634武蔵の国に『東京スカイツリー』がオープンしています。連日大入り満員で、7/10までは予約が必要、それ以降も、少ない当日券待ちにが多く出ることでしょう。
最近のショッピングセンターでは、地域〜当該SCを地域エネルギー対応:ガス電気併用のコジェネレーション型のエネルギー対応が多くなって来ています。当然、LED照明、太陽光利用を使っています。周知な例では、六本木ヒルズや大阪梅田駅、北ヤード、天王寺キューズモール、、、ここ数年では目白押しです。東京スカイツリー:東武は「地中熱利用」まで含めて、広域でやってくれました。巨大なビルや施設は、リスク管理上も最低限の「エネルギー自家供給体制」整備が不可欠の模様です。一種の地産地消です。更に波及して行くことを祈ります!
東京スカイツリー:開業まで24日 冷暖房に太陽光発電 地中熱も 効率は国内最高水準 /東京− 毎日jp(毎日新聞) 2012年04月28日 地方版
東武エネルギーマネジメントは27日、東京スカイツリータウンで実用化する太陽光発電と地中熱利用のシステムなどを公開した。
同社によると、同施設の周辺10・2ヘクタールは、冷温水を活用した共通の冷暖房設備を導入、太陽光発電と地中熱利用システムもその一部を担う。年間の電力やガスなど一次エネルギー消費量を約44%、二酸化炭素排出量を約48%削減でき、エネルギー効率は国内の熱供給施設で最高レベルという。
太陽光発電用のパネルはスカイツリータウンの屋上に計222枚設置され、発電量は計20キロワット。温度が上昇し過ぎると発電効率が落ちるため、一定以上の温度ではパネルについた散水機が稼働し、ためていた雨水をまいて温度を下げる。
地中熱利用システムは、夏場に冷房を使って発生した熱を地下に逃がすことで、ヒートアイランド現象を抑える効果と、冬場は地中の熱を取り出して暖房に利用できる。同社は「スカイツリー開業後はシステムの安定稼働に専念するが、ゆくゆくはこうした日本の優れた技術が集積した施設を国内外の見学者に公開したい」としている。【斎藤有香】
東京スカイツリー地区 - 東京都 - あなたの街の地域熱供給事業 - 一般社団法人 日本熱供給事業協会

開発計画の概要
東京都墨田区押上・業平橋地区では、平成24年春の開業に向け、高さ約610m
の「東京スカイツリー」を核とする多機能複合型の開発プロジェクト「Rising
East Project」が進められています。本地区並びに周辺の約10.2haにおいて、省
エネルギー、省CO2、ヒートアイランド抑制、防災性向上、経済性の観点で
優れた性能を有する熱供給システムの導入を進めています。
システム概要
サブプラントに温水ボイラー、ターボ冷凍機を、メインプラントにヒーティ
ングタワーヒートポンプ、水熱源ヒートポンプ、ターボ冷凍機、並びに大規
模水蓄熱槽(約7千トン)を設置します。また、国内熱供給システムで初の地
中熱利用システムを導入します。さらに災害時には蓄熱槽水を消防・生活用
水として提供いたします。なお地域導管は、直埋設、建物トレンチ内の他、
地下鉄躯体内の未利用空間も用いて敷設予定です。
*****************************************************************
地域冷暖房|株式会社東武エネルギーマネジメント
地域冷暖房とは

「熱供給システム」は、1か所または複数のプラントで冷水、温水等を作り、地域導管を通して一定地域内のお客様の冷暖房や給湯を行うシステムです。
「地域冷暖房システム」、「DHC=District Heating & Cooling」とも呼ばれています。
2010年11月1日現在、全国に145地区存在し、今日、地球温暖化対策の切り札として、熱供給システムをはじめとしたエネルギーの面的利用に大きな期待が寄せられています。

地域冷暖房のメリット
省エネルギー、省CO2、ヒートアイランド抑制、防災性向上、さらには経済性の面など多くのメリットがあります。


「東京スカイツリー地区」熱供給施設概要
1.供給開始サブプラント 2009年10月メインプラント 2012年1月(予定)2.供給区域東京都墨田区押上一丁目1・9〜11街区、押上二丁目17・18街区(約10.2ha)3.設備概要
(1)メインプラント
(開発プロジェクト西街区<仮称>地下2Fに設置)
<熱源設備>
- ターボ冷凍機 冷却能力1,350RT(冷凍トン)×2台
- インバータターボ冷凍機 冷却能力1,350RT×1台
- ヒーティングタワーヒートポンプ 冷却能力1,000RT<加熱能力11,520MJ(メガジュール)/h>×1台、冷却能力960RT<加熱能力12,240MJ/h>×1台、冷却能力480RT<加熱能力6,120MJ/h>×1台
- 水熱源ヒートポンプ(地中熱利用) 冷却能力50RT<加熱能力800MJ/h>×1台
<水蓄熱槽>
冷温水槽 4,500トン 冷水槽 2,500トン 計 7,000トン
(2)サブプラント
(東武鉄道鷏本社ビル地下1Fに設置)
<熱源設備>
- ターボ冷凍機 冷却能力 350RT×2台
- 温水ボイラー 加熱能力 1,674MJ/h×3台
(3)地域導管
冷水・温水4管式
総延長 約2,800m(冷水管往還計 約1,400m、温水管同 約1,400m)
(直埋設、建物トレンチ内、地下鉄躯体内他)
(4)地中熱利用システム
建物基礎杭、ボアホール両方式にて採放熱
<< 熱源機器・設備について >>
- 「ターボ冷凍機」
- ターボ式圧縮機(遠心圧縮機)を用いた水冷却装置です。大容量に適する ものであり、近年、技術の進歩により著しい性能向上が図られています。
- 「ヒーティングタワーヒートポンプ」「水熱源ヒートポンプ」
- 空気中の熱、あるいは地中にある熱(=ヒート)をくみ上げて(=ポンプ)、その熱エネルギーをより高いレベルに上げたり、低いレベルに下げる技術を用いて、エネルギー効率の高い冷暖房を可能にする装置です。
- 「大規模水蓄熱槽」
- 蓄熱システムは、夜間電力を利用して冷房時は冷水、暖房時には温水を蓄熱槽に蓄え、この蓄えた熱エネルギーを昼間に使う経済的なシステムです。夜間に熱エネルギーを蓄えるため、受変電設備や熱源機器の容量が小さくて済み、熱源機器の定格運転で効率向上が図れます。