ヴィンちゃんといっしょに出かけよう

近所に散歩、ローカル線の旅、温泉旅行。出かける時にはサクサクで大人気のヴィンちゃんといっしょ。そんな僕の独り言の記録。

青春18きっぷの旅 7月20日 その3 小田原城

2013-08-30 23:00:48 | 旅行

 

久里浜から横須賀線に乗り、大船で東海道線に乗り換え、いよいよこの日の本丸、小田原城へ向かった。約1時間半の行程だ。
小田原城は駅から近い。そういうランキングあるかはわからないが、駅から近い城ランキングでベスト10に入るかもしれない。ちゃんと調べたわけではないから私感である。確実なランキングをご存知の方がいたら、ご教示いただきたい。
いずれにしても、駅から近いというのありがたい反面物足りなさがある。何しろ、普段は半分登山のような城攻めをしているので、小田原城はあっという間に攻略してしまった。
 
10年ほど前に小田原城を訪れたときには本丸が動物園のようになっていて確か象がいたような記憶があったが、現在はゲージの中に猿がいるだけ。後で調べてみたところ、やはり以前ここは動物園であったが、閉園後動物は他の施設に移されていったものの、象(ウメ子)と猿のみは行き先が無くて閉園後もここで展示されていた。そのウメ子も平成21年に死亡し、今で猿だけが残ったとのこと。
 
 
在りし日のウメ子
 
さて、ともあれ天守閣攻略である。遠目には立派な天守閣であるが、残念ながら復興天守閣である。鉄筋コンクリート製で中は博物館になっている。この天守閣の他に城域内には歴史見聞館と小田原城ミューゼという施設があり、3館セットのお得な入場券900円也があったので、せっかくなので3館まわってみることにした。
 
 
見た目は立派だが実は鉄筋コンクリートの天守閣
中は博物館のようになっていた
 
展示については予想通りほとんどが北条関連。江戸幕府草創期の大久保家についても多少の展示があったが、質量ともに北条家のものが圧倒的。なんといっても徳川以前の関東の覇者である。展示の中には房総の里見氏と戦った国府台合戦のことも紹介されている。国府台と言えばわが町市川の名勝である。まさか小田原でこんな形で出会うとは嬉しいことだ。
 
天守閣頂上に上ると石垣山が見えた。当然城そのものは見えないが、今至近距離で突然敵方の城が現れるたらやはり驚くだろうな。
 
その後、歴史見聞館と小田原城ミューゼを見学した。小田原ミューゼってなんだ?とにかくお得なセット券ということで何の施設かも確認しないで入場券を買ってしまったが、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、ガラスの美術館である。なぜ小田原城にあるのかというのも不思議だが、復興された常盤木門の中にあるというのも、また不思議だった。私はこの方面は良くは知らないが、なんでも鑑定団に出てくる名前ばかりである。当然すべて本物だ。
 
 
小田原城ミューゼの展示品、ストロボ禁止と書いてあったので
ストロボなしで撮影
トンボ、カタツムリ、クワガムシ、造詣が面白い
 
その後、報徳神社にお参りし、尊徳記念館を見学した。よくは知らないが、二宮尊徳(金次郎)は小田原ゆかりの人らしい。さらにいくつかの城下の神社仏閣を詣でて石垣山を目指すことにする。
 
 
 
報徳神社の空掘
復興天守閣よりも重要な文化財かもしれない
 
 
 
報徳神社本殿
外国人観光客がいて、巫女さんが一生懸命お参りの仕方を教えていたのがほほえましい
二礼二拍手一礼

青春18きっぷの旅 7月20日 その2 ペリー上陸記念公園

2013-08-29 23:17:31 | 旅行

 

本来、川崎から一直線に小田原まで行ってしまえば余裕のある旅を楽しめたのだろうが、せっかくの18きっぷなので、普通なら行こうと思わないペリー上陸記念碑を見に久里浜まで行くことにした。川崎から東海道線に乗り、大船で横須賀線に乗り換えた。途中北鎌倉から鎌倉までの車窓の風景に誘われて、下車したい衝動にかられたが、ここは次のお楽しみ。我慢、我慢、、
 
