一人芝居旅日記

一人芝居の人権啓発活動や子育て講演をやっている福永宅司のブログです。子どもの学び館のスタッフ(千)も加わって書きます。

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」見に行きました

2007-11-26 20:06:47 | Weblog
 先日、家族そろって、大泣きして帰りました。
劇場は涙をぬぐうしぐさの人でいっぱい。
 前作もよかったが、今作品もよかったあ。見終えたあと幸せな気持ちになりました。表現活動のすばらしさをあらためて知りました。
 わたしも表現者のはしくれとして、このような感動を伝えられたらと思いました。
 この作品を見ると、映画監督にもなりたい、作家にもなりたい【主人公茶川さんもそう】、駄菓子屋をやってみたい、頭の中が、やる気満々の幸せホルモンでいっぱいになりました。
 もはや戦後ではない、高度経済成長へとむかう希望なるものが見えてきた、昭和34年。なにかあったらとんでくる近所があり、子どもたちは縦割りで夕方まで遊ぶ、親たちは着るものを食べるものをがまんし、わが子のためにと苦労する、その姿を子どもたちは見ながら大きくなる。
 だれしもが忘れかけていたあの風景を思い出しながら、涙をする、知らない世代も共感できるものがあり涙するのでしょう。
 こんな素敵な映画をありがとう。だれに言っていいのか本当にありがとう。

大場投手指名権獲得

2007-11-20 20:22:27 | Weblog
 稲尾さんが去ったその年に、鉄腕投手の再来のような大場投手がドラフトで九州の球団に指名される、運命を感じますね。
 テレビでインタビューされていましたが、さわやかな落ち着いたしゃべりが、印象的でした。
 王監督のラストイヤーにおそらくなる来年、期待が持てます。
大隣投手も不本意でしたでしょうから、大学出の左右二枚看板として新戦力になればとファンは夢見ます。

親が両わきをかためて

2007-11-19 19:25:36 | Weblog
 今日市内の赤坂小で講演。五・六年生を両わきから保護者が囲む形態での観劇になりました。
 まさに、子育て社会がこうあればいいなあと思いました。
植物にたとえると、すくすくと太陽に向かって天にのびるためには、添え木が必要ですよね。子どもたちの人生も、時には横にへたりこみたくなるときに、右へたおれかかるならば右横にいて支えやる、左にしゃがみたくなれば、左からそっとまわりの大人が手をさしのべてやる。添え木のように。両わきで大人たちがしっかりとささえてやれば、またしゃんともといた道から歩き出すように思うのです。
 体育館はそこびえしましたが、子どもたちを両わきの大人が包んでくれたこの状態がぬくもりを運んでくれました。

オシム監督について

2007-11-18 22:53:48 | Weblog
 この国は、教育問題・野球、サッカーをはじめとするスポーツ等々、一億総評論家になりやすい分野があります。
 サッカーの監督さんなどは、教育論とつなげてもよく評価されます。
徹底的な管理下において選手を育てたトルシェ監督【フラットスリーなんて言葉なつかしい】、自主性を重んじ選手を大人あつかいしたジーコ監督、どちらも成果と課題があったのでしょう。オシムさんは、この両方をバランスよく選手に与えてたように思います。管理と自主性。
 インタビューにも教育論があり、語録が本になるほどです。
これからというときでした。
 回復を願っています。

一日で太平洋から日本海へ

2007-11-17 22:46:51 | Weblog
 昨日は、桂浜で坂本龍馬の銅像にごあいさつし、夜、黒潮町で「学校」を。子どもたちにはむずかしい演目ながら、最後まで、見てくれる子が多くて、感激。
 早朝、六時半に太平洋をながめながら、土佐佐賀駅を後に。六時間掛けて、昨年行った鳥取南中で「君をいじめから守る」を演じました。この後、校長室に「念願かなってやっと一人芝居見れました。」と対馬からこの地に嫁いでこられたという女性が、「九州のなまりをなつかしく聞いていました。」と喜んで来られました。以前、智頭町でうわさを聞いてからということですら、本当に何年目かのご対面ですね。
 こういう出会いで疲れがふっとびます。
鳥取の海は今回は見れませんでしたが、まさに太平洋から日本海まで、一日でこんなに陸路で動いたのは初めてです。
 帰りの車中でオシム監督が倒れた情報を知りました。心配です。

