『談志の落語 一』立川談志

2012-02-16 | books

「談志の落語 一」立川談志 静山社文庫 2002年(「立川談志遺言大全集」講談社2002年より構成)

先日亡くなった立川談志が書いた落語。全7巻

私は観ないと面白くない落語(例えば春風亭昇太)よりも聴いて面白い落語の方が好み。夜布団に入ってから眠りにつくまでiPodで落語を聴いていることが多いというのもその原因なのかもしれない。

好きな落語家は、立川談春、桂枝雀、古今亭志ん朝。さっぱり一貫性がない。志ん生や談志は必ずしもすごく好みじゃなかったりする。原因不明。(枝雀は観ないと面白くないではないかと言われる方がおられるかも知れないが、私は聴く方が好き)(とエラソーに語るほど落語に詳しいわけじゃないです)

読む落語は割と嫌いじゃなくて、小学生のときに「笑点」は観ないで、古典落語を紹介した本を読んでいた。

大人になってから、江戸時代から明治にかけて多くの落語を作った三遊亭圓朝の「真景累ヶ淵」を読んだりすると、おーとうなったりする。

真景累ケ淵 (岩波文庫)

「芝濱」や「文七元結」はこの圓朝の作だそうだ。知らなかった。どちらも大好きな演目。

話は戻るけれど、大人になってから落語に興味を持ったのは、この「赤めだか」

赤めだか

前置きばかり長くなってしまったけど、本作。

「ガマの油」「やかん」「紺屋高尾」「風呂敷」「狸賽」「ろくろっ首」「白井権八」「竃幽霊」「猪買い」「夢金」「明烏」「短命」が収録されている。

何度も聴いたことのある「やかん」「紺屋高尾」「竃幽霊」「夢金」「明烏」は軽く飛ばして、知らない噺をじっくり読んだ。(知らない落語がたくさんあるわけで、そんなに詳しいわけじゃないです)

読む落語は邪道なのかも知れないが、面白かったのだから、まあ良いのだろう。

「竃幽霊」の後に解説がついているのだが、どうして道具屋の所には幽霊は現れなかったんだろうかという解釈が非常に腑に落ちた。

なぜか改行多めでお送りした。

では、また。



談志の落語 一 (静山社文庫)
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