ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

類は友を呼ぶ

2013-12-26 18:30:50 | 雑感
先日、学生時代のAさんに久し振りに会ったのですが
姑との関係で苦労しているようで
話はほとんど、その愚痴で占められてしまった、
ということがありました。

Aさんは古くからの大切な友人なのですが
悩みができると、袋小路に入ったように
そのことしか考えられなくなり
視野が狭くなってしまう傾向があります。

私自身もそういうところはあるので
彼女が愚痴っているときは黙って聞いてあげるのですが
ああ、今日も愚痴を聞くのかと思うと
会うのが億劫になってしまうこともあります。

Aさんのほかに、共通の友人、Bさんもいます。
Bさんは冷静で聡明な方ではありますが
最近、子育てで煮詰まっているようで
疲れているような印象を受けています。

そのBさんと電話で話をしているとき、
Aさんの話になりました。
「Aさん、どうしてる?」
という話になったので
「最近、会ったけど、姑との関係に悩んでいるみたいよ」
と正直に話したところ
「久し振りだし、会って話がしたい」
と、急に言われました。

ここで、私はちょっと思うところがありました。
Bさんが
「Aさんが悩んでいる」
というところに反応して
「会いたい」
と言った点に関してです。

私は、Bさんが、Aさんを励ますために会うのではなく
自分も子育てで煮詰まっているため
同じように息苦しい思いをしている人を見たい、
不幸な人を見て安心したい、
そういう暗い気持ちがあることを
微妙に感じ取ってしまいました。

Aさん、Bさんとも20年を超える長い付き合いなので
私の感覚も大きく狂ってはいないと思います。

結局、Aさん、Bさん、私と3人で会い、
予想どおり、Aさんは姑の愚痴を言い
それをBさんと私の二人で聞くという展開になりました。

Aさん、Bさん、ともに私の大切な友人ですが
どちらも私と同様、影の部分を持っています。
ちなみに、これまで親しくさせていただいた人、
愚痴る人が多いです・・・。

これは私の鏡でもあると思います。
私自身、愚痴が多いのです。

自分が疲れているとき、暗い気分のとき、
明るい能天気の人と付き合うのはしんどい、
そう感じてきました。
なので、暗い人、地味な人、
愚痴の多い人との付き合いが多かったのです。

でも、今、40を目前にして
私の人生にも光が差してきたように思います。

今までの友人は大切にしつつ、
明るく楽しい人ともお付き合いしたいなあ・・・。
そう思うのは、いけないことかな・・・。


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「内」と「外」

2013-12-18 12:58:32 | 雑感
今までぼんやりと考えてきたこと、
自分の行動様式やストレスの元が
「内」と「外」に分けて考えると
よく理解できたので
記事にしてみようと思いました。

私は穏やかで思いやりに満ちた人間関係が好きで
温かい空気に浸っていたいと思うタイプです。
なので、その状態を傷付ける人や
先を見通せない不安定な状況が嫌いです。

仕事で人と接するときも
私はできるだけ穏やかに接してきたし
また、そのような振る舞いを無意識のうちに
相手に期待していました。
そして、その期待が破られると
大きなストレスを感じてきました。

甘かったのだと思います。
「外」は殺伐とした、真剣勝負の世界で
誰も自分を守ってはくれないし
油断していると食い物にされてしまう
厳しい世界です。

私は仕事を辞め
家庭にこもる選択をしました。
より安全で傷付くことのない「内」にいたかったのです。
それはそれで、心の弱い私にとって
最適な選択だったと思います。

ただ、社会に生きる以上、
「外」との接触は不可欠で
緊張を強いられるときはあります。

今の私の最大のストレスは
この「外」との接触です。
勇気を奮い立たせて
戦わなければいけないからです。

「内」と「外」との違いをよく認識して
甘えることなく、油断することなく
毅然とした態度で臨まなければと思います。

他方で、「内」にいる選択をした以上
家庭が心地よい場所であるよう
心を配らなければいけないと思います。
夫が厳しい「外」の世界で戦えるよう
平和で温かい巣を整えるのが
私の主な仕事なのだと思いました。


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飽きっぽい?

2013-12-11 14:47:07 | 雑感
先日、押入れをゴソゴソしていたら
奥の方に、何やら大事そうに
袋に包まれたものを発見しました。

もしや、夫が隠していたものか?
いかがわしいDVDとか?
元カノのプレゼントとか??

夫の秘密を暴露するような気持ちで開けてみると
干からびた粘土と消しゴムのかけらが出てきました。

干からびた粘土
→粘土細工で余った粘土

消しゴムのかけら
→消しゴムハンコを作ろうと思って買い込んだが
1こ作ったら飽きた

私の趣味の残骸でした

思い起こせば専業主婦になってから
色々なことにトライしたなあ

・編み物 → マフラー1本編んで終わり。肩が凝ったから
・フィットネスクラブ → 1年で終了。スポーツ嫌いなのに無理してやっていた
・アロマテラピー → 飽きた
・フラワーアレンジメント → 花を切るのがかわいそうになった
・料理教室 → 通うのが億劫になった もともと料理は苦手
・ガーデニング → 水やりが面倒になった
・韓国語 → リタイア
・英会話 → 同じくリタイア
・ペン習字 → 飽きた

等々・・・。

私の自己イメージは「慎重で粘り強い」だったけど
意外と飽きっぽいところもあるんだなあ!!

