不況だわ～～

来年からの仕事について、実はこっそり他のバイトに応募していたのですが
なかなか面接の連絡がこないため、
今日、思い切って採用担当者に電話をかけてみました。

その結果、書類選考で落とされていたことが判明しました
募集の人数に対して１００倍超の応募があったそうです。
面接までは進めるだろうと思っていましたが、甘かったです。

今の仕事を始める前も、某デパートのお歳暮バイトに応募したのですが
面接で落とされた経験があります。
たかがバイトだし・・・と、タカをくくっており、
たいした準備もせずに面接に臨みました。
服装や人となりをチェックするだけで採用されると思っていたんです
（学生のときはそうだったし）。

甘かったです。
グループ面接で横一列に並べられ、「志望動機」を聞かれました。
バイトの、しかも期間限定の短期のバイトで「志望動機」って・・・。
「空いた時間で気軽に小遣い稼ぎ」に決まってるじゃん！！

しかし、皆、必死で、「華やかなデパート業界への憧れ」
「人と人とをつなぐお歳暮の大切さ」等々を熱く語るではありませんか。
（内心、白けちゃいましたよ）
就職しそびれた学生のような人たちもたくさん混じっていて、
雰囲気は真剣勝負の就職面接そのものでした。

で、２週間放っておかれた結果、「不採用」のメールをいただきました。
学生のときとは違う、不況の波を、肌で感じた瞬間でした。

たかがバイトなのにね、職にありつくのに一苦労ですよ。
世の中、本当に不況なんですね。

はあ～。
次行くか、次！！！

職探し

今やっているパートの契約が来年２月で切れるため
最近、再び求人広告に目を通すことにしています。

今のパートを続けるという選択肢もあるのですが
欲が出てきて、もう少しお金が欲しくなってきたのです。

色々と募集を見ていて、自分で気付いたことがあります。
身も蓋もない言い方ですが、
私が仕事において最も重視するのは、収入だということ・・・。

前職も、収入が良い点に惹かれて、体に鞭打ちながら続けていました。
退職し、モラトリアム状態にリセットされ、
「自分が本当にやりたいこと」を見つめ直すという、「自分探しの旅」を始めたものの、
今、また、収入の良さを求めて、職探しをしている自分に気付きました。

私にとって、仕事とは、
お金を稼ぐ手段であり、それ以上のものではない。

稼いだお金で、美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、
自分にとっての小さな幸せを実現する。

自己実現とか使命感とか社会貢献だとか、
そういう味付けが加わったら最高だけど、
私にとって仕事とは、やっぱりお金なんだ。

私って、つくづく凡人だなあ。
そこはそろそろ認めないといけないな。

失望と孤独

片思いばかりしていた若いころは、
恋人は自分の足りない部分を補ってくれる存在であり、
付き合うことで、自分の心が満たされて完全になるという幻想を抱いていました。

でも、実際、付き合ってみると、
心が満たされるどころか、乱されることも多く、
欠けた、寂しい心が補われることはありませんでした。

少し大人になって、人と人との関係は、
パズルのピースがぴったり重なりあうような一体感ではなく、
お互いいびつな存在が、隙間を残したまま
身を寄せ合うことなのだと思うようになりました。

なので、夫とは、完全に分かり合えるとは言えなかったけど、
結婚に踏み切れました。
今は大方、幸せです。

夫との結婚生活も、今年で５年になるのですが
慣れが出てきたのか、最近、夫が話をあまり聞いてくれなくなりました。
私の話は、いつも取るに足らないことばかりだそうです。
現にその通りなので、仕方がありません。

夫は朗らかで良い人ですが、
その分、単純で、細やかさがありません。
私の感じたこと、考えたことは、すべて小さなことで、
彼の心を動かすことはないようです。

この人は、私を本当の意味で理解してくれることはないんだな。
そして、このまま、私達は夫婦として、一生、やっていくんだろう。

最近は、進んで夫の聞き役に回るようにしています。
誰しも自分のことには一番の関心があるもので
夫は機嫌よく話をしてくれます。

夫のことはこれからも大切にしたいと思っているけれど、
軽い失望と孤独を消すことができません。

純と愛（3）

いやぁ～。今日の愛はひどかった。

優しいから、挙動不審で気持ち悪いのもまだ許せると思っていたけど、
あんな醜い本性を晒されたら、私だったら即、別れるわ。

大人しい人ほど、口にする言葉は辛辣。
言いたいことを言えない人ほど、心の中は不満で黒く淀んでる。
その典型を見せられた感じだったなあ。

それに、私にもだんだん、愛が病気に見えてきた。
実際、夫が「人の本性が見える」なんて言って怯え出したら
私も説得して病院に連れて行くと思うし。

ここからどうやって好感度回復するんだろ？
今までのように弱々しくニコニコしていても、
どす黒い本性を見てしまったので、好きになれそうにない。
朝ドラの男役としては、かなり異色なんじゃないでしょうか。

でもこのドラマ、今まで見たどのドラマとも違う。
先が見えない。
既視感のあるドラマが多い中、
まだまだこういうドラマも作れるんだなあって、思わせてくれます。

という訳で、これからも楽しみに見続けます。
今回、朝らしい爽やかさは微塵もなかったけど（むしろ気が重くなった）、
マンネリを打破してくれてありがとうと言いたいです。

純と愛（2）

相変わらず楽しく見ております。
最近はちょっと愛の暗い過去に焦点が当たりすぎて
前のように明るく笑える場面が少なくなってきたんだけど
これを乗り越えればまた笑えるようになるかな。

今回書きたいのは、純のお母さんのことです。
朝ドラは数えるほどしか見ていませんが
大抵、温かく優しい笑顔で家族を見守っている、
理想の母親像が多かったように思うんです。

「純と愛」のお母さんについて、
「何があっても動じない、優しいお母さん」
と評していたブログを見つけたんですけど、
私はちょっと違うように感じています。

このお母さん、理想の母親のようでいて、
実は、ネジが一本も二本も抜けているように思う。
深い洞察力がある訳でもなさそうだし、
いつも自分のことで精一杯で、
純の置かれた状況について、察してやることもない。
等身大の、ダメなお母さんなんです。

そして、私は、ステレオタイプの「優しく、愛情深いお母さん」より、
こっちの、ダメなお母さんを描き続けて欲しいなと思っています。
その方が人間らしいし、現実的だから。

純のお母さんが、よくある理想のお母さん像に収まることなく、
これからもハチャメチャぶりを発揮してくれますように♪