深井動物病院からのお知らせ

堺市・深井駅近くの動物病院『深井動物病院』からのお知らせのブログです

犬の混合ワクチンの変更について(その2)

2016年05月01日 | 病院のお知らせ
混合ワクチンには、予防すべき感染症を含む基本的なワクチン(コアワクチン)と、
飼育環境などによってはコアワクチンに追加した方がよい感染症を含む補助的なワクチン(ノンコアワクチン)があります。

先日、コアワクチンの変更についてお知らせしましたが、このたび犬のワクチネーションの見直しを図り、
ノンコアワクチンの内容を変更することにしました。

犬のノンコアワクチンとしては「犬レプトスピラ症」が一般的です。
「犬レプトスピラ症」は、レプトスピラ菌を保有するネズミ捕食や汚染された土壌、水たまりなどから感染します。
肝臓や腎臓に障害を引き起こし、重症例では死亡する場合もあります。
感染した犬の尿に多量の菌が排泄され、人にも感染する危険性がある「動物介在感染症」です。

病原菌には多数の「血清型」が存在し、血清型の異なるとワクチンでの防御効果がありません。
現在、主に使用されているレプトスピラワクチンには2種の血清型が含まれていますが、
日本で主にみられる血清型ではありません。
このたび当院で使用するレプトスピラワクチン「京都微研キャナインレプト5」には
5種の血清型が含まれていて、国内で主にみられる上位の血清型が含まれています。


これまではコアワクチン5種とノンコアワクチン2種の7種混合ワクチンを使用してきましたが、
これからはコアワクチン6種とノンコアワクチン5種の11種混合ワクチンを使用します。
ワクチンの安全性については、今までと変わりなく問題ありません。

話を整理しますと、屋内または自宅敷地内中心で飼われている犬にはコアワクチンである6種混合を、
自宅周辺に田畑や山林や沼・池がある場合やレジャーや狩猟でよく山林や沼・池に連れて行く場合はノンコアワクチンを含む11種をお勧めします。

価格は6種混合ワクチンが6,500円(税抜き)、11種混合ワクチンが7,000円(税抜き)です。
従来の7種混合ワクチンより500円値上げいたしました。

御理解の程、よろしくお願いします。
御不明な点は遠慮なくお尋ねください。わかりやすくお話しいたします。

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