横須賀線は俗にいう盲腸線で久里浜駅は終着駅、つまり接続する路線が無く、本当にそこが行き止まりということだ。駅前に出て見るとがらんとして何もない。駅前にワンコインランチという自動販売機があるぐらいだ。目の前に高架線が走っているので、それがおそらく京浜急行だろうと思って高架線沿いに歩いてみるとだんだんとにぎやかになり、やがて京浜急行久里浜駅にたどり着いた。さすがに神奈川県をホームとした大手民鉄だ、JRの終着駅より都会的な感じがした。
 
駅からペリー上陸地点である現ペリー公園までは約1.5㎞。さくっと行ってみよう。久里浜湾に面した公園はど真ん中に上陸記念碑がドンと建っているだけで、特になんということはない普通の公園だった。城跡とか誰ぞの屋敷というわけではないので、遺跡や庭もなく近代的な普通の公園だが、やはり近代史最大の事件である黒船来航の現場と考えるとそれなりに感慨深い、、、が、そこで遊んでいる子供たち、あっちで散歩しているおじいちゃん、、、特に何とも思ってないんだろうな。きっとこの偉大なる石碑も日常風景の一つなんだろうな。ペリー記念館というのがあり、入場無料なので見学して次の目的に向かった。
 
 
予定には入っていなかったのだが、近くに「くりはま花の国」というのがあるので行ってみた。こちらも無料なので、近くのコンビニでおにぎりをブランチとして買い、花の国で朝ごはんってところだ。ちょっと横道にそれたぐらいのつもりで訪れたのだが、これがまた甘かった。
入り口に汽車みたいなバスが止まっていて、反対側の入り口まで往復しているらしい。1回の乗車が200円。まあ、のんびり歩いて行ってみようと、軽い気持ちで入園したが、意外と坂道がきつい。軽い登山状態だ。しかも花の国とはいえ真夏の訪問なので、花の季節は外れてしまった。途中ハーブ園等があったが、とりあえず朝食をとれる場所を探してひたすら登った。すると、、、
 
!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
何故か目の前に現れたのは巨大なゴジラ!日比谷でゴジラ像(映画で日比谷が襲われたことを記念して)が建てられているのは見たことあるが、これほど巨大なゴジラ像がこんな山の上の公園にあるとは!なぜここに巨大ゴジラがいるのかはわからないが、このゴジラ像は滑り台となっていて腹のあたりに階段があり、しっぽを滑り降りるという仕組みになっている。
せっかくだから滑ってみようかな、、、とも思ったが、子連れで遊んでいる団体がいたの遠慮した。
 
 
ペリー公園と花の国について、詳しくはWEBで、、
 
 
 
 
さていよいよ小田原だ!!
 
 

青春18きっぷの旅 7月20日 その1 鶴見線の旅

2013-08-22 22:58:06 | 旅行

 

こうして、人生初の青春18きっぷの旅に出ることになった。記念すべき第1回は小田原城攻略の旅である。でも、せっかくの18きっぷだ、普段行かないだろうところも組みいれてみた。旅程はざっくり以下の通り。
 
鶴見線完乗 → 久里浜ペリー上陸地点目撃 → 小田原城・石垣山城攻略
 
普通はありえない行程である。ともあれ、鶴見線の旅からスタート。
 
鶴見線は不思議な路線だ。鶴見駅が起点となっているが、その行先は3駅ある。海芝浦、大川、扇町だ。路線図を見るとゆがんだS字に海芝浦と大川が変なところから生えてきた毛のようにチョロリン、チョロリンと海に向かって伸びている。後でレポートするが海芝浦という駅の特異性もあって、都心に最も近いローカル線とし鉄道ファンからも人気の路線らしい。短い路線だ、小田原に行くついでに乗ってみよう。
 
  • 鶴見駅
鶴見線が特殊ということは雑誌やインターネットで知識としては知っていたが、実際に行ってみたら驚いた。同じJRの路線にも関わらず、乗り換え口に改札機が設置されている。よくJRから私鉄に乗り換える際には目にするが、同じJRの路線での乗り換えに改札があるとはなんとも不思議である。これには理由があるらしいが、長くなるのでここでは触れない。とにかく、18きっぷは自動改札はくぐれないので、いったん駅を出て、鶴見線の入り口を探したが、見つからない。改札に戻り駅員に聞くと「ここですよ」と改札横の狭い通路を指さした。「関係者以外立ち入り禁止」的な狭い通路である。鶴見線乗車前から??が浮かんできた。
 
