土曜日の朝

いつもの慌て。
いつもの・・は、情けないですね。

コールドテーブルがどうも、通電していない。
その事態に慌てる。
土曜日。
打つ手はなく、あせる。
納入業者の連絡先は、すべて、平日対応。
緊急時の連絡対応がない。
一度来て頂いたことのある業者さんに電話すると、今、法事で九州・・・と。
ムカシのお隣さんの電気屋さんに電話しても、納品中・・と。
ばたばたカタログを探してみても、置いてあったはずのカタログそのものが不明。
同じ会社の機器カタログも、別会社のものも。

待って！！・・とあせる。
結局、1H30バタバタ・・
周囲を巻き込むものの術はなく、結局、諦めましょう・・と。
はい・・と声なくうなずく。
コールドテーブルの中の冷蔵必須の大事なものだけを、厨房の冷蔵庫に移す。

気持ちが落ち着くと、ふっと、思い出したことがあった。
某大手ケーキ屋さんの、機械類の修理を担当していたというかたのこと。
そのご利用者さんが、置物のように、静かに、福祉亭の定位置に座っておられる！！
打つ手は、もう考えられず、ここ。

お願いしてみる。
落ち着いた空気のまま、厨房に来てくださる。
事情を説明する。
パネルの中の表示を確認される。
ワタシは、コードを差し替える。
ご利用者さんの右手が、コールドテーブルの目の前のスイッチを押す。

即！！
点灯！！
え～～～～・・・！！
そのスイッチは、ワタシもやってみた！！
その時、反応しなかったんです・・。

いや～～びっくり。
知らない！！と、おっかなびっくり！！が混ぜ合わされると、こういうことになるのですね。
ふり返ると、
スイッチを入れたけれど、おっかなびっくりなので、すぐオフ。
オンとオフの動作を連続してやっていたのです。
落ち着いて、オンとすれば良いだけ・・・！！

とにもかくにも、やれやれ・・でした。