福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ものカフェ

2017-11-25 06:51:04 | 日記
ずっと続いている「ものカフェ」。
認知症より、ず~~っと気持ちも楽なもの忘れ。
それでいて、名前は、忘れる、地名は、忘れる、漢字まで忘れる・・高齢期の日々。
親しい友と思っていたかたでさえ、しばら~~くお目にかかれないでいると、ふっと、名前が思い出せない・・この驚き!!
字を書こうと紙に向かう・・
ペンを持つ右手が、その字を書けない・・・この驚き!!
あれ・・
あれ・・
それ・・
あれじゃあわからない・・と言うワタシも、時折、あれ・・。
当初は、ギョウテン!!
だんだん、驚かなくなるのよ・・の先輩諸姉の言葉どおり。

重度のもの忘れは、もちろん、もの忘れ外来に。
軽度のうちに、なんとか対策を・・というような主旨で始まった。
学びを入れた場面づくり・・など、いろいろ試してきたけれど、今は、おしゃべり。
ご相談会。
世間ばなしフウに、日常を語って頂き、より重度になった時には、介護保険の入り口に抵抗なく立てるように。
介護保険にお世話になるのは、それからずっと先ですが、誰に、いつ、そして、どんな仕組みとサービスがあるの?
そういった心の準備を常日頃から。
あれっ?と思った時に、まず、相談。
その相談先。

時折、みえるかたを、包括スタッフにまずご紹介。
いつも、おしゃべりのお相手を求めておられる。
その後、比較的ニューカマーのご利用者さんをご紹介。
ニューカマーさんは、脳梗塞の後遺症が残っておられ、ご相談ができたことを、大変喜んでくださった。
また、来ます・・と、にこにこ笑顔で、帰られた。
うん、これこれ。
それから、ずっと、あと。
閉店まで一時間。
久し振りのご利用者さん。
もう、食材の揃わない定食をオーダーされる。
揃わないことをご了承頂いて、温め直す。
立派な体格と、しっかりした頭脳をお持ち。
でも、足取りがより、おぼつかず、お顔が、はっきりしなくなっておられる。
世話になるなあ・・とタクシーでお帰りに。

比較的、群れることをしない男性たちの姿。
その自立心が、高齢期には、わざわいとなりがち。
みんな同じ・・のスタートラインに立ちましょう。
たわいないコミュニケーションがんばりましょう。




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