  • 大川駅
とにかく鶴見線完乗の胆になるのは大川駅だ。横浜市内の駅なのに本数が極端に少ない。平日は78時台に4本、17時~20時台に5本の19本のみ、土日に至っては朝2本、夕方1本の3本のみである。平日、土日ともに昼の時間帯の運行はない。ほぼ周辺工場の通勤用路線と言っても過言ではない。
というわけで、鶴見線完乗の計画はこの大川駅到達を中心に組み立てる必要がある。取り合えず、大川駅まで行ってみた。車内はやはり、近所の工場に勤めていると思われる客が多いが、明らかに鉄道ファン、もしくはそれに準じた観光客(?)的な人も混じっている。大川駅に到着すると通勤客は足早に職場へと向かい、鉄道ファン達は列車から降りずに、そのまま折り返しの発車となった。私は18きっぷ(自慢のように何度も言うが)を持っているので、無人駅の外に出てあたりを見物したが、特に車掌が切符拝見をするわけでもない。この鷹揚なところがまた、ローカル線っぽいのだろうか。
 
 
大川駅に鶴見線の電車
 
 
大川駅の駅舎
 
 
大川駅改札、これでも横浜市内だ
  • 海芝浦
大川から鶴見への折り返しで国道まで行く、と言っても道ではない、れっきとした駅名である。接続が良かったので、国道駅から海芝浦まで乗車。この海芝浦行の電車も朝夕は本数があるものの、昼の時間は2時間に1本程度。
海芝浦に到着するとここでも大川駅と同じ現象が。通勤客は降りて、鉄道ファンはそのまま乗車。私は18きっぷがあるので駅から出て、と言いたいところだが、この駅の改札口はそのまま東芝の工場の入り口になっているまさに東芝専用通勤列車とも言える。鉄道ファンは降りないのではなく、おりたくても降りられないのだ。
しかし、駅のホームからの見晴は素晴らしい。日本で最も海に近いホームだ。目の前には鶴見大橋が見え、タイミングが良ければ貨物船の通過に遭遇できるかもしれない。鉄道ファンだけではなく、船舶ファンにもおすすめのスポットだ。と、こんなことを考えているうちに列車は折り返して行く。
 
 
海芝浦駅からのながめ 
  • 扇町
鶴見から浅野で扇町行きに乗り換え。昼間の時間帯は極端に本数は減るが、通勤時間帯は大川、海芝浦、扇町と交代にやってくるので接続は思いのほか良かった。扇町でも状況は大川、海芝浦と同じようなものだ。折り返しで浜川崎まで行き南武線支線に乗り尻手経由で川崎へ。さあ、小田原を目指すぞ!
 
 
 
扇町駅の改札
  
鶴見線完乗を目指す酔狂な人の参考のために、当日の行程は下記の通り。
 
鶴見7:10 →大川7:23
大川7:31 →国道 7:42
国道7:49 →海芝浦7:58
海芝浦8:01 →浅野8:05
浅野8:09 →扇町8:19
扇町8:22 →浜川崎8:26
浜川崎8:28 →尻手8:35
尻手8:40 →川崎8:42

青春18きっぷの季節

2013-08-19 23:04:39 | 旅行

 

毎年、春、夏、秋になると金券ショップに通うことがある。目当ては青春18きっぷである。本券は1枚で5回(5人)分、定価11,500円なので1回(1人)分2300円で、JR全線の普通列車乗り放題という超お得な切符である。(こういうときにこそ“超”を使うべきだ。)色々とルールや裏技があるらしいが、細かいこと述べるのが目的ではないので省略する。
 
青春18きっぷの有効期間後半になると金券ショップに残り1回とか2回の18きっぷが出回り始める。金券ショップに出回る鉄道乗車券は定価より安いのが通常であるが、18きっぷは定価より高く、時期や店にもよるが1回分が35005000円ぐらいで売られている。それでも乗り放題というメリットがあるので、人気らしくなかなか手に入らない。
 
今年の春も甲府に行こうと思い、金券ショップめぐりをしたがなかなか見つからず、やっと1回分4000円というものを見つけたが、東京―甲府間4420円。スケベ根性を出して、もう少し安いのが無いかを探してから翌日もう一度行ってみようと思い、他の店を探したが、結局見つからず、次の日にはもう売れていた。店の人に聞いたら人気があるので、店頭に出すとすぐに売れてしまうという。で、この春の甲府行きはあきらめた。
 
