ふくろうの城

ボケ防止に、世の動きを横目に株をやるへぼ爺のブログ。儲けは人生の「おまけ」、損はもちろん自己責任。

風船のように軽いなぁ、民主党の前原誠司

2007-04-23 23:36:40 | いろいろな人生
 カミさんが何やら騒いでいて、なんだい? と行ってみると、日経新聞の夕刊を読んでいた。読んでみろと言わんばかりに新聞を突き出すので、見ると、民主党の前原誠司がエッセー風の文を書いている。

 例のガセメールで党首を辞任した時より、その後がつらかったのだそうだ。「政治家の失敗は時に国を滅ぼす」と思ってきただけに「自分が許せなかった。」らしい。
 で、どうしたのかといえば、学生の頃より愛読してきた司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読みふけったという。

 何か得られたかって? これが大収穫だ。
「そうだ。政治家はいい意味で特別だ。天から使命をもらっている。そう思ってこそいい仕事ができる」と悟ったらしいのだ。
 竜馬が好きで「京都に生まれ育ったのも何かの因縁か」と、すっかり壮士気分を取り戻したらしい。 しかし、竜馬は京都ではなく土佐の生まれだ。京都にあるのは墓で、霊山護国神社に葬られている。
 以前行ったことがあるが、若者に人気があるらしく、やたらと落書きがある。なかにはこんなのがあった。「竜馬のように、前のめりに生きていきたい。」 はて、どういう意味かと思案したことがあった。

 ところで、何でもそうだが、ガセメールの失敗も具体的に何が悪かったかを明確にしてこそ、同じ誤りを繰り返さない保障になる。竜馬でスッキリでは、落ちこんだ気分をゲーセンの「もぐらたたき」で吹っ飛ばすのと50歩100歩ではなかろうか。ガセメールの失敗と竜馬の間には何の因果も含んでいない。

 「政治家はいい意味で特別だ」? そうだろうか。どんな仕事でも、それぞれに特別なのだ。ドイツ語のベルーフ(Beruf)とは、人材派遣会社の名前になるほど日本でもポピュラーになったが、神が与えた天職という意味である。どんな仕事も、うち込めば天職になっていくという意味でもある。ドイツの宗教改革家ルターがそう教えている。何も政治家ばかりではない。ポリティッシャンもいればステーツマンもいるのである。 

 政治家という職業が使命を授けるのではなかろう。逆である。おのれの使命感があって政治家という職業の選択がある。松下幸之助は誤ったのである。松下政経塾という学校で政治家の使命感を授けられるわけがないのだ。マックス・ウェーバーではないが、せいぜいのところ「職業としての政治」しか教えられないのである。

 政治家が特別だと思いこむこんな人物が民主党の代表になったのである。彼には公僕という意識はさらさらないであろう。
 めざす政治の中身も吟味せずに特別職気分になられたのでは、それこそ国民はいい迷惑である。どこに連れて行かれるかわかったものではない。
 ましてや、前原は軍事オタクである。憲法を変えて活躍の場を広げたいであろう。 

 そうそう、最近読んだ外交評論家の対談本に彼のことがこんなふうに書かれていた。 
「(ガセメール事件は)カラオケ屋で音痴の人が・・・マイクを握っているようなものですね。あのガセメール事件は決定的なもので、もはやインテリジェンスの世界に入ることは許されない。・・・少なくとも、もう二度とインテリジェンスや安全保障には触らないほうがいい。これは資質の問題なので訓練しても直りません。」(「インテリジェンス 武器なき戦争」手嶋龍一・佐藤優、幻冬社新書) 

 来るべき参議院選で自民党が過半数割れを起こし、自民党からお呼びがかかったら、それこそ「天の声」とばかりに、”音痴”な使命感に燃え、仲間の参議院議員を引き連れて自民党に走りかねない筆頭格と目されている。
 どうせ走るんなら、さっさと行ったほうがいい。そのほうがこの国の民主主義のためになる。民主主義にとって同じ政党は二つはいらないのである。


 今日の日経平均は2円高の17455円。前場は136円高ではじまり、9時半過ぎには203円高の17656円まで行き「どうだ、ギャフンだろう」と思ったのもつかの間、後場に入って、先物が売りまくってきて急落となっている。東京市場のへたれ根性を見透かしたやり口だにゃぁと「感心」する。
 ニューヨークは153ドル高となり、アジア、ヨーロッパとも高値更新へと進む勢いでいるのに、このへたれぶりである。決算が見たい、ゴールデンウィークが近い、外人が円安で買いに来ない、海外が上がりすぎて下げるんじゃないか、新興市場がボロボロだ、と弱気の材料は事欠かないという東京市場の心理を「ドカン」と突かれている。
 出来高18.9億株、売買代金2.5兆円、値上がり銘柄525、値下がり銘柄1093、朝の海外勢は570万株の売り越しとなっている。ここにきての新興市場の急落が目立つ。業績の下方修正ばかりしてきたせいで、決算発表に信頼が置けないのである。
 しかし、ここが新興市場の最後の「セーリング・クライマックス」であろう。マザーズなどは900ポイント割れである。株価の急落はこれから買う人にはラッキーチャンスだ。いつまでも下げ続けるということはあり得ない。
 騰落レシオ(25日移動平均)95.62 乖離率(25日移動平均)0.16 RSI 55.58 サイコロ 50.0   XXOXOXXOXOXOO  19683/20584  
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