ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

「宮城の皆さんへお願いします」心あたたまる支援に感謝

2016-05-15 20:19:06 | 活動報告
 熊本地震からちょうど1カ月。犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われた皆さんの生活が1日も早く戻るようお見舞い申し上げます。

 熊本地震から4日後の4月18日、ふんばろう宮城プロジェクト「問い合わせメール」に1件の支援申し出の連絡が入りました。メールの主は埼玉県で農家を営む金子さん。「昨年秋に収穫した無農薬栽培のお米(約100Kg)を必要となさっている方々に届けていただきたいのですが、お願いできますか?籾で保存していますので籾摺り、精米してお送りいたします」という内容でした。
 
 熊本地震の直後だったので、震災から5年が経過した宮城への支援ではなく「熊本へつないでくれ」というお申し出かと思い確認したところ、「宮城の皆さんへお願いします」という心あたたまる返信が返ってきました。
 
 さっそく、今回の支援を「必要なところへ、必要な分だけ」届けたいとの思いで、いくつかの団体などに問い合わせたところ、石巻を中心に子どもたちへの学習支援活動を展開するNPO法人TEDIC(代表・門間優氏)が取り組んでいる「ていざん子ども食堂」と、仙台市内の生活困窮世帯へ食事支援をスタートさせた「せんだいこども食堂」(代表・門間尚子氏)、震災復興支援でふんばろう宮城PJとも協業させていただいた一般社団法人・共生地域創造財団(代表・奥田知志氏)へお届け(予定)することができました。

※せんだいこども食堂の門間さん(右)と樋口さん
 
 震災から5年2カ月。被災地を思いやってくれる方は、まだまだ少なくないと感じています。「必要なところへ、必要な分だけ支援する」という私たちの前身、ふんばろう東日本支援プロジェクトの方針に沿って、これからも支援者と被災された方をつなぐ役割を担いたいと思います。(こせきかつや)


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