そんなに行きたければJRで買えば安いし確実じゃあないかと思われるかもしれないが、5回分では使い切れないかもしれないので、毎度金券ショップに通っていた次第である。
ところが、ネット上でユーザーの意見として、
「とりあえず5回分を買って、使い切れなかった金券ショップに売る。あるいは金券ショップに売れなくても、(例えば2-3回で)11,500円以上乗車すればもとは取れるので、余った何回分かを誰かにあげたとしても損するということはない。」
というのを見つけた。
 
なるほど、物は考えようだ。
ハ行の妻に「夏休みはどうするか」と軽く聞いてみたところ、8月下旬にフラメンコの発表会を控え、練習に忙しいので、「行きたいところがあれば一人で行け。」との返事だった。練習が忙しいというのはともかく、クソ暑い中をわけのわからないところを引きずり回されるのはごめんだ、というのが本音かもしれない。(聞いたわけではないが、、、)
 
と、そんな話をした翌日、気が付けば東京駅で青春18きっぷを買ってニヤニヤしている私がいた。使い道は、、、それはいくらでもある。何しろ攻め落としていない城は山の中に山ほどあるのだから。
アッというまに3つのプランがひらめいた。
 
  1. ペリー上陸地点の目撃と小田原城、石垣山城攻略の旅  横須賀線・東海道線
  2. 甲府城、躑躅が崎攻略と信玄棒道確認の旅中央線
  3. 岩櫃城攻略と八ッ場ダムに沈む川原湯温泉を記憶する旅  高崎線・吾妻線
 
家に帰り、一応妻に話すと「どこだよ?」と一蹴されたので、一人時刻表の検索を始める私であった。
 
計画が具体化したので、次回から実行の報告。

おかしな夢

2013-06-22 22:09:11 | 日日平安

 

おかしな夢を見た。しかも2本立てで。
 
1本目
 
何故か家の近所でROLLING STONESのライブがあり、チケットを入手した。ライブ会場に向かう途中、高校時代の友人にあった。
「久しぶり。どこ行くの?」
「ライブを見に行くんだ。」
「あ、俺も。じゃあ、一緒に行こう。」
と言うことで二人でライブ会場に向かった。
ライブ会場に着くと、
「なんだROLLING STONESじゃねえか。俺はさだまさしのライブを見に行くんだ。」
と言い、友人はどこかへ行ってしまった。あいつ、さだまさしのファンだったのか、、、
 
ライブ会場に入るとALL STANDING STONESのライブはどうせ立ちっぱなしなので、これはOK) で床にチケットの席番号が書いてある。そして、その席番号の横には何故かビールが1本づつおかれていた。会場はどこかの体育館のような雰囲気で徐々に人が集まり始めた。こんな、町の体育館みたなところでビール付のSTONESのライブがあるなんてありえないことだが、それは夢のこと。この後、さらにありえないことが起こった。
 
ライブが始まる前に、STONES4人(ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッド)がベロマークのT-SHIRTS姿で現れた。楽器は持っていないのでライブが始まるわけではないのかなと思ったら、ミック・ジャガーが、
「みんな、のってるかい!」
的なことを言い始め、会場は盛り上がった。
 
????
 
これって前節では?STONES 4人自ら?まあ、夢とはそんなもんだが、この後の展開もさらにおかしなものだった。
これは面白いと思って、例のごとくビンちゃんを取り出して、その姿を写真に撮っていると、舞台近くの警備員が
「おい、そこの、写真撮っちゃだめだ!!」
とものすごい怒り顔で叫んでいる。
するとミックジャガーが、
「前節だからいいんじゃねえか。」
とかなりはっきりした日本語で警備員に言った。警備員は仕方なくうなずいた。
すると、最前列のファンがやはりビンちゃんを持ち出し、ミック・ジャガーの写真を撮り出した。ミックがその客に聞いた。
「それはなんだ。」
客は答えた。
「ビンちゃんだよ。」
ミックは叫んだ。
「おおお、ビンちゃん。他にもビンちゃん持ってるやつはいるか?」
すると会場の客ほぼ全員がビンちゃんを掲げた、当然私も。
するとミックが、
「ビンちゃーん!」
と叫び、客が
「ビンちゃーん!」
と答える妙なCALL & RESPONSEが始まり、異常な盛り上がりとなった。
 
