今日は房総丘陵の丘にある麦畑。
水田はつい最近、田植えが終わったばかり。まだ頼りなく細い稲の苗が風にそよいでいる。
一方で麦はビッシリと青い実をつけて凛と畑に立っている。もうじき収穫の時期を迎えようとしている。
小学生の頃、学校の担任の先生が「麦のようになれ」と書いた模造紙を教室の壁に貼っていた。麦踏みになぞらえて、踏まれて尚強く伸びるようにという意味だったと思う。
当時(五年生)、担任だった女性の先生(三十歳強)はちょっと変わっていて、クラス対抗の球技大会で負けたり、文化祭の出し物の練習がうまくいかなかったり、悪さをした男子生徒をおこったりするとき、キンキン声をどなりつけてつつ、大粒の涙をこぼした。ひどい時は机上の答案用紙や提出したノートなどを手で払って床に散らばったりした。僕らはあとでトイレに隠れて「すっげー、先生またご乱心だー」と言って盛り上がっていた。あの頃、僕らはその怒られている様子を麦踏みと考え、麦(生徒)としては我慢しなければいけないと、妙なクラスの団結を生んだりして男子女子の信頼もあってとてもうまくいっていた。
今思えば、とんでもないヒステリー先生だったわけで、現在の教育の場ではおそらく勤まらないだろうなと思うが、あの頃があったから今でもクラスのみんなは仲良しで連絡を取り合ったりしている。
顔を合わせると必ず話題になるのが先生のキレ話し。いつも酒の席が爆笑の渦になったりする。でも不思議と先生の悪口を言う人は誰もいない。
水田はつい最近、田植えが終わったばかり。まだ頼りなく細い稲の苗が風にそよいでいる。
一方で麦はビッシリと青い実をつけて凛と畑に立っている。もうじき収穫の時期を迎えようとしている。
小学生の頃、学校の担任の先生が「麦のようになれ」と書いた模造紙を教室の壁に貼っていた。麦踏みになぞらえて、踏まれて尚強く伸びるようにという意味だったと思う。
当時(五年生)、担任だった女性の先生(三十歳強)はちょっと変わっていて、クラス対抗の球技大会で負けたり、文化祭の出し物の練習がうまくいかなかったり、悪さをした男子生徒をおこったりするとき、キンキン声をどなりつけてつつ、大粒の涙をこぼした。ひどい時は机上の答案用紙や提出したノートなどを手で払って床に散らばったりした。僕らはあとでトイレに隠れて「すっげー、先生またご乱心だー」と言って盛り上がっていた。あの頃、僕らはその怒られている様子を麦踏みと考え、麦(生徒)としては我慢しなければいけないと、妙なクラスの団結を生んだりして男子女子の信頼もあってとてもうまくいっていた。
今思えば、とんでもないヒステリー先生だったわけで、現在の教育の場ではおそらく勤まらないだろうなと思うが、あの頃があったから今でもクラスのみんなは仲良しで連絡を取り合ったりしている。
顔を合わせると必ず話題になるのが先生のキレ話し。いつも酒の席が爆笑の渦になったりする。でも不思議と先生の悪口を言う人は誰もいない。
読ませて頂きました。
私が中学校の時にも、よく泣く先生がいまして、やはり
その先生の悪口を言う人は、一人もいませんでした。
あれって、ヒステリーの中にも、愛情が入っているの
でしょうかねー。
ブログに書き込みしながら、自分がほのぼのとした気持
ちになったのは、始めてです。
楽しかった。
また、楽しい記事を読ませてください。
素敵な麦畑の写真有難うございます。
hallickさんがおっしゃるように気持ちが和みますね。
実は私千葉に10数年住んでいるのですが房総半島を巡ることがなかったのでゆっくりとプログをのぞかせていただきます。
素敵な写真をこれからもよろしくおねがいします。
これからも房総半島のいいところを紹介していきます。
こちらこそよろしくお願いします。