稲盛マジック？

世界陸上女子マラソン、京セラの原裕美子選手が６位入賞。

京セラと京セラ女子陸上競技部のホームページを見にいったのですが、プレスリリースがありませんでした。

http://www.kyocera.co.jp/athlete/

ＨＰ担当者は夏休みだったのかな？ プレスリリースしないで、大丈夫かな？　稲盛名誉会長に叱られないかな？

（ふかよん注：8/18 陸上部のＨＰで、ニュースリリースありました。）

ＴＢＳの世界陸上中継で、マラソン解説の増田明美さんが、原選手が京セラの稲盛名誉会長の講話を聴くという話や、原選手がインタビューで、レース２日前に稲盛さんと電話で話したとか言われていたので、京セラ陸上部のホームページまできたのに、プレスリリースがないとは・・・・・。

原選手は、インタビューで稲盛名誉会長への感謝の言葉がありました。監督やコーチや同僚よりも、稲盛名誉会長が先ですから、かなり違和感がありますが、稲盛さんの激励は効いたのでしょう。

陸上部の歩みを読むと、バルセロナ五輪や世界陸上東京大会で活躍した山下佐知子選手など、コンスタントに優れた選手が在籍していたことがわかります。

陸上部発足の前にも、男子マラソンで活躍された日本陸連の浜田安則氏（シドニー五輪強化特別副委員長）も京セラ所属でしたね。モントリオール五輪（１９７６）の頃、活躍されていた記憶があります。※記憶が正しければ。。。

浜田氏は、稲盛さんと同じく鹿児島大学出身でもあるので、稲盛さんからスカウトされたのかもしれませんね。（推測です。）

一兆円企業の名誉会長が所属選手に激励するというのは、ふつう選手はプレッシャーを感じるものだと推測しますが、過去２０年間、多くの所属選手が結果を出しており、稲盛さんのお話はためになるのだと思います。

ふだんは立ち読みで済ますことの多い私ですが、稲盛さんの「生き方」（サンマーク出版）という本は買って、忘れた頃に読み返しています。

稲盛さんのお話は、「哲学」の範疇のものですが、企業経営だけでなく、スポーツでも、他の分野でも・・・、普遍的に有効なメッセージがあるのでしょう。