民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

信州安保法制違憲の会 第2回裁判参加

2017-05-12 15:19:59 | 政治

新安保法制が施行となり駆けつけ警護やアメリカの空母の護衛が実施されています。安倍総理は国会外で改憲の日程について明らかにし、詳しくは読売新聞を読めといっています。森友問題の目くらましの意味もきっとあるでしょうが、国会をなんだと思っているのでしょうか。選挙で落ちればただの人なのに、この国の支配者は自分だと信じて疑わないようです。だからこそ、国民の声を上げなければ、ワイマール憲法の二の舞となってしまいます。

5月12日、長野地方裁判所大法廷で、第2回裁判が開かれ傍聴してきました。授業で生徒を引率して刑事裁判を傍聴したことはありますが、関係者として参加は初めてです。珍しいことなので、順を追って書きます。裁判は10時半開廷ですが、9時半に裁判所近くの弁護士会館に参加者が集合しました。参加者というのは、法廷内に入れる人と、あぶれて傍聴を希望する人です。私は予想以上に道が混んでおり、9:30には間に合わず裁判所の駐車場に着いたのが30分で、弁護士会館に着いたのは35分をまわっていました。参加者は70人くらいでしょうか、皆さん4回の会議室に座って説明を聞いていました。そこでは、これからの予定について説明がありました。これから、弁護士会館の前に並んで列を作って裁判所まで行き、傍聴者は傍聴券の抽選をするということでしたが、本日の参加者数からして、抽選なしで全員傍証できそうだということでした。

整理券をまずもらい、ロビーのような所で待機していて10:10ころ、傍聴者が締め切られ抽選なしで全員に傍聴券が渡ることが告げられました。そして、整理券と引き換えに傍聴券が渡され、10:15ころから7人ずつ法廷に案内されて入りました。

法廷に入る前に、写真と録音をとってはいけないこと、帽子をとることが告げられました。法廷内に座ってしばらく待っていると3人の裁判官が入廷しました。40~50代前半とおぼしき男性の裁判官が中央で、左右に若い女性の裁判官が座りました。下の段の左側には原告である我々の会の面々、左側には被告である国の役人が10人くらい座っていました。後で聞いてみるとそれは、東京法務局、長野地方法務局、内閣官房、防衛省んどの法制担当者だそうです。違憲訴訟は全国で21裁判がおこなわれており、原告総数は5958名だといいます。こんごも提訴が予定されており、それらの全てに対応するのでなかなか忙しいようです。

さて、本日は2名の原告から意見陳述があり、続いて原告代理人の安藤弁護士から準備書面の結論が法律的に述べられました。二人の意見陳述は、一人は満州で生まれて命からがら帰還した方と、19歳の若者とでした。満州からの帰還者の陳述はとりわけ胸を打つもので、絶対に戦争をしてはならないと思わされるものでした。安藤弁護士の法律論は、後でわかりやすい説明をお聞きすると、逃げ腰で合憲違憲の議論からは逃げたがっている国に、逃げるなといいたかったのだといいます。

今後の進め方について、まるで私語みたいに裁判官と国側が話すのを聞くと、陳述書について次回は国側が答弁してくれと裁判官に言われた国側は、全部陳述が終わってから答弁するつもりですと答えました、要するにいちいち対応してられません、といった感じでしたが、裁判官からは出たものについては答弁してくれといわれ、仕方なくかどうか国側は、答えられる範囲で答弁しますといっていました。裁判官が割合公平で感心しました。2人の女性の裁判官は一言も発せず、どんな声の人かもわかりませんでした。

最後に次回の裁判の日程をすり合わせて終わりとなりました。30~40分ほどの法廷でした。私たちはまた弁護士会館に戻り、本日の報告会をしました。そこでは、こうした運動はどうしてもジリ貧になるから、どうやって運動を広報し盛り上げていくかが問題となりました。

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