ありえない夢だが、映像に非現実的なところ(例えば、空を飛んだり、何かに追いかけられて足が動かないとか、仏像がしゃべりだすとか、、、)が無かったので、目が覚めるまでそれが夢とは思っていなかった。いやな夢だと途中で夢だと気付いて、「えーい、めんどうくせえ!」、と目を覚ますこともあるけど、今回は夢にすっかり騙された。
 
2本目
 
1本目は展開が面白かったせいか意外とストーリーをはっきりと覚えていたが、2本目の夢は1場面を覚えているのみで、その前後の展開、シチュエーションは全くわからない。
 
場所はイタリアか国内かはわからないが、イタリアレストラン、店員がイタリア語で話しかけてきた。
それに対し、一緒にいた妻がペラペラのイタリア語で返答した。
私が
「すげえな」
というと、妻が
「私イタリア人だから。」
と答えた。
「あ、そうだったな。」
と私は返答するが、こんな平たい顔のイタリア人がいるものかと思った。
 
夢のことを妻に話すと。、爆笑しながら
「あんたらしいわ。」
と言われた。どのあたりが私らしいのやら、、、
 
全く、夢というものは良くわからん。

秩父鉄道最終回

2013-06-21 23:20:22 | 旅行
三峰口を1334分初の電車で秩父に向かう。
プランはすでに崩壊したので、当てはなく、とりあえず散策してみよう。
まあ、手っ取りはやいのは秩父神社参拝と秩父札所三十四観音めぐりだ。(罰が当たりそうだなあ、、、)
当然、短い時間で多くは回れないが、秩父神社と5つほどのお寺をめぐってみた。
 
 
 
十七番定林寺
 
 
十六番西光寺
 
 
十四番今宮坊
 
十三番慈眼寺
  
さて、秩父神社にたどり着くと、拝殿には大勢の人たちが、しかも若い人たちばかりだ。
最近はパワースポットととか、神社とかがブームとは言わなくても人気があるらしいから、そういう神社好きのツアーなのかなと思った。
その一団が拝殿から出てきて、拝殿の本殿の裏側に行ってしまったので、お参りをしその建物等を見学させていただいた。
しばらくして、先ほどの団体が本殿から戻ってくると、添乗員らしき人が、
「見学がすみましたら、門の外でマッチングを行いますので、このリボンを結んでください。」
と言っている。
どういうルールはわからないがどうやらお見合いツアーの様だ。
後日ネットで確かめてみると「西武鉄道 The 鉄コン!in 秩父」というイベントであったらしい。
独身男女が池袋から西武鉄道で秩父まで来て、バーベキューをやり、父神社恋愛成就祈願をし、気に入った相手とフリータイムという、見合いツアーのようなものらしい。
 
 
主祭神は八意思兼命、知知夫彦命、天之御中主神で詳しいことはよくわからないが、どうやら縁結びの神様でもあるらしい。そういわれてみると、おみくじを結ぶところもハートマークに見えてきた。
さらに一組の結婚式があり、通りすがりものものだが、祝福しておいた。
縁結びかあ、、、、
もうオッチャンには関係ないか、、、
 
 
ハートマークみたいなおみくじ結びと新郎新婦
 
その後、影森のお寺を目指したが、タイムアップ、池袋行の電車の時間となり、帰路に着いた。
 
 
 
三峰口から池袋まで直通の西武線
クロスシートで結構快適だった。
西武秩父と飯能でスイッチバックするのが面白かった
 
というような感じで、行き当たりばったり的なところもあったが、初夏の秩父路を楽しんできた。
参考までに行程と費用は次の通り。といっても誰が参考にするかは知らんけど、、、、
 