土佐の高知へ行って来ます

2007-11-16 01:20:50 | Weblog
 今日は高知県です。今まで、依頼があっても日程が合わず、初めての講演になります。坂本龍馬さんと会ってきましょう。
 日本史の中でも幕末は、人気があります。
考えたら、坂本龍馬も西郷も大久保も、高杉も・・・あのころ20才代で明日の日本を考えていたのですから、なんとも自立がはやい。
 

一人芝居ホームページで見られるように

2007-11-11 19:05:54 | Weblog
 私の知人に、森さんという元中学教師がいます。
パソコンの達人で、ただ今、「部活ガンバ」を作られており、たくさんの人たちがこの情報の恩恵にあずかっています。
 彼が、わたしの「君をいじめから守る」をビデオで記録してくれ、「ホームページから見れるようにしたらいいよ。ぼくにさせてよ。」とただいま制作してくれています。ありがたいことです。
 先日の大平さんといい、森さんといい、人の支えをありがたく感じるこのごろです。機械が苦手なわたしには、たのもしい限りで、それぞれもちやですね。
 たのしみです。

プレスリーの晩年

2007-11-10 08:23:53 | Weblog
 教師時代、学校レクリェーション研究会というサークルに所属し、大きな財産をそこで得ました。
 そこの大平さんという代表の方が、とてもすばらしい方で、会うたびに、いろいろな情報をあたえてくれます。
 先日行った春日西小で人権観劇会を計画してくれたのも大平さんでした。
久しぶりの再会。校長室での会話。
「プレスリーが好きなんだけど、彼は亡くなる前、びっくりするくらいのコンサートの数をこなした。病気でたおれても、また退院したら、すぐにコンサートと。何かにとりつかれたように無理をしていった。もし、あれがなかったら、今でもいい曲を歌っているのかなあと思うと残念。福永さんくれぐれも体に気をつけてね。」
と助言をいただきました。
 11月はびっしりです。34回の講演ですから。この言葉を胸に【とは言ってもスケジュールは入っているので】体調管理して、わたしは長くこつこつといきたいものです。

春日西小 人権観劇会としてよばれる

2007-11-08 22:00:31 | Weblog
 今日は、人権観劇会として一人芝居「もも子」を演じました。
一年生の子も泣いてくれて、想像の世界についてきてくれました。
 低・高学年と分けて二回講演でしたが、今日も熱心に子どもたちきいてくれました。900人くらいの学校ですから、二回に分けてちょうどいいですね。400から500人までが限度でしょう。これ以上多いとわたしの表情がつかめないでしょうから。いい体験になりました。
近くで子どもを感じると、元教師ですから、ハピネスホルモンがでますね。
 

地元の区から100人の一歩を

2007-11-07 13:37:27 | Weblog
 今日は、地元の早良区連合のPTAの研修会に行きました。中学生の保護者の方が大半です。「君をいじめから守る」の一人芝居ですから、真っ最中の保護者ですから、涙を流しておられました。
 地元ですから、「今日が○○回目」という人も多く、いつにもましてあったかい会場の雰囲気でした。
 みんないろいろな悩みがあります。一人では背負いきらないものも。そんな時だれかのやさしさが心にしみますね。一人が百歩歩いても世の中はなかなか変わらないけれども100人が一歩歩けば世の中はかわります。
 子どものために親が変われば。それこそ地元のこの早良区から、子育て改革なるものがまきおこればなあなんて思います。
 今日の参加者の方が、悩み多き友達へとアドバイスを広げて、みんなで子どもたちを育てられたらと思います。
 終演後のみなさんの感想文がまたあたたかく、幸せな気持ちで帰路につきました。まずは身近な地域から子育ての輪をひろげていきたいものです。