昨日、12日にプロ志望届の提出が締め切られました。
今年のドラフトの超目玉・早稲田実業高の清宮幸太郎選手。当初12球団が指名するのでは、とのことでしたが、広島東洋カープが指名を回避。10月2日に北海道日本ハムファイターズ以外の10球団が面談していますが、おそらく、そこから数球団は撤退すると思います。
1位入札を名言しているのは次の6球団。
東京ヤクルトスワローズ
阪神タイガース
千葉ロッテマリーンズ
横浜DeNAベイスターズ
福岡ソフトバンクホークス
北海道日本ハムファイターズ
もちろん、プロ野球志望届を出して、ドラフトで指名されれば必ずその球団に入らなければいけないと言うわけではありません。条件が合わなければ、入団を拒否することはどの選手も可能です。過去のドラフト会議でも「意中の球団でない」「条件面が合わない」といったことから、入団を拒否する選手はいました。
最近では読売ジャイアンツの菅野智之選手です。菅野選手はドラフト会議ではジャイアンツの単独指名が予想されていましたが、北海道日本ハムファイターズが1位で指名し、抽選で交渉権を獲得しました。ファイターズとの入団交渉はしたものの、結局は入団を拒否し、大学に残って、1年間プロ入りの浪人生活を送ることになったのです。
ただ、今回の清宮選手のような超大物が入団を拒否するとなりますと、清宮選手が話している「自分を成長させてくれる球団」ではない、つまり、「自分を育成してくれる能力がない球団」と言われてしまうようなもので、それはそれで球団イメージにキズがつくということになりかねません。
また、清宮選手側としても、一年間を無駄にすることはできません。しかも、記者会見まで行ってのプロ入り宣言ですから。よって、面談をとおして、やんわりと排除する可能性もあることでしょう。ゲスの勘繰りではありませんが、清宮パパが埼玉西武ライオンズに向けた施設面の古さに関して質問なんかはそう思ってしまいます。
そこで、私なりの予想結果は次のとおりです。
広島東洋カープ
中村奨成(広陵高)
地元の高校生スター選手を指名せずに誰を指名するというのでしょう。
阪神タイガース
清宮幸太郎(早稲田実高)
何が何でも1位指名です。アノ人も欲しい、コノ人も欲しい。
横浜DeNAベイスターズ
清宮幸太郎(早稲田実高)
球団を人気・実力ともに引き上げるために。
読売ジャイアンツ
清宮幸太郎(早稲田実高)
球界の盟主を自負しているならば、指名に行くしかないでしょう。
中日ドラゴンズ
鈴木博志(ヤマハ)
おそらく方針転換です。石川翔選手(青藍泰斗高)の可能性も。
東京ヤクルトスワローズ
清宮幸太郎(早稲田実高)
本来ならば、左の即戦力ピッチャーが欲しいところでしょう。でも、公言しちゃいましたので。
福岡ソフトバンクホークス
清宮幸太郎(早稲田実高)
新球界の盟主として、人気・実力を万全なものにするために。
東北楽天ゴールデンイーグルス
田嶋大樹(JR東日本)
打線強化は必須ですが、現実路線に行くでしょう。
埼玉西武ライオンズ
安田尚憲(履正社高)
守れる大砲ということで、安田選手に行くと思われます。
オリックスバファローズ
田嶋大樹(JR東日本)
元々、清宮選手の指名予定なしでしたから。
北海道日本ハムファイターズ
清宮幸太郎(早稲田実高)
その年のNo.1アマチュア選手を指名するゆるぎない方針。
千葉ロッテマリーンズ
田嶋大樹(JR東日本)
ピッチャー強化のチーム事情もあり、やむを得ず方針転換。