「神の雫」はマンガが原作のワインドラマ。
著名なワイン評論家、古谷一行が死ぬ。息子の亀梨はビール会社勤務で父を憎んでいた(たぶん母の死の関連で)。父の遺産相続(ワインだけで20億円)で父が養子にしたワイン評論家の田辺誠一とワイン勝負をすることになる。
と、美味しんぼ的な「グルメ」と「勝負」をミックスしたようなドラマ。父を憎みつつも父から英才教育を受けて育ったワインに関しては天才的な嗅覚と舌を持つのでついついワイン勝負には勝ってしまう。ものすごくつまらなくもなく、ものすごく面白くもない。しかし、録画は一応しておいて、時間があったら見ようかなという感じ。
このドラマ内で2,3回話しをしたことがあるだけなので知り合いと言えるかどうかよく分からない人が出演しているのを見かけた。だから、このドラマを積極的に見ようとも、積極的に見ないようにしようともどちらの方向にも特に傾かない。亀梨に妙に絡む仲里依紗ってなんでだか気になるんだよなーとか第一回のゲストの本仮屋ユイカは昔から嫌いじゃないんだよなーとは思うけど。
「トライアングル」は、ミステリードラマ。もう2回の放送があった。
江口洋介は10歳のとき、同級生の女の子が殺害される。その後、彼は医師になるが、なぜか医師をやめて国際警察インターポールへ転職。(インターポールと言えば銭形警部)そこから研修で警視庁の太田西署の刑事課にいる。同じ同級生の谷原章介が、女児殺害事件についての回顧録を書くがそれを預けたマギーが盗難に会い盗まれてしまう(第二回の放送で金に困ったマギーの狂言強盗だと判明。しかし原稿は預かっていないとマギーは言うので谷原が本当に書いたのか疑わしくなってきた)
死んだはずの女の子を名乗る広末涼子。年齢からするとずいぶんと若いので本人ではない。しかしなぜそんなことをするのか?(と大きな謎を残して第一回は終わる → これは面白そうだぞ)第二回で、殺された少女の母親風吹ジュンが代わりの娘として施設にいた広末を引き取り同じ名前(広末はサチ、死んだ子は佐智絵)を名乗らせるようになった。
広末は画家としてデビューするが、そこへ謎の金持ち堺雅人が300万円で彼女の絵を買うと申し出る。どうやら堺は広末の過去について詳しいようだ。しかし彼はいったい何者なのか?広末のことにどうして詳しいのか?(第三回への大きな謎)(しかし堺雅人はどうしていつもあのニヤニヤ顔なんだろう)
江口洋介は大田西署内で、過去の捜査記録を漁るなど怪しい行動をとっている。それを同僚の稲垣吾郎に見つけられる。稲垣の父は警視庁の刑事部長の北大路欣也。北大路は佐智絵殺害事件当時担当だった。江口の怪しい行動は北大路への牽制なのか?北大路は事件の隠蔽を行ったのか?(以後への謎)(稲垣吾郎の芸能人オーラの無さにちょっと驚く。ごく普通の人に見える。江口、谷原とイケメンはいるし次回は大杉漣さんが登場するのでなおさら影が薄くなってしまう。それでいいのか吾郎ちゃん?)
江口の妹は相武紗季。兄と同居している。非常に気になるのはこの江口と、広末の家がどちらもとても金持ちに見えること。ここにいったいどんな意味があるのか?
と、関西テレビ開局50周年記念らしいなかなかの出来。ミステリー作家新津きよみ(ミステリー作家折原一の妻。彼の方は倒錯シリーズや密室物などガチガチの謎解き作品を書く)の原作は読んでいないが、しっかりとした原作を元にするといいドラマが出来る(こともある)といういい例。上に書いた通り、謎があちこちにちりばめられている。小説と違ってドラマは謎一本勝負よりこのようなパラレル謎形式を取った方が飽きずに楽しめると思う。M・ナイト・シャマランの「ハプニング」(レビューしたと思ったのにしてなかった。うーむ)のように大ネタ一本勝負の場合、見た人が大きく心を揺さぶられるか、もしくは「金返せ」と言われるかのどっちかしかないというリスクがある。そしてさすがはシャマラン、「金返せ」と私に言わしめた。
立て続けに4本の日本のテレビドラマレビューをアップした。この「トライアングル」だけが毎週録画して見逃さないようにしようと思うドラマである。