確かに夫には「さなぎは飽きっぽいね」と言われてるし
先日、友人にも言われてしまったわ。

そう考えると
塾講師の仕事、2年は
我ながら続いた方かもしれないわ
(もう既に辞めた気になっている)。

前の仕事も、職種は同じだけど
3回も転職したし・・・。
挙句、辞めちゃったし。

そうか、私は飽きっぽかったのか。。
新発見なり!!

あ、でも、このブログは
途絶えつつも2年以上続いている!
楽しいことは続くんですね


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「べき」と「たい」

2013-12-11 14:13:00 | 仕事
内定が決まっていたバイトの採用を
辞退しました・・・。
ドキドキしながら電話しましたが
対応に出た社員の方が親切だったので
余計、悪いなと思ってしまいました・・・。
すんません!!!

社員の方「差し支えなければ辞退の理由を教えていただけますか?」
さなぎ「研修を経て、予想以上に厳しい仕事だということが分かり
自分には難しいと判断しました」
(本音:時給が安くて割に合わないと思ったから)

採用先には迷惑をかけてしまいましたが
個人的にはホッとしました。

今回、辞退を決意した背景には
あるブログの記事を目にしたこともありました。

個人で「コーチング」をしている方のブログで
「○○すべき」ではなく
「○○したい」という気持ちで動いた方が
人生、楽しくなる、という内容でした。

「コーチング」というのは、
私も詳しくは分からないのですが、
カウンセリングのように話を聞くことを通じて、
その人が本当に望んでいること、
幸せになる術を
引き出してあげる技術のようです。

仕事について、ここ最近、
クヨクヨと悩んでいた私の心に
記事の内容が、すっと沁み込みました。

「塾講師としてのレベルアップを図る」

いつからこんな目標ができてしまったのだろう・・・。

「塾講師としてレベルアップを図りたい
では決してなくて
「塾講師としてレベルアップを図るべき
と思っていました。

塾講師、楽しいですか?
やりがいを感じていますか?

と聞かれると、
正直、「いいえ」です。

では、なぜ、こんな目標を掲げちゃったかというと、
仕事にやりがいを感じて打ち込んでいるパート仲間や、
尊敬している先輩のベテラン講師に対して
いい格好をしたい、という気持ちが
あったように思います・・・。

もちろん、担当している生徒は、
学年末まで、責任をもって指導するつもりです。
でも、この仕事は、私にとってパートであり、
小遣い稼ぎなので、
楽しくなかったら、辞めてもいいんだと思いました。

今、やってみたい仕事は

・パン屋さんのバイト(パンの香りが好きだし、余ったパンをもらえるかも)
・シネマコンプレックスでの受付(映画好きだし、楽しそう)
・マックでひたすらポテトを揚げる(職人みたいに没頭できそう)
・音楽教室の受付(何だか楽しそう)

などなど。
これらもすぐに飽きるかもしれないけど
素直に「やってみたい」と思える。

で、お小遣いを稼ぎつつ

・放送大学で心理学や生物学を勉強する
・NHKオンデマンド(特に「シルクロード」)を心ゆくまで視聴する
・ウクレレを習う→おばさんバンドを組む
・野生動物保護のボランティアを始める

なんだなんだ、
私だってやりたいこと、
いっぱいあるじゃないかぁ~

こっちの方に向かって歩いてこ~~!!


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平和の裏側は、退屈

2013-12-10 18:57:09 | 雑感
今日は仕事がお休みの日。
本来なら、授業の準備をしなければいけないけど
何となくダラダラしたかったので
ボーっとしてました。

起きたのも11時過ぎ。
寒いから暖房入れて、
人には見せられないおかしな部屋着のまま
(一応、パジャマからは着替える)
目的もなくインターネットをしていました。

目が疲れて痛くなってきたので
お昼寝。
暗くなると外出したくなくなるので
早めにスーパーに行って
材料切って煮るだけの
お鍋セットを購入。

あーー怠惰だーーー
仕事を始める前も
こんな怠惰な日々が続いていたなあ。

自分がまだ30代であることが驚き。
なんだかもう70年くらい
生きてきた気がする。
心が老けているんだなあ。

少し前に続いていた不運の波は去り
穏やかな日々が戻ってきたけれど
何も起こらないっていうのは
退屈でもあるんだよなあ。

でも、私が望んでいるのは
退屈であっても
心乱されることのない(そして無駄に傷付くことのない)
平和なのであった。


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