行程
東武鉄道 浅草駅駅8:10発快速 ⇒ 東武動物公園8:48着乗り換え ⇒ 東武動物公園8:51発 ⇒ 羽生9:18
秩父鉄道 羽生9:36発 ⇒ 熊谷駅10:01 SLをちら見 ⇒ 寄居10:30着 下車して寄居に入選するSLを撮影 ⇒ 寄居10:51SL乗車 ⇒ 秩父12:15SLから普通電車に乗り換えて先回り ⇒ 秩父12:13発 ⇒ 三峰口12:37
駅近くでSL撮影、ツバメを追っかけ、三峰口に留置されているSLを見学、駅前の食堂で山菜どんぶりで昼食 
三峰口13:43発 ⇒ 秩父14:17着 
市内を散策:秩父札所 十七番定林寺→SL撮影→秩父神社→十六番西光寺→十四番今宮坊→十五番少林寺→十三番慈眼寺→二十六番円融寺に向かうがたどり着けず 
影森16:25発西武線直通電車 ⇒ 西武池袋18:32
 
費用
東武鉄道:浅草-羽生 780円
秩父鉄道:フリー切符 1,400円 / SL乗車券 500円
西武鉄道:秩父-池袋(株主優待券、神田のチケットショップで購入) 530円
昼食:山菜どんぶり 850円
飲み物:若干
賽銭:若干
合計:4,060円 + 若干
 
まあまあかな。
 
秩父鉄道の旅 おわり

秩父鉄道 その3

2013-05-30 23:02:09 | 旅行

平凡ながらもSLの撮影に満足し、三峰口駅と引き返し、次の電車に乗れれば一応は予定通り(PLAN B)鉢形城へ戻れるはずだ。そう、戻れるはずだった。戻れるはずだったのだが、頭上を飛んでいくつばめにきをひかれ、、、、

「はて、どこかに巣があるのかな?」

と思ったのが、この日の決定的な運のつき、、、我が家の近くに4つもツバメの巣があり、通勤時間の朝、我が町を活発に飛び回るツバメたちをこの季節は毎日見ているので、ツバメにはなんとなく愛着がある。(むこうは邪魔者と思っているかもしれないが、、、)

そこで、ツバメを追いかけて、巣作りをしているところ発見!これはついている。ツバメは幸運を運んでくると言う。(誰が言ったかは知らないが、、、)夢中になってシャッターを押した、、、が、相手はすばしっこいので、なかなか思うようには撮影をさせてもらえない。、、とそんなことをしていると

ガタン、ゴトン、

と電車は出発してしまった。しまった。次の電車は1時間後だ、、、今日は鉢形城攻略は無理だな、、、まあ、、、次の楽しみにとっておこう、、

「こいつのせいで電車に乗り遅れた!」と妻に行ったら

「人(とり)のせいにしない!自分のせいじゃ!」とつっこまれた。

人生万事塞翁が馬というが、この日の私は三峰のツバメである。せっかく1時間という時間ができたので、駅前の食堂で昼飯にして、三峰駅のSLを見学することにした。

駅前食堂の山菜丼

山菜を玉子でとじたどんぶり850円なり

この食堂は100年前から営業しているとのこと、おかみさんが親切だった

三峰口で切り離された機関車、煙はいてま~す

転車台まで見物できた。

鉢形城へは行けなかったけど、その代わりに三峰口ののんびりした時間を楽しんだ。さて、と言うことで、予定変更して秩父の街を散策するか。


秩父鉄道 その2

2013-05-28 23:48:22 | 旅行

 

前回は、前置きばかり長くて秩父鉄道というタイトルなのに、城の話がほとんどとなってしまったので本日はいきなり本題。
 
訪問日は5/25、プランは次のように組み立ててみた。
東武線で浅草から快速に乗り東武動物公園で鈍行に乗り換え羽生へ。
羽生から寄居まで秩父鉄道に乗り、寄居でSLを見物(撮影)し、先行列車で長瀞あたりまで行き、そこでまたSL見物。
その後、寄居に戻って鉢形城を攻略し、三峰口まで秩父鉄道乗車。途中帰りのSLとどこかですれ違えれば幸いとして、秩父鉄道と鉢形城を満喫して秩父から西武線で池袋経由で帰宅。
 
なかなかいいプランができた、、、、と思いつつ、寄居まで辿りついた。
ここまでの道のり約3時間は「あっ、、」というまであった。(池波正太郎風に)
 
寄居でSLを待っていると、気になる文字が目に入った。
 
「SL乗車券当駅で発売中」
 
それがこの日の方向性を大きく狂わせることになる。
 
思わず、、、
「今日の乗車券ってあるんですか?」
と窓口で聞いてしまった。すると、、、
「大丈夫ですよ。指定と自由がありますけど。」
「じゃあ自由席1枚、、、?」
 
ありゃ?????????
 
