今日の絵日記の絵(写真)は、お隣さん宅の「キンカン(金柑)」である。
昔を思い出し、許されるなら、食してみたいと思っている。
お隣さんに「キンカン頂けませんか?」と、オネダリをしたいが、お忙しい様で、ここ数日お逢い出来ていない。
今日は、昨日に比べ過ごし良い天候だった。
外気温は、9℃。
犬くんの”世話”のため、庭で作業をしていると、メジロが飛んできた。
私や・犬くんに、逢いに来た訳ではないようである。
目的は、お隣さん宅の「キンカン」である様だ!
メジロの来訪を受け「しまった!先にヤラレタ!」と、何とも幼稚な感情が・・・
熟成し、落下している果実が多数ある。
メジロにとって、食べごろなのでしょう・・・!
ところで、貴方は、金柑の果皮を食しますか?
それとも、果皮を残し、果実を食しますか?
私は、果皮を食べる。
甘味料の無かった時代、仄かな甘みが、堪らなかった記憶がある。
この記憶を、蘇らせたいのである。
メジロの思い出は、昭和20年代後半から・30年代前半の頃であろうか・・?
兄が、メジロを飼っていた。
幼心にも「よく世話をするなぁ!」と感心していた。
家に無ければ、近所の八百屋さんで、売れない大根葉をもらってくる。
潮干狩りに行き、貝殻は保存しておいて、砕く。
大根葉を、すり鉢で磨り潰したものに、穀物と思われる粉と貝の粉を加え「生餌」として与える。
穀物の粉が、何であったか忘れた。
毛並みが美しくなる様に!と、水浴びもさせていた。
昆虫を捕まえて来ては、与える。
毎日である。
今も、その時の兄の姿が思い出される。
当時、既成の餌があったのかどうかは知らない。
餌を造る(生餌)・・根気のいることである。
メジロを捕まえに、連れて行ってもらった事がある。
当時、近所の雑貨屋さんに「鳥モチ」が、量り売り?で売られていた。
5~60㎝の長さの細い竹に、鳥モチを巻いて、飼っているメジロ(籠に入った)の周囲に、何本か仕掛ける。
鳴き声に誘われ、(野生の)メジロが来るまで、身を潜めじっと待つ。
鳥モチに、とまれば捕獲できる。
メジロの鳴き声に誘われて、鴬がやってくることもあった。
そして、捕まえる事もあった。
今日、メジロの姿をみて、昔を思い出し、そして、メジロの姿をみて、春の訪れも早い事を感じ、日記にした。