磯あそび

今日の写真は、勝浦市内のビーチ。

もうじき海びらき。まだまだサーファー以外には閑散としているビーチだが、人でごったがえすのも時間の問題。
賑やかなビーチで海水浴を満喫するのは、夏の風物詩の１つで楽しいが、あえて人ゴミを避けつつ、海でひそかに楽しみたいなら磯あそびというのはどんなものだろう。

潮が引いた岩場は、じっくり観察してみると潮溜まりのいたる所に海の野生を垣間見ることができる。この日はイソギンチャクがキレイに花のように食指を広げているところを発見できた。ゆらゆらと揺れる食指は、風に揺れる花びらのよう・・・。


引き潮で姿をあらわにした岩場にもイソギンチャクの姿が見受けられた。こちらは海水の外に姿を見せている関係で、クチを小さく広げている縮退運用みたいな感じ。


軽く指でイソギンチャクを突付いてみたら、あっという間にちぢこんで隠れてしまった。


そして岩場に行ったら、ぜひ目を凝らしてくぼみをチェックしてみて！
彼らは必ずいるので・・・。クチからぶくぶくと泡を吹いて、こちらが見過ごして遠ざかってしまうのをジッと影から窺っている。
追いかけるとサッと逃げ、目をそらすとソーッと出て来るこやつらと僕の関係は、例えて言えば野球のピッチャーとランナー。静かに耳を澄ませば「リー！、リー！、リー！」と言う声が聞こえてきそう。
バッチリ、牽制球で刺してやりましょう！