【ミラノ22日】欧州チャンピオンズリーグ(CL)は23日、決勝トーナメント(T)第1戦2試合を行う。日本代表DF長友佑都(24)が所属する前回覇者のインテル(イタリア)は、ホームで前回決勝の相手バイエルン(ドイツ)を迎え撃つ。長友はベンチスタートの見込みだが、途中出場となれば日本人として欧州CL決勝T4人目の出場。これまで大きな目標としてきた大舞台へ、万全の状態で出番を待つ。
2月1日のインテル契約後、初めて冒頭約15分を報道陣に公開したチーム練習。長友は、昨年の南アフリカW杯で対戦したオランダ代表のエースMFスナイデルと笑い声を上げてじゃれ合った。昨季トヨタ・クラブW杯を初制覇した世界一の名門に加入して22日目。いじられ役として溶け込み、大一番の前日をリラックスした表情で迎えた。
昨季決勝(昨年5月22日・マドリード)で2―0で下したバイエルンとの因縁の対決。4試合の出場停止が明けた左サイドバックDFキブが、昨季の決戦も出場した経験を重視され、先発布陣に戻る見込み。ベンチスタートが濃厚な長友は「もちろん、本当に試合に出たいし、経験を積みたい。素晴らしい選手がたくさんいるので、本当にレギュラー争いが激しいから頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
欧州CLは大きな目標だった。明大1年の05年12月に長友の前への突破力を見いだし、ボランチからサイドバックに転向させた恩師、明大サッカー部・神川明彦監督(44)は「昔から私との間でも“CLに出られるような選手に”と言っていた。ビッグクラブ入りは来夏かと思ってましたが、現世界一のクラブだったのはビックリしました。チャンスを彼は確実に生かす」と教え子を見守っている。
レオナルド監督(41)は22日の前日会見で「えっ、キブが先発? そんなこと言ってないよ」と笑ってはぐらかした上で「長友は常に成長し、加入後間もないが、チームにいいものをもたらしている」と評価した。中村俊(当時セルティック)、本田圭(CSKAモスクワ)、内田(シャルケ04)に続く4人目となる大舞台の出番を待つ。










