかったな。
メルクリくん、姐さんに合わせて髪を黒く染めて登場。
最初誰だかわからなかったよ。ボリショイに移籍した当時は姐さんのパートナーとして
いっぱいっぱいな感じもしたんだけど、しっかりしたパートナーっぷりでした。
◆「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ、音楽:チャイコフスキー)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / レオニード・サラファーノフ
やはりテリョーシキナのオディールがカッコよいのです。
これなら、王子もクラクラしちゃうよ。
前回のマリインスキーの来日公演の時、彼女の全幕観ればよかったと後悔中。
サラファーノフは体格が華奢なせいか、髪型のせいか見た目があまり王子っぽくはないのだけど、でも踊ると王子なんだよなぁ。
全幕で観たいかも。
そして、東バに客演するソロルが楽しみになったです。