野球小僧

完璧主義

完璧主義者と言われている人は、自分が行う仕事の完遂されたイメージを常に頭の中に持ち、その状態になるまで、細心の注意を払いながら仕事を進めます。そして、出来上がりに妥協せず、納得がいくまで「良し」とはしません。ある意味、芸術家や職人のようなものであり、そういった姿勢はプロとして必要な資質であると思います。

しかし、一般的には完璧主義者は必ずしもプラスの資質と語られるわけではないのも事実です。仕事が完璧に成功する、と確信しない限り始めない、とか、納得するものが出来上がらない限り終わりがないというような場合です。

たいていの物事は、当初計画していたとおりには進みません。いくら細かく計画を組み立てていても、予定していなかったことが必ずといって良いほど発生します。

例えばWindowsやiOSなどソフトウェアはリリース後に修正、改善を繰り返していますよね。つまり、ソフトウェアには完璧はないということを前提にしていると思えます。

何事もそうだと思いますが、物事が動き出してから改善点が見えてきます。完璧でなければ行動しないという姿勢では、何も出来ないということになります。全否定ではありませんが、完璧主義にもデメリットはあります。

でも、それでは話になりません。

その時の完璧を目指したらどうでしょう。完璧に近づくために最善を尽くしたかどうかは、自分がよく知っています。「今、この瞬間」を完璧主義的に行動しなければ、単なる妥協であり、後悔することになります。今すべきことを完璧に行うことの積み重ねが、結果として誰にもまね出来ない到達になります。

時間軸を変えてみると、「一流」といわれる人物はキャリア全体をとおして、人生を終えるまで完璧を目指しています。

イチロー選手(マイアミ・マーリンズ)は、理想とするプレー、選手像のイメージを持ち、それを追求するため、一つ一つのプレーや日々の鍛錬で妥協を許しません。その姿勢は「完璧主義者」と言って良いかも知れません。

「自分を客観的に見て、やるべきことをやります。それは、どんなときにも変わらないものなのです」
by イチロー

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
過去に、まだ終わっていないことを「70%くらいの出来でいいから」と言われて、本当に70%くりの出来で出したら「出来ていないじゃないか」と言われ、それ以降は疑心暗鬼の私です。

完璧は目指さず、自分自身を追い込まない程度に・・・
eco坊主
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

以前は完璧主義者とは言われないまでも完璧を求めすぎていると言われ・・

今でも結構冒頭3行のような進め方をしているかもしれません。
それで今も仕事に行き詰まっているかも~
えっ、スキルが足らないから行き詰まっているって!?
そちらかもね~(笑)

よし!今日も 「紺碧の海」(ちょっと苦しいかw)みてこよ。
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