乗車はしない予定だったのでは?聞いてしまったのが、運の尽き、気がつけば500円を支払ってSL乗車整理券を手にしてしまった。そりゃ目の前を通るSLの乗車券が手に入るのをだまって見過ごすことは出来ない、、、流行語に乗っければ、「いつ乗るの?今でしょう。」ってところだ。
 
どうしよう。。。。。。SL乗車もいいが、そのために前日に考えたプランは総崩れとなってしまった、、、、
とりあえず時刻表を見てみると、SLで三峰口まで行ってすぐに電車で戻ってくれば、14時ごろ寄居に到着。その後、2時間ほど鉢形攻めをして、秩父から17時から18時ごろの西武線で帰れれば、、、、まあまあではないか。
 
ということで、寄居に到着するSLを写真に収めた後、寄居から初SL乗車となった。(といっても幼児期にはSL乗車をしたかもしれないが、覚えがないので今回が初SLということにしておこう。)
 
そこで感想、、、、遅い。。。。パレオエキスプレス、特急という割には鈍行電車に抜かれていく。
まあ、観光列車だからね。それはそれ、のんびりと楽しもう。
 
乗り心地については、、、
電車やディーゼルカーと違って牽引客車、車両に駆動装置が無いので、モーターやエンジンの振動というものが無く線路の振動だけが感じられるというのもレトロ気分を盛り上げているのかなあとも思った。特に私は後ろから2両目の車両に乗ったせいか、汽笛と線路を走る車輪の音しか聞こえないというのが、なんとも面白い。それと、車窓に煙が走るというのもSL乗車の実感だ。煙の臭いもまた良いもんだ。
 
それと、意外に思ったことは割合と客が少ないということだ。過去に房総のイベントSLや上越線のSLを見物に行ったときは鉄道ファン以外にも普通の人(というと鉄道ファンが異常のようだが、、、)も大勢来て撮影の場所取りに怒号が飛ぶ、なんてこともあったが、ここは至って平和だ。毎週走っているせいか、お客さんも沿線のカメラマンもあまりがっついていない感じがする。
 
ということで(自称)初SL乗車を楽しみつつ、秩父駅で下車し、先行する鈍行列車で三峰口へと向かった。
三峰口で下車し、さっきまで乗っていたパレオエクスプレスを待ち受けて撮影。
 
 
師匠方から見れば大した写真ではないが、一応満足。
一応と言うのは1つ不満、、、というよりSL写真の決定的な弱点が、、、そう煙を吐いていない、、
 
さあ、鉢形に戻るぞ!!
 
つづく、、、

秩父鉄道

2013-05-26 23:46:41 | 旅行

2010年12月、いすみ鉄道にキハ58がやってきた。その一般のお披露目イベントに行った時、あこがれの鉄道写真家中井精也先生にお会いした。

「カメラと旅する鉄道風景見ました。」

と言うと、

「ありがとうございます。明日は他の番組ですけど秩父鉄道に行きます。」

とお答えいただいた。

「ち、秩父鉄道ですか。いいな。」と私。

「うらやましいでしょう。」と中井先生はあの人懐っこい笑顔でちょっと自慢げ。

それ以来、都心に一番近いSLがキャッチフレーズの秩父鉄道に一度は乗ってみたいと思っていた。

大多喜つながりのtass師匠のおかげですっかり(なんちゃって)鉄ちゃんになってしまったが、一方(やはりなんちゃって)城マニアでもある。城と言っても一般人(と言ったら失礼だが、)は姫路城や松本城の様な天守閣が堂々とした城を思い浮かべるが、城郭ウォッチャーの余湖先生によれば山の中にひっそりと廃城になってしまった城の縄張りにこそ魅力があると言う。私はこの余湖先生の説に共鳴した。共振したと言ってもよいと思う。

