ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

やっぱり疑問に思う子供の態度

2014-05-10 18:02:49 | 仕事
新しい仕事を始めて1か月。
仕事内容は期待通りで、大方満足しているのですが、
今どきの子供の対応については、
やっぱり、色々と考えてしまうこともあります。

先日、高学年の子供たちと、
野菜の苗を植える作業がありました。

一人一人にスコップを貸出し、
苗を植えるところまではよかったのですが・・・
(ワイワイガヤガヤ、ふざけながら作業するのは
想定内として)

チャイムが鳴った途端、
全員がスコップを放り出して、
一斉に教室に帰っていったのです。

子供の一人を呼び止めて、
「スコップは?」
と言うと、自分が作業していた畑を指さします。
「とっておいでよ!ちゃんと片付けなきゃ!」と言うと
嫌そうな顔。
時間を気にしているようなので、私はあきらめ、
畑に散らかったスコップを片づけにいきました。

私が叱ることをあきらめたのは、
担当の先生が、特に注意していなかったこともあります。
補助の立場にある自分が、出しゃばってはいけないと思ったから。

いつものことなのかもしれません。
子供って、こういうものなのか?
でも、高学年だぞ?

スコップやゴミを拾いながら、
私は自分が子供の家来になった気分がしました。

この感覚は、塾に勤めていたときからありました。
大人が、子供に仕える家来のようになっているんです。
子供の主張や要求をかなえてあげるために
大人があれこれ世話を焼くのが当たり前になっている。

子供を大切にする風潮は結構なことだけど
彼らは基本的には動物。
きちんとしつけないと、残念ながら
図に乗る生き物だと思います。

子供を叱れば親が怒って乗り込んでくる時代。
どうしてこうなっちゃったんだ??



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2 コメント

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スコップ (コロ)
2014-05-14 00:20:14
さなぎさんお仕事お疲れ様です。
塾とは違って学校では建物の外での補助仕事もあるのですね。
スコップの件、様子が目に浮かぶようです。

最初の一人がスコップを「ポイ!」っとして、それを見た他の子も、何の疑問も持たず同じように次々と放り出したのですね。
スコップを片付ける時はやるせないお気持ちだったでしょうね。

私も受付という「補助」の立場なので、叱るポイントも基本的に先生方の方針に従っています。先生が注意していないことは、たしかに我々からは言い出しにくいですね。
幸い厳しめの塾なので、私が特に気にしていなかった子供の言動に突如先生の雷が落ちる!なんてケースもありますが。
そんな時はちょっとだけ感動してしまいます。先生の愛情を感じるからです。
的確に子供を叱ることができて、それでも生徒に受け入れられ、なおかつ保護者に信頼されてクレームを受けず、同僚にも必要とされる先生。教員には授業準備の他雑務も多いのに、今の教育現場は本当に要求水準が高いですよね。
せめてマナーだけでも家庭で身についていたらなあ・・・^^;

私は教科書を忘れた子に、コピープリントを渡していますが、プリントの受け渡しひとつでもお礼が言える子、自然と両手で受け取る子もいれば、目も見ずぶっきらぼうに取って無言で走って行く子もいますね。
たかがスコップ、たかがプリント、でも、「一事が万事」と思うことがあります。
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Unknown (さなぎ)
2014-05-15 17:56:05
コロさん、こんにちは!
コメント、ありがとうございますm(_ _)m

コロさんのコメントを拝読して、色々と考えさせられました。。。
私も、叱るという行為は、愛情がないとできないことだと思います。
私は、明らかに子供が悪いと思うときであっても、滅多に叱りません。
物分かりのいい大人のふりをして、ニコニコしているときすらあります。

なぜ叱らないかというと、リスクが大きいから。子供がへそを曲げると面倒だし、親からクレームがきて大事になってしまうことだってあります。

結局、自分のためなんです。
そんな大人が、尊敬されるはずはありませんね。

>的確に子供を叱ることができて、それでも生徒に受け入れられ、なおかつ保護者に信頼されてクレームを受けず、同僚にも必要とされる先生。

素晴らしいですね。見習いたいです。

それに、このことはきっと、子供との関係に限ったことではないと思います。
例えば部下や後輩に対して、間違ったことをきちんと指摘できる上司・先輩であることができるか。
私はやっぱり、できていなかったと思うんです。嫌われるのが怖くて、我慢をためこむことが多かったので。

同じ課題が、形を変えて、繰り返されているのかもしれないと思いました。
悪いことは悪いと言える大人になりたいです。感情的にならず、愛情をもって伝えれば、きっと子供も分かってくれるだろうと信じて。
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