民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

地域一斉清掃

2016-10-16 21:15:11 | 民俗学

他地区はどうかわかりませんが、私の住んでいる市では春と秋に地域一斉清掃があります。何をやるかは、当該地域の町内会に任されています。いずれも、朝6時30分ころから指定された地域の場所を住民で清掃するのです。前に住んでいた戸建ての地域では、道路のわきの側溝の泥をさらいました。今住んでいるマンションでは、地域を流れる川の土手の草を刈ってかたつけるのです。その前に住んでいた地域は、毎月指定日に出て、河川敷の草をとらなければなりませんでした。

朝早くからの仕事ですから、勘弁してほしいと思います。毎月あった河川敷の草取りの時など、6時半からの指定なのに6時少し過ぎると、まるで競い合うように人々は出ていました。時間通りにいけば遅れたみたいでいやな思いをするなんていうのは、何だかおかしなことでした。それだけ同調圧力が強いのです。ところが今はマンション住まいです。マンションだって町会に属し、組もあります。組ごとに何をするか町会から指定があります。私の組は、近くを流れる川の河川敷の草刈りです。マンションは管理費を納め管理人さんを雇っていますから、公用区域は管理人さんが清掃してくれます。そのためか、マンション住人にはオテンマ(御伝馬=公用としての労力奉仕)の意識は、ないか薄いかだと思います。推計ですが、このマンションから河川清掃に参加する人は、20%もいないと思います。近所付き合いはありませんが、私は差支えがない限り年に2回の清掃に参加していますが、一緒にマンションに帰る人は数えるほどしかいません。特別出席をとるわけではありませんが、地域の河川は何らかの世話になっていますし、災害などあれば最悪地域の避難所で世話になるかもしれません。平時にできる労力奉仕は許される限り参加しなければと、私は思います。とはいえ、地域のわずらわしいつきあいを避けてマンション住まいを選んだのも事実です。

一斉清掃に出なさいとは私の口から言えませんしいうべき筋合いでもありませんが、マンションはいずれかの地域に属していながら、住民には地域への帰属意識は非常に薄いという現実は、どうしたものでしょうか。

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