○△□ ∞ 鶴千亀万 人間百年

『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞「渡辺 恭良/疲労大国ニッポンを救いたい! 」

2013-09-01 | 学習

|TBSテレビ:夢の扉+


世界初!疲労のメカニズムを解明し、“疲れ”を数値化!
疲労大国ニッポンを救いたい!~新常識をつくった医学博士

 

ドリームメーカー:

大阪市立大学 特任教授/渡辺 恭良 さん


身体の異常を知らせる 「痛み」、「発熱」、「疲労」。“三大生体アラーム”と呼ばれるが、
日常的に症状が出る「疲労」は、見過ごされがち・・。重大な疾患が潜む可能性もあるが、
これまで、客観的な診断法は確立されていなかった。
「疲れ」とは何か? なぜ、疲れるのか―? この“医学の忘れ物”に真正面から挑み、「疲労」のメカニズムを分子・神経レベルで解明したのが、大阪市立大学の渡辺恭良。
渡辺は、どれだけ疲れているかを客観的に測る検査法を確立、疲労の数値化に成功した。

挑戦のきっかけ、それは、自身の過労だった・・。脳科学を専門としていた渡辺は、40代半ばで、研究費13億円という脳科学研究のリーダーを任された。
しかし、疲労困憊の日々が1年間続き、ついに、激しい腹痛に倒れる―。
『自分が体験したような“疲労”をなくしたい!』 渡辺は、生涯のテーマを決意した。

1999年、疲労研究は国家プロジェクトとしてスタート。
これまでに国や企業から、30億円という莫大な費用が投じられた。
渡辺を中心とする研究チームは、疲労の主な原因物質とされてきた「乳酸」が、むしろ疲れを取る役割があり、別の物質が疲労の原因であることを証明した。
さらに、疲労回復に絶大な効果を発揮する、“ある物質”にたどりつく。

そして今、新たに目指すのは、採血のように患者に負担をかけずに、手軽に且つより高い精度で、疲労を数値化すること。測るのは・・「自律神経」!?
世界共通語になってしまった“Ka-ro-shi(過労死)”を防ごうと突き進む渡辺の挑戦を追う。

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◎疲労度計…乳酸値測定⇒悪者ではなく疲労回復にいいもの!…疲労の原因は、「活性酸素」貯まると疲労となる!!…『痛み』、『発熱』、この二つは原因が解明され、ノーベル賞を受けている。『疲労」もこれで解明されて、ノーベル賞候補か?!

…研究費を使い、疲労回復に良いとされる物質(食品)の徹底分析と比較を実施。…『イミダペプチド』と解明!!!…マグロや渡り鳥のパワーからも判った。『疲労度計』疲労を数値化して過労防止へ(過労死防止)…”自律神経のバランス”測定へ。…大阪に拠点設置。一人でも多くの人に伝えて行きたい、、、急所を掴んだ研究開発であり、大いに進めて発展させて欲しいものです。頑張れ!!!!!

 

 

 

アップロード日: 2013/08/30

 

世界初!疲労のメカニズムを解明し、"疲れ"を数値化!
疲労大国ニッポンを救いたい!~新常識をつくった医学博士
大阪市立大学特任教授/渡辺恭良さん

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医学研究科 渡辺恭良特任教授が文部科学大臣表彰を受賞 — 大阪市立大学

 

平成22年4月5日、医学研究科の渡辺恭良特任教授(独立行政法人理化学研究所 分子イメージング科学研究センター センター長)が平成22年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)を受賞されました。業績名は、下記のとおりです。

 

文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃え、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とし、科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。本賞は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究または開発を行った者を対象とする大変名誉のある賞です。

    業績名:「先端技術を駆使した統合的疲労科学・疲労克服研究」

 

渡辺 恭良特任教授のコメント

今回の受賞は、疲労研究と分子イメージング・脳機能イメージング研究の融合で光栄に浴することができました。本研究は、21世紀COEプログラムをはじめ、大阪市立大学での研究が認められたものです。本来、2つの所属でいただくべきでしたが、本務の方の理化学研究所の所属になっています。まだまだお世話になり、この受賞研究の先を教室員たちと行っています。西澤理事長・学長、金児前理事長・学長、児玉前々学長、原病院長、田中課長はじめ、医学研究科の皆様、多くの共同研究者やご支援いただきました皆様に心より感謝いたします。これを機に、さらに、大阪名物疲労研究を多くの方々の「生活の質の向上」、「病気にならない健康医学」のために役立てていただく研究を進化させたいと願っています。続いて下さる方のノーベル賞等の受賞の起爆剤として。

(参考)
疲労克服研究に関するwebサイト
文部科学省webサイト

大阪市立大学 21世紀COEプログラム「疲労克服研究教育拠点の形成」



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