歴史上のドラマに出てくる有名な城、例えば安土城、観音寺城、一乗谷城、小谷城、八王子城などは一部に石垣や土塁しか残っていない。つまり、ドラマがある城はそこに戦があり、落城し基礎部分を除いては跡かたもなくなってしまっていることが多い。というと、「小田原城や大坂城、今旬の会津城だって落城したのに天守閣が残っているじゃないか。」と言われそうだが、あれは後世再建したもの。アメリカ軍の空襲によって破壊されて忠実に再現された名古屋城や岡山城は良いとしても、実在したかどうかも分からないのにいい加減な天守閣を作ってしまうのはいかがなものか。あの大坂城でさえ、豊臣時代と徳川時代の天守閣をミックスしたもので、あのような天守閣があったと言う史実は無いらしい。なんちゃって天守閣である。ついでに言えば大阪城と言うのも正しくない。大坂城と言うべきである。(というと大阪市民から総スカンをくらいそうだが、今の天守閣を作った大阪市民の方の熱意には敬意を払う。実際に大坂城を訪れた時はすごいもんだなあと思った。)要は天守閣がなくても往時の縄張り、つまり土塁、石垣、空掘りなど大きく見れば城下町にその形跡を思わせる地形が残っていることを確認して、「ここを誰ぞが攻めて、城方はここまで突出したんだな。」と妄想するのが醍醐味である。

秩父鉄道と言うタイトルなのに、全く関係のない城の話となってしまったが、秩父鉄道の沿線の寄居に鉢形城という城があった。歴史に詳しい人でないとピンと来ないかもしれないが、この城は小田原の北条氏の枝城で豊臣秀吉の北条攻めの時に前田利家、本多忠勝等に囲まれて落城している。秀吉の小田原攻めは単に小田原を攻めただけでなく、関東全域の小田原勢を攻めた戦であった。最近映画で有名になった「のぼうの城」の忍城も小田原攻めの一環で石田三成の水攻めの話で話題になっている。

その鉢形城は比較的整備されていて遺構が見学しやすいとのこと。そんなわけで、大好きな鉄道のSL見物と大好きな城見物を兼ねて秩父鉄道の寄居を目指すことになった。tass師匠、中井先生、余湖先生に感謝である。

と言うことで、前置きが長くなったので、本編は次回、、、


コルトン文化祭

2013-04-27 22:23:47 | 音楽の話

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地元の友達とバンドをやっている。大学時代マンドリンクラブでコントラバスを弾いていたが、実はジャズをやりたかった。ある日父が、

「自治会でバンドをやっている人がいるから遊びに行ってみたらどうだ。」

と言ってきた。父の知り合いでバンドなら、懐メロかベンチャーズとかビートルズかなと思ったが、ジャズバンドでしかもベースがいないと言うことだった。

なに?ジャズバンドでベースがいない?それはゆゆしき事態だ。私はジャズバンドの経験はないがなんとかせねばと思い、電話をしたら明日練習があるから来てみないかとのことだった。で、練習に行ってみた。やはり大学時代のクラブの仲間で結成したとのことだった。で、練習が終わると父の友人のバンマスが

「明日、本番だけど、時間ある?」

と言ってきた。、、、いや、、時間はあるが、ジャズなんかやりたかったけどバンドで練習したのはこの日が初めて、、しかもドミソドミソ、ドレミファソラシドしかやっていない。

「それでいいよ。」

と言うことで、電話した2日後には本番のステージに立っていたという、今考えると恐ろしい時代になってしまった。もう20年前の話だが、このバンドはメンバーの転勤、高齢化が進み、いつの間にか自然消滅してしまったが、近所なので、バンマスとの交流は続き、音楽友達アマチュアなセッション活動を続けている。単独ライブは荷が重いが、イベントやセッションで遊ばせてもらっている。

で、おととし(2011年)に地元のショッピングセンター「コルトンプラザ」で「コルトン文化祭」というイベントがあったので、出演した。去年も出演した。で、今年も出演することになった。本日はその宣伝である。

毎度のことながら、やっと本題にたどり着いた。

過去の演奏がYOUTUBEにアップされているので、参考までに。

http://www.youtube.com/watch?v=0IFM_DFA0xk

http://www.youtube.com/watch?v=mazG0J__Ixo

これを見て、奇特にも興味がわいた方は、買い物のついでに見に来ていただけると幸甚である。

あと、地元の自治会の写真クラブも出品しているので、こちらもついでに見ていただけると、さらなる幸せを感じる次第である。

南八幡三丁目写真クラブ 島村楽器店前にて展示

CUATRO GATOS +2   5月5日午後3時半ごろ  コルトンプラザスペイン階段前ステージ